映画情報どっとこむ TJ 綾野剛主演、日本映画賞を総なめにした『凶悪』の白石和彌監督の待望の最新作『日本で一番悪い奴ら』が全国公開中!

7月2日(土)〜7月8日(金)まで、白石和彌監督による7日間連続トークイベントを実施中。

その<第五弾>のゲストは、本作で、主人公諸星を目の敵にする東京・警視庁のライバル刑事・国吉博和役を演じた音尾琢真さん!
言わずもがな、最もチケットが取れない演劇集団TEAM NACKSでご活躍の役者さん!
日悪0706白石和彌監督VS音尾琢真2

『日本で一番悪い奴ら』7日間連続トークイベント<第五弾>
日付:7月6日
場所:新宿バルト9
登壇:音尾琢真 (TEAM NACS)、白石和彌監督

映画情報どっとこむ TJ 大きな拍手で迎えられた音尾さんは

音尾さん:こんばんは、綾野剛です。

と挨拶し会場からは笑いでつかみます。

音尾さん:非常に面白かったです。実は父が北海道警察に勤めていて・・・・父もこんな恐ろしいことになっていたのかな。

と告白。ブラック過ぎて!?会場はざわつきと笑いが混在。

白石監督:映画のキャンペーンで札幌へ行ったときに、原作者の稲葉さんにエピソードを話すと「えっ!?音尾さんの息子!?」って。

と驚いていたそう。実は、稲葉氏が警察官として勤務していた際、音尾の父と同僚の間柄だったことが白石監督によって語られると、会場からは再びざわめきが。生活安全課なのか銃器課なのか・・・。

白石監督がその会話の中で音尾の父の印象を聞いてみたとろ「いつも財布に息子さん(音尾)の写真を忍ばせていた。嬉しそうに写真を見せながら週末は一緒にキャンプに行ったり、BBQをしたりするんですよ。

と伝え聞いて、

音尾さん:高校の頃くらいから、父からのキャンプの誘いを断るようになったので今年は一緒に行きたい。

日悪0706白石和彌監督VS音尾琢真

映画情報どっとこむ TJ さらに音尾は白石監督と同じ高校の一学年下の後輩だったらしく、昔話で盛り上がり!音尾が所属する新体操部が

白石監督:文化祭の時にバク転とかして女子にモテるから面白くなかった。だから体操部の道具に砂を掛けたりしていた。

とまさかの告白に

音尾さん:本当に日本で一番悪い奴ですね。

と。音尾は当時、同学年で白石監督と同じサッカー部に所属していた友人に白石監督の当時の悪事を聞き出したそうで、冬場の筋トレの際は階段の真下で女子生徒スカートの中を見るために場所を動かかなったことや、とある先輩の自転車を学校のポールに縛りつけたり、お祭りで先輩が真剣にやっていた“型抜き”を叩き割り、怒った先輩を見てゲラゲラ笑っていたなど、高校生だった白石監督の悪事の数々を音尾によってばらされるとこの日一番の爆笑が。

当時の思い出に浸るように

白石監督:やることが小さいですね~。

と笑顔で感想を述べつつも、過去の悪事を認めた上で謝罪していた。そんな悪事を繰り返していた一方で、白石監督は部活の練習は熱心で人望は厚かったと真面目な一面も暴露されると照れた様子を浮かべていた。そんな白石監督のおもしろい事を発想する能力は現場でも表れていたそうで、現場で「このシーンはこうしてみてくれない?」と台本に書かれていない演出案を提案され、やってみると断然に面白くなっていたと白石監督の演出力の高さを音尾は絶賛。

映画情報どっとこむ TJ 最後に、

白石監督:どんなオファーも受けてくれると言うので色々な役を音尾君にぶっこんでいきたい!

と音尾との再タッグを希望すると、会場からは大歓声。終始、笑いに溢れたイベントは大盛り上がり。

映画『日本で一番悪い奴ら』

ストーリー 日本警察史上最大の不祥事。奴らはいったい何をしたのか!?

日本で一番悪い奴ら北海道警察の新米刑事・諸星要一(綾野剛)は、叩き上げの刑事たちの前で右往左往する毎日をおくっていた。そんな中、署内随一の敏腕刑事・村井(ピエール瀧)から教えられた刑事として認められる唯一の方法、それは【点数】を稼ぐこと。あらゆる罪状が点数別に分類され、熾烈な点数稼ぎに勝利した者だけが組織に生き残る。そのためには裏社会に飛び込み、捜査に協力するスパイ=S(エス)を仲間にし、有利な情報を手に入れろ――。こうして、その教えに従った諸星と、彼の元に集まった3人のSたちとの狂喜と波乱に満ちた生活がはじまった。

「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、ありとあらゆる悪事に手を汚した北海道警察の刑事・諸星の行き着く先は!?「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件をモチーフに、日本一ワルな警察官と裏社会のワルたちのタッグが巻き起こす“ヤバすぎる事件”の幕が切って落とされる!

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監督:白石和彌
脚本:池上純哉
音楽:安川午朗
原作:稲葉圭昭「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫)

出演:綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス) 、ピエール瀧

配給:東映・日活 制作プロダクション:ジャンゴフィルム
企画協力:フラミンゴ
(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

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