甲斐博和監督の長編映画『イノセント15』(イノセントフィフティーン)が、12月17日より、テアトル新宿にて劇場公開されることになりました。
さらに第24回レインダンス映画祭オフィシャルセレクション部門に、『二重生活』、『セトウツミ』に並び、日本からの正式招待作品3本のうちの1本として上映されることも決定したそうです。 |
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新鋭新人俳優のデビュー! 主人公の銀役には、『オケ老人!』『ちはやふる』等、映画・ドラマで活躍中の若手実力派俳優・萩原利久。ヒロインの成美役には、CM・ドラマで女優として活躍しながらも、今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で監督としても注目を浴びている女優・小川紗良。2人ともに映画初主演でありながら、繊細に揺れ動く言葉にならない感情を見事に演じきった。銀の父親役には山下敦弘監督の作品に欠かせない怪優・山本剛史。美の母親役にはNHK連続テレビ小説「まんてん」のヒロイン役で人気を博した宮地真緒。その他にも様々な実力派俳優が脇を固め、物語の彫りを際立たせている。 惹かれあい、傷つけあう、孤独な2人の淡すぎる青春。 |
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主演である萩原利久さんと小川紗良さんからコメントを頂いています。
萩原さんからのコメント: 小川さんからのコメント: |
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物語・・・
とある地方都市の、小さな町。岩崎銀 (15) は、野球好きの中学三年生。学校には行かずにブラブラしているミン、ユウキとつるんでいる。そんな銀は、同級生の佐田成美(15)に突然告白される。断る銀。不思議がるミン達だが、銀は女の子に興味が無さそうである。一方、銀に振られても屈託のない素振りの成美。 しかし、家に帰ると「高校なんて行かずに風俗行けば?」と母親である佐田律子 に言われるなど、 居場所が無い。さらには律子の恋人、神林アツシにその性を売られようともしていた。そして銀も、自分の父親である岩崎大道の、知りたくなかった秘密を知る・・・。 重い現実が二人を取り巻いていく中、成美は町から逃げ出し、東京に住む父親、佐田大吾の家に行くことを決める。最後のお別れにやって来た成美に対して、銀は突然、「俺も行く」 と言い出す。お互いに秘密を抱えたまま、2人の旅は幸福なスタートを切るが、その道程には、新たな現実が待っていた…。無垢ゆえに無知な2人が、交わす言葉もうまく見つからないまま惹かれあい、大人たちの平穏と不穏、そして地方都市の静寂と喧騒の先に見つめる、儚い希望と切ない恋の物語。
公式サイト: |
監督・脚本:甲斐博和
プロデューサー 前信介
出演:萩原利久 小川紗良 影山樹生弥 中村圭太郎 信國輝彦 木村知貴 久保陽香
山本剛史 /本多章一 / 宮地真緒
2016/88min/color
配給:TOCA.TOKYO
©2016「イノセント15」製作委員会 あらに ひたそうです荒のコメント