映画情報どっとこむ ralph 今年1月10日、この世を去ったデヴィッド・ボウイ。このたび彼が初主演を務めた1976年公開の映画『地球に落ちて来た男』を、7月16日(土)より、渋谷ユーロスペース、シネマート心斎橋を皮切りに、全国順次公開します。
地球に落ちて来た男_メインビジュアル

実は京都みなみ会館の出資により、公開が実現。地方の映画館が、映画を上映するだけではなく自ら発信する、新しいプロジェクトの1本でもあるんです。

そして!このたびメインビジュアルと予告編が完成!

このたび完成したメインビジュアルは、宇宙船のなかでうつむくボウイ=ニュートンの顔をメインに、彼の繊細な美しさを全面にだした構成となっている。キャッチコピーは、「今はもうないあの場所へ いつの日かわたしはきっと帰るだろう」。予告編では、地球外から来た男の奇妙に優雅な生活のなかでもどこか悲しさを帯びた表情を浮かべるニュートンの姿と、SFでありながらも不思議と懐かしさを感じさせる、混沌とした世界観が垣間見える。

映画情報どっとこむ ralph ウォルター・テヴィスの同名SF小説を、『美しき冒険旅行』『赤い影』のニコラス・ローグ監督が映画化。新天地を求めて地球に降り立った美しき宇宙人を、映画初出演となるデヴィッド・ボウイが演じている本作。

俳優として演技に全力を注いだボウイは、本作の完成後、精神的なバランスを崩します。

やがて彼は「アラディン・セイン」「ジギー・スターダスト」に続く新たな人格を求め、「シン・ホワイト・デューク」を名乗り始める。それは『地球に落ちて来た男』の宇宙人、トーマス・ジェローム・ニュートンのイメージと重なり合うものであった。ボウイは、76年に『ステイション・トゥ・ステイション』、77年にベルリンに拠点を移して製作された『ロウ』の2枚のアルバムを発表。

これらのアルバムのジャケットは、ともに『地球に落ちて来た男』の場面写真が使われていて、ボウイ=ニュートンの姿。

そのことが如何に、この作品がボウイのキャリアの中でいかに大きな位置を占めているかを表しています。

映画情報どっとこむ ralph 物語・・・
TMWFE_mainある日宇宙船が地球に落下する。砂漠に降り立った宇宙人は、あまりに美しい容姿を持っていた。その後弁護士のもとを訪れた彼は、人知を超えた9つの特許を元に、弁護士とともに巨大企業を作り上げていく。アメリカのかつての大富豪、ハワード・ヒューズなどを思わせる、彼の奇妙な暮らしが始まり、彼は全米の注目の的となる。一体彼は何をしようとしているのか?彼は何者なのか? もちろんそんな彼の勢威を恐れる者たちもいた。彼の秘密の計画は思わぬ妨害を受け、彼の暮らしは一気に変わる。果たして彼は、故郷の星に戻ることができるのか……。

今はもうないあの場所へ いつの日かわたしはきっと帰るだろう。

追悼デヴィッド・ボウイ、ふたたびスクリーンで!

映画『地球に落ちて来た男

公式サイト:http://bowiechikyu.jp

7/16(土)よりユーロスペース、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー!

【続々決定!】 7/23(土)~名古屋シネマテーク、8/13(土)~京都みなみ会館にて公開決定

***********************************

監督:ニコラス・ローグ
脚本:ポール・メイヤーズバーグ
原作:ウォルター・テヴィス 
音楽:ジョン・フィリップス、ツトム・ヤマシタ 
撮影:アンソニー・B・リッチモンド 

出演:デヴィッド・ボウイ、リップ・トーン、キャンディ・クラーク、バック・ヘンリー 、バーニー・ケイシー、ほか

原題:The Man Who Fell To Earth 1976年/イギリス/カラー/139分/デジタル

© 1976 Studiocanal Films Ltd. All rights reserved.

提供:京都みなみ会館、boid 配給:boid 

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ