映画『RANMARU 神の舌を持つ男』が2016年12月3日(土)に公開となります。
撮影の後半に突入した現場にて、主演の向井理、木村文乃、佐藤二朗が演じる“ポンコツ3人組” が堤幸彦監督の無茶ぶりともいえる演出に抜群の演技力とチームワークを発揮、向井、木村、佐藤と堤監督が現場取材に応じました。 「RANMARU 神の舌を持つ男~」とは…? 数々の“超舌”ヒット作を生み続けるエンターテインメントの名匠・堤幸彦が20年来温めてきたアイデア。 日本人の誰もが愛する【温泉】を舞台に、旅をしながら事件の謎を解決するミステリーだった!愛を求めて放浪するウブな男が女を追って行く先々の温泉郷で事件に出くわすもその特異な能力=舌で舐めて鮮やかに解決!!濃過ぎるキャラたち、とめどなく繰り出されるハイブローなギャグ、2時間サスペンス風味、ちょっぴりのエロス、ラブも少々、田舎で起る殺人事件、ちょっぴりの社会派視点、坂本冬美による演歌の主題歌……を華麗にまとめあげた国宝級の味わい。 これぞ、娯楽映画の決定版!映画では蘭丸の“口に合う”運命の女性として木村多江が登場。 その他に、市原隼人、黒谷友香、財前直見ほか、強力な新キャラクターも登場!謎解きを楽しみながら大いに笑って癒されてください! |
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バスに乗ってロケ地・静岡県裾野市某所に着くと、そこにいたのは道の端に怪しいいでたちをした白髪の老婆たち。彼女たちは横溝系ミステリーの雰囲気を盛り上げる重要な登場人物だ。 この日は、旅の途中行き倒れた蘭丸が介抱してもらった鬼灯村で死体が発見され、現場検証が行われるシーン。今回はいつもの堤組とは違う新しいメンバーが参加するなど新しい試みもあるが、堤幸彦監督特有の笑いは健在! 堤監督:映画化することはある種の勝負と賭けになる!! と、ドラマ映画化に関して語る堤監督。 医者役の木村多江が、陥没穴から発見された死体を検死するシリアスな場面であるにもかかわらず、堤監督が次々ギャグを足して面白いシーンになっていく。「(死後)硬直がすごい」と言うとき、死体のズボンのジッパーを下げるという下ネタを提案する堤。 佐藤が「やめろ」とぼそり、ツッコむ。木村多江は、こんなことをやらされているにもかかわらず「自分だけ笑いが少ないのではないか」と心配していたらしい。 次々にアイディアが浮かび出す堤演出に対し 向井さん:もちろんいい意味ですけど、わけのわからなさも合わせて映画はもっとスケールアップしていて、監督の世界感がすごく飛び抜けている。僕も被害者のうちのひとりです(笑)。 と言い、 木村さん:ドラマが終わって映画がインするまで2週間ありましたが、(その間)癒えた傷がまたえぐられるなって気持ちです(笑)私だけでなく、スタッフのみなさんも、同じような挑戦状を渡されてがんばっているから、私も恥ずかしいとか個人的な問題を置いて、楽しくやっていかないといけない。 とコメント。一方 佐藤さん:僕はわりとまともな役なのでぼーっと観ています。連ドラの三倍くらい輪をかけて強烈な方たちがでてくるので見ているだけで楽しいです。木村多江ちゃんも市原隼人くんも財前直見さんも、みんなこんなことやってくれるのかなっていうような堤さんの特殊な演出を、嬉々としてやっています。ほかの作品では見られない非常に貴重な姿が見られると思います。 と役柄同様、超マイペースなコメント。 |
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とにもかくにも、抜群のチームワークで、堤幸彦らしい一風変わったミステリー映画が誕生しそうだ。 『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して・・・蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』 は、2016年12月3日(土)に公開となります。 |
出演:向井 理 木村文乃 佐藤二朗 木村多江 市原隼人 財前直見 黒谷友香 岡本信人
渡辺哲 矢島健一
中野英雄 春海四方 落合モトキ 永瀬匡
原案・監督:堤幸彦
脚本:櫻井武晴
音楽:荻野清子
主題歌:坂本冬美「女は抱かれて鮎になる」(ユニバーサル ミュージック)
原作:TBSテレビ ドラマ「神の舌を持つ男」
配給:松竹
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