『セトウツミ』第19回上海国際映画祭で公式上映 大森立嗣監督が舞台挨拶！

池松壮亮ｘ菅田将暉のシニカルな「会話」の面白さを映画化した『セトウツミ』が7月2日（土）より新宿ピカデリー他全国公開となります。

現在開催中の第19回上海国際映画祭【会期：2016年6月11日～6月19日】にて公式上映されました。
大森立嗣監督が登壇したQ&Aでは熱心なファンのもと大盛況なものとなりました。

日時：6月14日（火）
会場：上海影城
Shanghai Film Art Center
登壇：大森立嗣監督

キャパシティ1,000人の大きな会場が満席となる盛況ぶり。中国語の字幕でも作品の空気感が伝わったようで現地の観客も大ウケ。終始大きな笑いが起こる大盛り上がりの舞台挨拶・上映となりました。

Ｑ：マンガ原作を映画化する際に難しかったことは？

大森監督：映画のカット割りとマンガの（コマの）割り方は全然違うので、マンガと同じにならないようにしました。脚本のリズムや役者の芝居の動きを見ながら、撮り方も変えて、長回しを使ったりとバランスをみながら撮影しました。

と撮影方法についての深いやり取りもあり、熱心にメモをとる学生らしき人の姿もあったそうです！

Ｑ：主演の池松壮亮さん、菅田将暉さんと、もう一度新しい映画を撮る気持ちはありますか？

大森監督：もちろん、ぜひまたやりたいと思っています。

と答えると、客席からは「またお願いします！」と日本語で声が上がり、池松、菅田の中人気ぶりにも驚かされました。

上映を終えて

大森監督：こんなに大きい劇場で上映するとは思わなかった、しかも満席で圧巻でした。スクリーンが大きすぎて『セトウツミ』には似つかわしくないかな（笑）。中国の映画ファンは純粋に映画を観てくれている感じがしました。若い観客が多かったのも嬉しいね。

と感想を述べました。日本の公開に先駆け上映した上海国際映画祭での大成功を受け、日本での公開もますます待ち遠しくなります。

映画『セトウツミ』

７月２日（土）新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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