映画情報どっとこむ mari SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016ゲスト第1弾発表若手映像クリエイターの登竜門として2004年にスタートしたSKIPシティ国際Dシネマ映画祭.

13回目の開催を迎えた今回は7月16日(土)から24日(日)までの9日間行われました。

そして、この度、会期中に行われた観客人気投票による投票結果が決定しました。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016

観客人気投票結果発表!1位は

長編部門 『タンナ』 (オーストラリア、バヌアツ)
短編部門 『想影』
アニメーション部門 『こんぷれっくす×コンプレックス』

審査員による主催者賞の授与とは別に発表される本結果は、正規の賞ではないものの、来場されたお客様ひとりひとりによる人気投票の集計結果となっており、第1位を獲得した作品は、もっとも観客の皆さまの支持を集めた作品として、まさに「観客賞」ともいえる結果となっています。

観客賞の長編が日本の作品にならないのが、さすがSKIPさん。
映画好きが集まっている映画祭だとわかります!

映画情報どっとこむ mari 投票結果は下記の通りです。

長編部門(国際コンペティション) 観客人気投票結果
■第1位 『タンナ』 <2015年/オーストラリア・バヌアツ/104分>
★SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016 長編部門 監督賞受賞作品
◎ベントレー・ディーン監督、 マーティン・バトラー監督共同コメント
観客人気投票ナンバー1の知らせに、『タンナ』のファンは大喜びするでしょう。そして、マーティンと私、ベントレーも誇りに感じます。評判を世界に広めましょう!
タンナ
<STORY>
南太平洋バヌアツで起こった悲しい物語。実話をもとに描かれる、秘境の恋。
タンナ島で暮らす少女ワワは、族長の孫ダインと恋に落ちる。しかし部族間の争いが激しくなり、和平協定として別の部族の男と婚約させられてしまう。部族のしきたりと愛情の狭間に立たされた二人は…。
監督:ベントレー・ディーン、マーティン・バトラー
出演:ムンガウ・ダイン、マリエ・ワワ、マルセリン・ロフィト
©2015 Contact Films

■第2位 『アヒルからの贈り物』 <2015年/ベルギー/84分>
★SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016 長編部門 脚本賞受賞作品
◎オリヴィエ・ランジェ監督 コメント
アヒルからの贈り物観客が作品をどのように受け留めたかを知ることは、監督として常に興味深いものです。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭の観客人気投票の結果には、とても特別な意味があります。たとえ文化的な違いがあろうとも、作品は世界中を旅して、観客に届けられるのです。このことは、監督にとって一番大きな賞と言えるでしょう。
©Ring Prod

■第3位 『ニュー・クラスメイト』 <2015年/インド/96分>
◎アシュヴィニー・アイヤル・ティワーリー監督 コメント
ニュー・クラスメイトみなさん、夢や希望で溢れた『ニュー・クラスメイト』を愛してくれてありがとうございます。世界中の誰もが夢を抱く権利を持っているのです。本当にありがとうございます。
©Films Boutique

映画情報どっとこむ mari 短編部門(国内コンペティション) 観客人気投票結果

第1位 『想影』 <2016 年/日本/30 分>
<STORY>
中学時代の恋心。大人になったら、その気持ちは…。高杉真宙、松原菜野花主演。中学生のころ、由美は同級生の栄に想いを寄せていた。いつも優しくしてくれる彼のことが、頭から離れない日々―。時は流れ、大人になった由美はある日、母親から栄の結婚話を聞かされる。
想影
◎加藤慶吾 監督 コメント
本作が、観てくださった方々にどう受け取られたのか、それを知るすべはなく、上映後も掴まえ所のない感覚に陥っておりました。そんななか、大変喜ばしい吉報です。映画を撮る身として、観客の方々から評価される、こんなに嬉しいことはありません。キャスト・スタッフ一同、大変喜んでおります。本映画祭での上映時の盛り上がり、そして今回の結果、それらを原動力にまだまだ作品を作り続けてまいります。この度は、本当にありがとうございました。
監督:加藤 慶吾
出演:高杉真宙、松原菜野花、細田善彦、三瓶美菜、日高七海、岡見百桃、東佳代子
©omokage

第2位 『テイク8』 <2015 年/日本/19 分>
★SKIP シティ国際D シネマ映画祭2016 短編部門 奨励賞受賞作品
テイク8◎上田慎一郎監督 コメント
日々「観客の心を動かす映画」を模索している身として、とても嬉しいです!しかし同時に1位に届かなかった悔しさもあります。浮き足立ちやすい自分にとって、喜びと悔しさ両方味わえる銀メダルはとても有難いものです。この結果を喜び、また悔しがり、次の作品に向かいたいと思います!
©八王子日本閣

第3位 『嘘をついて』 <2015 年/日本/25 分>
★SKIP シティ国際D シネマ映画祭2016 短編部門 最優秀作品賞受賞作品
嘘をついて◎三ツ橋勇二監督 コメント
たくさんのお客さんに観ていただき、このように評価していただき、とても幸せです。「忘れられない、いい映画でした」と、あるお客さんから言われたことがこれからも映画を作り続けられる力になります。ありがとうございました。
© YUJI MITSUHASHI

映画情報どっとこむ mari アニメーション部門(国内コンペティション) 観客人気投票結果

第1位 『こんぷれっくす×コンプレックス』 <2015 年/日本/24 分>
★SKIP シティ国際D シネマ映画祭2016 アニメーション部門
最優秀作品賞受賞作品
こんぷれっくす×コンプレックス
<STORY>
大人に憧れている中学二年生のゆい。わき毛が大人の象徴だと思い込み、クラス1 わき毛の濃い男子、武尾に興味を持つ。それは恋か、憧れか。思春期の可笑しくも淡い心の揺れ動きが訥々とした会話とともに健やかに描き出される。
監督:ふくだ みゆき
◎ふくだ みゆき 監督 コメント
1 位!ありがとうございます!すごくすごく嬉しいです!お客様の心まで作品を届けることができて、作り手として一番の幸せです。これを励みに、また皆さんに楽しんでもらえるような作品を作っていきたいと思います!ありがとうございました!
© PANPOKOPINA

第2位 『アチラカセカイ』 <2015 年/日本/20 分>
アチラカセカイ◎三島敦監督 コメント
人気投票で2位というお知らせをいただきまして誠にありがとうございます。この作品は会話劇の無い20分弱の長いアニメーションで、エンタメとして本来なら編集して半分以下に収めるべき所を、カットすると自分が表現したいサブテキストが崩れると思いカットできませんでした。にも関わらず楽しんでいただけた観客がいらっしゃるのは大変勇気になります。皆様、本当にありがとうございました。
©三島 敦

第3位 『あたしだけをみて』 <2016 年/日本/7 分>
★SKIP シティ国際D シネマ映画祭2016 アニメーション部門 奨励賞受賞作品
◎見里朝希監督 コメント
あたしだけをみて奨励賞を頂いた上に人気投票でも3 位に入れて嬉しいです。この作品が小さいお子さんにも
気に入って頂けたのが意外でした。これからも大勢の人に気に入ってもらえるような作品を
制作していきたいです。
© 2016 Tomoki Misato

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<SKIP シティ国際D シネマ映画祭2016 開催概要>
■会期:2016 年7 月16 日(土)~7 月24 日(日)
■会場:SKIP シティ 映像ホール、多目的ホールほか(川口市上青木3-12-63)
■主催:埼玉県、川口市、SKIP シティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会
■公式サイト: www.skipcity-dcf.jp
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