映画情報どっとこむ TJ ドブリーデン! ミハル・ジャプカ〜
〜トリウッド×下北沢映画祭 チェコアニメの新しい才能を下北沢から発信!〜

10月8〜10日に開催する第八回下北沢映画祭に先駆け、5月21日(土)より下北沢トリウッドでチェコアニメーションの特集上映が開催となります!

チェコアニメの伝統を守りながらも、精力的に新しい世界・新しい技術に果敢に挑戦し、チェコアニメの新世代を担うミハル・ジャプカを特集します。ポヤル原案の最新作『The Christmas Ballad』を含む短編 4作品を上映。時に可笑しく、時に不気味に展開されるジャプカワールドが堪能できます。

チェコアニメーションの世界

昨年の下北沢映画祭にてチェコ映画界の巨匠オルドジヒ・リプスキーの『アデラ/ニック・カーター、プラハの対決』(ヤン・シュヴァンクマイエルが美術協力)をトリウッドで上映したことがきっかけでスタートした今回の企画。

文化的求心力のある街を舞台に、映画・映像の新たな楽しみ方を提案してきたトリウッドと下北沢映画祭による新たな試みに、期待です。

映画情報どっとこむ TJ イベント名:下北沢映画祭セレクション チェコアニメーションの世界 〜ドブリーデン! ミハル・ジャプカ〜
※ドブリーデン=日本語で「こんにちは」  

日時:5月21日(土)〜6月5日(日)
土日 12:00〜/20:00〜 平日/20:00〜
※火曜日休映。6月4日、5日は12:00の回のみとなります
※併映作品やゲストは追って公式HPでお知らせします

会場:下北沢トリウッド(東京都世田谷区代沢5-35-5-2F)
協力:チェコ蔵
チケット代:1,000円(税込)
※半券割:同時期にトリウッドで上映される『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』『WAT 2016』の半券提示で100円引き

※プログラム内容は変更になる場合があります。

下北沢映画祭 
http://shimokitafilm.com
※SHIMOKITA MOVIE STUDIES第三弾は初夏開催(予定)。第八回下北沢映画祭は10月8日(土)〜10日(祝)開催!

下北沢トリウッド 
http://homepage1.nifty.com/tollywood/

映画情報どっとこむ TJ <作品情報>
ババルーン』(1997年/5分/監督・脚本:ミハル・ジャプカ)
子供と妻のために食事を用意する夫。お酒を飲んできた妻が帰ってきて大騒ぎに……。ジャプカの幼児体験が反映された、両親と子供の造形がユニークなアニメーション。
ババルーン

原始哺乳類』
(2001年/9分/監督・脚本:ミハル・ジャプカ)
大型爬虫類全盛の時代、哺乳類の祖先はか弱く小さく、恐竜に怯えながら暮らしていた…… 哺乳類の祖先の家族が繰り広げるコミカルな人形アニメーション。
原始哺乳類

Mrs. G』
(2007年/12分/監督・脚本:ミハル・ジャプカ)
誕生日に両親からもらったとっておきのプレゼント。それは一体の人形だった……。ひとりの男とそのパートナーの、一風変わったラブストーリー。
受賞暦:
ロンドン国際アニメーション映画祭 2007
最優秀インターナショナル・アニメーション作品、
アテネ・アニメーション映画祭 2009 審査員特別賞、チェコアニメーション映画祭 2007 観客賞 他多数
Mrs.G

The Christmas Ballad』※日本初公開!
(2016年/12分/監督:ミハル・ジャプカ 原案・脚本:ブジェチスラフ・ポヤル)
戦争で荒れ果てた町で、戦闘機から逃げながら壊れたおもちゃを集める少年。ある日、少年はクリスマスプレゼントを拾い、移動遊園地へと持っていくのだが……。 チェコアニメ界の巨匠・ブジェチスラフ・ポヤル最後の脚本を基にジャプカが手がけるクリスマスの物語。
受賞歴:アテネ・アニメーション映画祭 2016 準グランプリ
Christmas-Ballad

映画情報どっとこむ TJ 運営側のコメントが届いてます!

【企画担当 下北沢映画祭運営委員会・田村沙貴より】
第七回下北沢映画祭でのチェコ映画『アデラ/ニック・カーター、プラハの対決』の上映をきっかけに、トリウッドさんより声をかけていただき、たくさんの方のご協力を得て実現した企画です。特集上映をするミハル・ジャプカ監督は、日本で知る人は少ないかもしれませんが、愛嬌のあるキャラクターと丁寧に作り込まれた世界、切なさとユーモア溢れる魅力的な作品を創るクリエイターです。今回、特集上映をするにあたりジャプカ監督と直接やりとりをし、過去作と併せて最新作『The Christmas Ballad』の上映許可をいただきました。チェコアニメ界の巨匠・ブジェチスラフ・ポヤル最後の脚本を映像化し日本初公開となる本作を、下北沢で、トリウッドで観ていただけたらと思います。
チェコアニメはクルテクやシュヴァンクマイエルだけじゃない!是非、ミハル・ジャプカというクリエイターを知って、観て、注目していただきたいです。

【トリウッド代表 大槻貴宏より】
映画祭の入賞作品を上映しましょう(してください)という提案はまぁあるし、映画祭を映画館で開催というのもまぁあるのですが、<映画祭のスタッフの企画を運営委員会と映画館とで進めてロードショー公開する>というのは、今までほとんど無かった企画だと思っています。
こういう試みが良い結果を残して、もっともっとお互いを利用するような形になれば、様々な地域・地方で開催されている映画祭の存在意義がもっと増すんじゃないかな、と密かに願っています。

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