「バースデーカード」・・・それは
天国に旅立った母が20歳まで娘に送り続けた、愛の手紙。 手紙を通し、様々な困難や新しい出会いに直面していく娘・紀子を演じるのは橋本愛。 紀子が10歳の時に若くして病死し、手紙を書き残す母・芳恵に宮﨑あおい。 そして、家族を大きな愛で包む紀子の父・宗一郎にユースケ・サンタマリア、紀子の弟・正男に須賀健太と、個性豊かな実力派俳優が集結し、この秋スクリーンで観る者の心を温かくし、爽やかに涙する映画が誕生しました。 |
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気になる物語は・・・
“21世紀の紀に、子どもと書いて紀子。いま、この時代に、確かに私という人間が存在した、という意味を込め、パパが付けてくれた名前です。 小学生時代のあだ名は「泣き虫のりこ」。引っ込み思案な性格で、クラス対抗のクイズ大会では、パパとママ、弟の正男と家族総出で協力してくれたのに、勇気が出せず一問も答えられませんでした。落ち込む私をいつも励ましてくれるのがママでした。優しくて、明るくて、そんなママのことが大好きでした。このままずっと隣にいて安心させてくれる、と当たり前のように思っていました。10歳の誕生日までは・・・。 ママは病気に勝てず天国に行ってしまったのです。ママと過ごす最後の年になってしまった10歳の誕生日。ある約束をしました。 それは20歳を迎えるまで私たち姉弟に毎年手紙を贈ること―。そして翌年、母がいない11歳の誕生日に、本当に手紙が届きました。 “11歳ののんちゃんへ これからのんちゃんが20歳になるまで、毎年手紙を贈るので楽しみにして下さい”12歳の手紙には美味しいお菓子のレシピが書いてあり、クラスの人気者になれました。13歳は学校をさぼって映画鑑賞のススメ、14歳はなんとキスの手ほどき! 17歳の時には、初めてママの故郷・小豆島に行き、中学生時代のママを知ることに。行動力があって、私とは大違い。本当に同じ遺伝子が入っているのか心配になるくらい・・・。 19歳の手紙には驚きました。 “・・・実は昨日ママとパパは喧嘩をしました。原因はママが手紙を破り捨てたからです”19歳の私がどんなことに悩み、どんなことで苦しんでいるのか? 何を書いてあげたらいいのかがわからない、といつも元気なママが苦しんでいたのです。一言だけでもいいから書いて欲しいというパパの気持ちを汲み、素直な気持ちを綴った手紙でした。そんなママの思いを知り、涙がとめどなく溢れるのでした。
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こうして、私に残された手紙はあと1通に。
20歳を迎える最後の手紙。 そこに綴られていたのは、初めて知るママの真実。そして・・・ 主題歌は木村カエラさんの「向日葵」。 花言葉は「あなただけをみつめている」。 母親にとって子供は太陽。そんな母親の姿と、ひまわりとを重ね歌詞を綴ったそうです。 温かく切ないメロディーに、幸せの涙あふれる 「バースデーカード」 公開日は2016年10月22日丸の内TOEIほか ロードショーです。 公式サイト: |
橋本 愛 ユースケ・サンタマリア / 宮﨑あおい
須賀健太 / 中村 蒼 / 谷原章介 木村多江
安藤玉恵 黒田大輔 清水 伸 田中 圭 洞口依子
監督・脚本:吉田 康弘 主題歌:「向日葵」木村カエラ(ELA / ビクターエンタテインメント)
(c)2016「バースデーカード」製作委員会