『白ゆき姫殺人事件』がいよいよ3/29に公開となります。
その公開直前となる3/24(月)、井上真央さん、綾野剛さん、菜々緒さん、小野恵令奈さん、ダンカンさん、中村義洋監督が登壇するスペシャルトークイベントが開催されました。 <イベント概要> 日程:3月24日(月)18:30~ |
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来場者(女性Twitterユーザー限定で募集いたしました)からTwitterを通して送られてくるメッセージがステージ後ろのモニターにリアルタイムで表示され、キャストの?トークを盛り上げました。
ここでしか聞けない秘話の数々に観客から思わず驚きの声が上がることも。綾野さんがお手洗いに行ってしまうという珍事もありましたが、ほかのキャストがフォローを入れ、気まずそうに戻ってきた綾野さんを温かく迎えるなど、監督&キャスト同士の信頼関係の強さをうかがい知れるイベントとなりました。
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【トークイベント内容】
其々の役は、美人OLが惨殺された事件の容疑者として浮上する【城野美姫】役に井上真央さん、ワイドショーのディレクター【赤星雄治】役の綾野剛さん、惨殺されてしまう美人OLを演じた菜々緒さん、そして噂好きな美姫の同僚役の小野恵令奈さん、城野の父親役を演じたダンカンさん。 MC:一言挨拶から 井上さん:今回は姫限定トークということで、ちょっと何だか会場からいい匂いがします(笑)生放送を見ている方がつぶやく中でやるというのは初めての経験なので、書き込みばかり見てしまうんですが、皆様お手柔らかにお願いします。 綾野さん:(この演出を通して)本当にこの作品愛されているなと感じます。 小野さん:ちょっと声変わりしたみたいで、チーママみたいな声ですけど(笑)しゃべらないでいようかな(笑) 綾野さん:本当に申し訳ないんですけどトイレ行ってもいいですか?(綾野さんここで一時退出) 井上さん:ダンカンさんの挨拶聞いてからでもいいのに(笑) ダンカンさん:真面目な映画のイベントなんで、ダンカンばかやろうっていうコメントはやめてください(笑)ダンカン早く脱げっていうのもあってね、こういう映画じゃないんだからね(笑) 監督:いろいろ流れる中で「監督かっこいい」ってあったのを僕は見逃しませんでしたよ(笑)面白い映画作りましたんで、よろしくお願いします。 |
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(綾野さんここで戻ってくる)
綾野さん:いい大人が皆さんお待たせしてすみません。 井上さん:これ見出しになるよ、「綾野剛トイレへゴー」って(笑) 綾野さん:映画にとってマイナスなイメージになるんでやめてもらいたいです(笑) MC:最初に役が決まったときの印象 井上さん:「アヒルと鴨のコインロッカー」が大好きだったので中村監督は一度ご一緒したいなって思っていました主演と聞いたので、タイトルを聴いて白ゆき姫なのかなと思ったら、地味なOLだったので、(そっちなら)出来るなって(笑)。原作を読んだとき情報を取り入れながら物語を読んでいくというのが、今までになくて、翻弄されて、これが映画になったら面白いだろうなって、すごく楽しみでした。 綾野さん:救いようのないクズっていう役でした。この作品に参加したいって素直に思いました。 監督:こういう役は珍しいみたいですけど、地はこっちに近いですよね そんなにクールじゃない(笑)トイレも我慢できないようなね(笑) 菜々緒さん:美人OLっていうのはやっぱりプレッシャーでしたけど、やるしかないって。井上さんの素晴らしいお芝居にひっぱられました。(井上さんは)自分のいろいろなところを引き出してくれたので、感謝しています。 井上さん:ありがとうございます。でも、会う前は年上だと思っていたので、まさか年下だなんて(笑)すごくしっかりしていたし真面目だし。 小野さん:(自分が演じた役が)自分の知り合いでこういう人いるなっていう役だったので、演じていて面白かったです。本編の時は声ちゃんとしてます(笑) ダンカンさん:最初話もらったときコメディなのかと思って毒りんごの役なら受けるよって(笑)一つのつぶやきからヒロインのようになってしまうことは他人事ではない、ふたを開けてみたら現代にピッタリの作品でした。 |
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MC:女性を怖いと思った経験は
井上さん:女性はいろいろな情報が好きですよね。美容だったり芸能だったり。早いなって思うことはありますね(笑)女子高にあこがれた時期もありました。 綾野さん:男の人って女性に畏怖心をもっているものじゃないですか。まだ女性の怖さにたどり着いていないですね。 ダンカンさん:結婚すれば分かるよ(笑) 菜々緒さん:私友達いないのでまずトラブルにならないです(笑)ただTwitterで炎上したときは女性の方が怖いなって思いました。 綾野さん:自分の演じた赤星もそうでしたね、人がどう傷つくのかっていうのを全く想像できない。顔も知らないのにコミュニケーションとれてしまうっていう危うさもありますよね。 MC:作品内容に関連して噂に振り回されたことは 綾野さん:秩父の方で撮影していた時に、渋谷で自分をみたっていう噂が流れて。私も見た、私もって。でも俺秩父だよねって(笑) 井上さん:私死亡説流れたことあります(笑) ダンカンさん:泥棒捕まえたのに、泥棒で捕まったっていう噂が流れたことありました(笑) |
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MC:締めの挨拶を
井上さん:ぞっとしてしまうところもあると思います。 「白ゆき姫殺人事件」 2014年3月29日(土) 全国ロードショー |
「白ゆき姫殺人事件」
ストーリー
300万部を超える衝撃のベストセラー「告白」でデビュー以来、次々と話題作を手掛ける作家湊かなえ。第149回直木賞候補(「望郷」 7/17受賞作発表)にも名を連ね、「贖罪」
「夜行観覧車」と映像化が続くなか、昨年夏に刊行された傑作サスペンス長編「白ゆき姫殺人事件」が映画化される。
日の出化粧品の美人社員/三木典子が何者かに惨殺された。
この不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まる。彼女の名前は城野美姫。
典子と同期入社の、地味な女性。テレビのワイドショー取材により、美姫の同僚・同級生・故郷の人々そして家族、と関係者たちが美姫に関して語っていく。だがそれぞれの証言には驚くべき内容が…過熱報道、ネット炎上、クチコミの衝撃。果たして彼女は残忍な魔女なのか、それとも―。
湊作品の映画化は、『告白』(10/中島哲也監督)、『北のカナリアたち』(12/阪本順治監督/原案「二十年後の宿題」『往復書簡』所収)以来。「小説すばる」での掲載と並行してWEBで関連資料がアップされるという新たな試みも話題となり、出前から映画化のオファーが殺到。
監督は『アヒルと鴨のコインロッカー』(08)、『ゴールデンスランバー』(10)、『奇跡のリンゴ』(13)など、ヒットメーカーでありながら、複雑な物語を巧みに描き切る手腕で高い評価を受ける中村義洋。
理想的な監督とキャストを得て、映画ならではの表現を付け加え、誰も見たことがない重層的なサスペンスが誕生します。ご期待ください。
原作:湊かなえ
監督:中村義洋
脚本:林民夫 音楽:安川午朗
出演:井上真央、綾野剛、蓮佛美沙子、菜々緒、貫地谷しほり、金子ノブアキ ほか
(C)2014「白ゆき姫殺人事件」製作委員会 (C)湊かなえ/集英社