宮藤官九郎監督の最新作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』が、1月27日(水)より開催されている第45回ロッテルダム国際映画祭において「VOICES部門(円熟した内容・力強さを盛った作品が招待され、すでに実力を認められた監督による新作が並ぶ)」に招待され上映されることを受け、宮藤監督が現地入り。
宮藤監督は、監督デビュー作『真夜中の弥次さん喜多さん』でもロッテルダム映画祭を訪れており、思い出深い映画祭。10年ぶりに、最新作を引っ下げての参加となり、2月2日現地時間午後19時より舞台挨拶。上映後の観客からの質疑応答を行いました。 |
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平日の上映にも関わらず、会場である「Oude Luxor」の前には、上映を待つ長蛇の列ができ、注目度が高かった様子。まず上映前に舞台挨拶に登壇した監督、
宮藤監督:こんばんは。日本から10年振りにやってきました、宮藤官九郎です。10年前にこの劇場で上映した『真夜中の弥次さん喜多さん』という映画に主演した長瀬智也くんが今回は地獄の赤鬼を演じています。かなり激しい、ロック青春ミュージカルだと思っています。楽しんでいただけたら、幸いです。よろしくお願いします。 と挨拶。 上映終了後に行われたQ&Aでは、 Q:この役は初めから長瀬さんを想定して書いたんですか? 宮藤監督:はい、僕と彼が地獄を舞台にしたロックのコメディをやりたいねと話していたのが、この映画のスタートだった。僕も長瀬くんも『テネィシャスD』というジャック・ブラック主演の映画がとても好きで、日本では長瀬くんのような良い意味でオーバーな表現をする役者さんが中々珍しいので、彼は日本のジャック・ブラックだと思っています。 会場を出ると監督を待つ観客の波に囲まれ、最後まで興奮状態の中、終了しました。 |
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『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』
公式サイト:TooYoungToDie.jp 日本のエンタテインメント界を牽引する宮藤官九郎の完全オリジナル作品で、待望の監督最新作の舞台に選んだのは、ズバリ【地獄】。 不慮の事故で17歳にして命を失った高校生・大助。目覚めるとそこは―まさかの【地獄】!! たいして悪いこともしてないのに、大好きなひろ美ちゃんとキスもしてないのに、このまま死ぬには若すぎる! ロックバンドを率いる赤鬼のキラーKと出会った大助は、彼から地獄のしくみを学び、ひろ美ちゃんとキスするために現世へのよみがえりを目指して大奮闘するのだが―。 地獄専属ロックバンド“地獄図(ヘルズ)”のボーカル&ギターで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーKを演じるのは、7年ぶりの映画主演となる長瀬智也。 17歳という若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイトへ会いたい一心でキラーK と生き返りを目指す高校生・大助を演じるのは神木隆之介。 さらに、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘(※外字の舎官)寛治、皆川猿時、古田新太、宮沢りえら豪華キャストも出演しています。 |
監督・脚本:宮藤官九郎
出演:長瀬智也 神木隆之介 /尾野真千子 森川葵/桐谷健太 清野菜名 古舘寛治 皆川猿時 シシド・カフカ 清/古田新太/宮沢りえ
製作:アスミック・エース 東宝 ジェイ・ストーム パルコ アミューズ 大人計画 KDDI GYAO
制作プロダクション:アスミック・エース
配給:東宝=アスミック・エース
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