台湾の音楽とカルチャーを紹介するイベント「TAIWANDERFUL(タイワンダフル)2015」が、8月14日、東京・恵比寿リキッドルームにて開催されました。
昨今、日本でも台湾映画「KANO」がスマッシュヒット。 「TAIWANDERFUL(台ワンダフル)2015」 ②ミュージックの部 |
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イベント会場には台湾グルメを始め、観光、映画、ドラマ、小物などを紹介するブースが並び、まるでお祭り会場のようなにぎやかさ。16時のオープンと同時に大勢の人が各ブースを訪れ、関心の高さをうかがわせました。
また、台湾エンタメに関するトークショーも行われ、こちらも大盛況。映画「KANO」の裏話から、台湾で愛されているゆるキャラOPENちゃんのダンス教室、お勧めの台湾ドラマ紹介など、多彩なプログラムが用意。 中でも、会場が立ち見でぎっしりとなったのが、写真集「明星」で第40回木村伊兵衛写真賞受賞したフォトグラファー、川島小鳥と台湾のシンガーソングライター、クラウド・ルーの対談。 新宿の居酒屋で偶然出会ったという2人は、互いの作品が「大好き」という間柄。司会者から「今後、2人でやってみたいことは?」と聞かれ、「今、アルバムを準備しているところですが、川島さん、ジャケット写真はどうですか?」(クラウド)、「え、本当ですか? 頑張ります!」(川島)と、嬉しい発言も飛び出し、会場からは大きな拍手が贈られた。 |
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そして夜はライブ会場で、DJ Mykal、Sorry Youth、Flesh Juicer、クラウド・ルーによる熱いステージが繰り広げられた。
まず、台湾の人気DJ、DJ Mykalが台湾ポップスをミックスしたDJプレイで会場を盛り上げる。ほどよく体が温まったところで、台湾語でロックを奏でるスリーピースバンド、Sorry Youthが登場。 2010年のアルバム「海口味」で大ヒットを飛ばし、一躍、注目のバンドに躍り出た彼らは、若さに溢れる演奏で観客を惹きつけ、この日が初となる新曲も披露しました。 続いて登場したのは、台湾の伝統を受け継ぐメタルバンドとして、めきめき存在感を上げてきている5人組のFlesh Juicer。ステージに勢いよく飛び出して来た彼らは、初っ端からエネルギッシュな演奏で、たちまち観客をFlesh Juicerの世界に引き込み、会場のファンも拳を突き上げ、場内の温度はどんどん上昇。 |
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そしてラストを飾ったのは、トークショーにも出演したクラウド・ルー。 ポップなギターサウンドを奏でる彼は、2013年に日本デビューも果たし、すでに多くのファンを持っており、彼が登場すると会場からは大歓声が上がった。「ドント・コール・ミー・ベイビー」「100種生活」等、立て続けにヒット曲が繰り出され、観客も楽曲に合わせて体を揺らし、彼の素晴らしい歌声に聞き惚れていた。 クラウド本人も笑顔で楽しそうにギターをかき鳴らし、日本のファンを前にしてのライブを心ゆくまで楽しんだ様子でした。 主催:台湾文化部影視及流行音楽産業局 |