あの日、口をついて出たのは嘘ではなく、夢だった。 TEAM NACS戸次重幸さんが主演作品、北海道旭川を舞台にした 『ホコリと幻想』 が9月26日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷で公開となり、主演の戸次重幸さんと鈴木聖史監督が登壇しての初日舞台挨拶が行われ、Twitterで募集したファンの皆さんからの質問に答えました。 日程:9月26日(土) |
|
盛大な拍手とフラッシュの嵐の中登壇の戸次さん。
MC:いつもよりフラッシュが多いのではないでしょうか? MC:今回公式Twitterで皆さんから質問を募集しました。その中から。 戸次さん:特に何もしないっちゃーしない。んですけど。今まで何とかなって今ここに立っているので。もともとポジティブに考える人間なんで。乗り越えられる筈だと考えます。何とかなる。 MC:監督に質問です。戸次さんを主演にしたのは?そして良かった点と・・ここは~な点は? 鈴木監督:重さんに初めてお会いした時に聞かれたことなんですけど。起用理由は最初に北海道出身の方。重さんのTVの様子と逆に行く面がぴったりかなと。起用して良かった点は、ベテランの俳優さんでありながら、新人監督のボクと常に一緒に戦ってくれた現場でしたので良かったです。 戸次さん:ここはな~と思った事は・・・なければなくて良いんですけど。 鈴木監督:無かったと思います。 |
|
MC:夢を追う叶える。そして諦める。どう思いますか? 戸次さん:私は、夢に未だ到達していない。役者としてステップアップしていきたいわけです。未だ現在進行形 夢を追いかけてるingみたいな。決断した場合はその先ですよね。生き方の努力で過去の決断が英断だったとする生き方が大事ですね。凄いいい事言って。ごめんなさい。 鈴木監督:深いですね。居酒屋で2、3時間必要ですね。夢を語っているうちが良くって、その先をどうしていくか。夢ってどんどん形が変わっていくものなので。 戸次さん:これはお酒でも飲みながらですね。お酒もってきてもらっていいですか?もっといいこと言えると思います。 MC:旭川の男山ですかね。 MC:旭川ロケでおいしかったのは。 戸次さん:色々あったんですが、遠藤要君がふるまってくれた特一番さんのラーメンですね。嬉しかったです。撮影のためにダイエットもしていたので。ここは断れないですので。おいしかったです。 ダイエットは、役に合わせて頑張ったので、お酒も撮影中は断ちました。 鈴木監督:ストイックで役者魂を感じました。 MC:旭川の景色で良かったところは? 戸次さん:旭橋ですね。レトロな。行った事ないですがロンドンにありそうな。いい景色ですよね。ただ街灯が点いている橋を撮りたいのに灯らない。そうしたらスタッフがスイッチ探します!って、無いでしょ。 鈴木監督:旭橋はカメラマンもどの角度からも格好いいと言われてました。 |
|
MC:最後にメッセージを
鈴木監督:色々な見方の出来る作品です。駄目でろくでなしな男の再生の物語。是非観終わった後に誰かと共有してみてください。色んな味が出てくると思います。それが映画のだいご味だと思ってます。戸次さんの芝居が最初から最後まで見どころです。最後の最後まで重さんの芝居を堪能してください。ホコリと幻想愛してください。 戸次さん:不思議な映画です。普通主人公に感情移入するものですが、周りの振り回されるキャラクター達に感情移入してしまうという変わった映画です。どうか皆さんも松野に振り回される一人になった気分で観ていただくとより楽しめると思います。 そして観終わった後。 『ホコリと幻想』 9月26日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次公開desu. |
物語・・・
高校卒業以来の帰郷で旭川の地を踏む松野は、同窓生たちとグラスを傾けていた。その中には元カノで今では人妻となった美樹もいた。東京でアーティストとして活躍してきたと自称する松野は市が募集する木工モニュメント製作のチラシを目にし、同窓生たちに「これこそ自分のための企画だ」とぶちまけ、同窓生だけでなく市をも巻き込んだモニュメント作りに没頭していく。不思議なことに、この時間がずっと続けばイイと思った。これが、永遠に続けばイイと思った。しかし何も進まない。同窓生たちの間で「松野は本当にアーティストなのか?」という疑問が頭をもたげる。相変わらず時間だけが進んでいき、次第に追いつめられて行く松野。高校時代ならば行き詰まった時はいつも美樹が後ろから押してくれた。でも今は…。松野はもう一度自分を取り戻すために改めてモニュメント製作と向かい会う。
監督・脚本・編集:鈴木聖史
出演:戸次重幸 美波 遠藤要 内田朝陽 奥山佳恵 あぢゃ 重松収 油井昌由樹 前田建/本田博太郎
製作:Real Scale project/ DESAFIADORES/企画:鈴木聖史 秦秀明/プロデューサー:片岡公生 小林勝絵/ラインプロデューサー:佐藤幹也/原案:ニイボシアタル(TEAM DD)
音楽:和田薫/撮影:小松高志
照明:蒔苗友一郎/美術:将多/録音:長島慎介
助監督:平井淳史
製作プロダクション:モロトフカクテル
配給:アイエス・フィールド
提供:モロトフカクテル
©2014 Real Scale project/DESAFIADORES
2014年/日本/カラー/92分/5.1ch/ビスタサイズ/G