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サンライズフェスティバル2017で 『サンダーボルト』トークイベント


映画情報どっとこむ ralph 太田垣康男による『機動戦士ガンダム サンダーボルト』(ビッグコミックスペリオール)が待望の続編アニメ化!
有料配信で大ヒットを記録したガンダムシリーズ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』。
第2シーズン全4話に新作シーンを加えた特別編が『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER』として11月18日(土)より、劇場にて2週間限定上映します。

劇場での上映に期待が高まる中、新宿の3劇場で開催されている「サンライズフェスティバル2017翔雲」(第1部:8月11日~25日、第2部:9月2日~16日)にて、前作『DECEMBER SKY』英語音声・日本語字幕版上映&スタッフトークショーが開催されました。
0815サンフェス機動戦士ガンダム-サンダーボルト 海外からのファンも来場した会場では、本作の音楽を担当する菊地成孔さんと、「サンダーボルト」の小形尚弘プロデューサー、サンライズで海外プロモートを担当する萩野あかねさんが登壇し、海外での反応や、日本だけにとどまらないサンダーボルトの魅力についてを披露しました!

さらにアメリカからサンダーボルトの英語版声優さんらの映像メッセージも到着!現地での身近な反応や、レコーディングの違いを語りました。

そして、日本だけでなく海外からの注目度が高まっている『サンダーボルト』シリーズが、『BANDIT FLOWER』の公開に向けて、インターナショナル版トレーラーを公開しました!

早くもアメリカで話題となっている『機動戦士ガンダム サンダーボルト』。

日時:2017年8月15日(火)
場所:新宿ピカデリー
登壇者:菊地成孔(音楽) 小形尚弘(サンライズプロデューサー) 萩野あかね(サンライズ海外プロモート) 
コメントゲスト:Stephanie Sheh (ステファニー シェー)音響監督、Johnny Yong Bosch (ジョニー ヨン ボッシュ)ダリル役、Cherami Leigh (シェラミー リー)クローディア役

映画情報どっとこむ ralph 英語音声版『DECEMBER SKY』の上映のご感想

小形プロデューサー:もともと絵が海外向けの作品だと思うので英語がマッチするとは思っていたんですが…どうでしょう?(笑)(会場から拍手)ありがとうございます…(笑) 海外版は作るのがとっても大変なので、今日はそのあたりをお話しできればと思います。

作品について

荻野さん:サンダーボルトではスケジュール的な問題はそこまでなかったです。「ユニコーン」はこういう取り組みを初めてした作品だったんですが、その時は本当に大変でしたね。

小形さん:なかなか完成するのに時間がかかってしまって、日本ではまだ色のつく前の状態で声優さんたちには声をあてていただいているんですが、アメリカなど海外ではそういったことに慣れていないようで、そこがすごく大変そうでしたね。

荻野さん:そうですね。アメリカでは一人ずつアフレコをしますし日本の3~5倍時間がかかってしまうことがあるんです。なので、日本では2日で終わる作業もアメリカだと一週間かかってしまうこともあるので、そういったスケジュールの問題が大変でした。

菊地さん:映画は全部出来上がってから音楽を最後につくるんですが、この作品も含めドラマなどでは音楽は完成の前に、先にオーダーを受けてつくっています。今回はこういう雰囲気でいきましょう、という打ち合わせがあり、じゃあこういうジャズでいこう!と話ながら進めていきました。

映画情報どっとこむ ralph ここで海外のスタッフ・キャストからの映像メッセージが流され。。。

ステファニー:サンダーボルトはもっとこう…不快な?汚い?というか今まで私が関ってきたほかのガンダムシリーズとは違うの。うーん!もっとほかにいい表現があるはずなんだけど!そうね、ダーティで、暗くて、それが物語をとても面白くしているのよね。戦争の悲しみや暗さ、恐ろしさを表現することをためらってないというか。ガンダムは戦争の悪い側面を見せることも多いと思うのだけど、サンダーボルトはまた全く違った部分を表現していると思うの。

ジョニー:僕がダリルについて好ましく思っているのは、彼のパーソナリティの部分だね。
彼は、彼の周りの人のために戦う。周りの人のことを気にかけて、彼らのために何だってする。それに彼はすばらしいスナイパーでもある。でも一言で言うとすればやっぱり人間性だね。細かい理由とか説明を必要とせず、ただ、すばらしい人物で、だから僕も好きなんだ。

シェラミー:クローディアを演じることになって、本当に興奮したのよ。
私がガンダムのキャラクターを演じるのはこれが2回目で(注:「鉄血のオルフェンズ」クーデリア役)、もちろんそのキャラクターも大好きなんだけど、クローディアはとても強くて、激しくて、私自身いままでこういった低い声でキャラクターを演じたことがなかったので、自分にとっても大きな挑戦だったし、すごく面白かったわ。彼女はとても大変な人生を送っていて、ドラマティックな場面のときは、特に楽しく演じられたわ。クローディアはとても「強い」という側面がある一方で、裏側にはとても痛みを背負ってもいる。彼女の脆さも、みんなには知ってもらえると思う。


映像を受けて、作品作りに関してのコメント

菊地さん:オールディーズアメリカンポップスが好き、ジャズが好きなどの設定があったので、普通の映画の音楽というより二人のiPodの中身をつくるんだというコンセプトで作り始めました。そこから曲をつくっていって、ポップなものというより攻撃的なもののほうが作品に合うんじゃないかと思い、提案させていただきました。そうしたインスパイアのもとになったのがフリージャズですね。途中で切り替わる電子音は、宇宙のイメージがある作品に出てくるような音楽をイメージしたものをつくっています。

小形さん:音楽はフリージャズにしよう、など、太田垣先生の漫画原作を映像化するにあたってどう表現していこうか、とういうところから、今までの機動戦士ガンダムの世界観を踏襲しながらアレンジしていくことを意識しました。

映画情報どっとこむ ralph レコーディングについて

ステファニー:私たちNYAVは、バイコースタルで制作を行ってます。
つまり、西海岸のロサンゼルスと、東海岸のNY、両方の役者を使っています。アニメに限らず、色々な業界から参加します。たとえば私も役者ですし、NYAVのオーナーのマイケルも役者です。私も他の役者もみんな違った演技が出来ます。映画だったり、NYブロードウェイだったり。ミュージカルだったり。色々な役者が参加するの。どうしてか分かる?
それはガンダムだから!たくさんキャラクターが出るから!キャスティングは大変よ!だってみんな死ぬじゃない。どんどん死んでいくじゃない。だから私はいろんな役者を探さなきゃいけないの。

ジョニー:ステファニーとの仕事はいつも本当に楽しく、エキサイティングだよ。
これまでに何度も彼女と一緒に仕事をして、役者と役者として向かうときもそうなんだけど、いい関係が築けているから、僕は彼女が何を意味しているのかというのが分かるんだ。彼女はあまり背が高くないけど、とてもパワフルなんだ。だから彼女との仕事はいつも楽しいんだ。

シェラミー:クローディアを演じるのはいつもよりチャレンジングで難しかったわ。
さっきも少し話したように、いつも私が演じるキャラクターとは違っていて、すごく感情的だし、たくさん泣いて、それにほら、あの…あんまりやっちゃいけないダークなこととか(腕に注射を打つ仕草をしつつ)…とにかく私にとっても挑戦だったの。
声を常に低く保って、感情的なところも声が高くならないように気をつけて。
クローディアはたくさんもがき苦しんだり、振り絞ったり、とにかく声が高くならないように、なるべく女の子っぽくならないように注意したの。

映像を受けて、レコーディングに関してのコメント

荻野さん:ステファニーさんは『ユニコーン』で役者さんとしても活躍していて、ジョニーさんは他にも有名なアニメの作品のキャラクターや、『パワーレンジャー』の二代目ブラックレンジャーとしても有名で、注目の俳優さんなんです。シェラミーさんはガンダムシリーズの『オルフェンズ』でも活躍している新進気鋭の女優さんなんです。

映画情報どっとこむ ralph そして!新作『BANDIT FLOWER』のみどころを

小形さん:今回も新作カットをたっぷりつけて、豪華な内容になっています。尺の問題で配信では描けなかった、キャラクターの内面についても丁寧に描いているので是非期待して待っていてください。只今絶賛制作中です!

『BANDIT FLOWER』に向けて

ステファニー:11月に上映とのことで、もうすぐそのレコーディングに入れることを楽しみにしてるよ。
みんなが上映会を楽しんでくれたのならとてもうれしい。
今日は本当にありがとう!

ジョニーさん:「BANDIT FLOWER」にも公式に参加できるということでとてもうれしいです。
前作を終えたときに、クローディアの登場はこれで終わりだと思ってけど、彼女が帰ってくるかも、という話を聞いて…だから来月のレコーディングがとても楽しみよ!

シェラミーさん:アメリカでの反応は本当にすばらしいものよ。上映会やパネルでは、みんな「これが俺が求めていたガンダムだ」とか「クールでダークでリアルで、何と言っても音楽が最高すぎる!」とか。だから私たちは続編の制作をとても楽しみにしてるし、できればもっと続いてほしいと思ってるの。さっきも言ったかも知れないけど、私自身、大好きな作品なので。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・・

菊地さん:普段はあまりアニメをやらないし、こんな地球規模のコンテンツはなかなかやれないので(笑) まだ戸惑っているんですが、おかげさまでファンの方々に支持していただいております。自分で言うのもなんですが、今回も良い作品に仕上がったと思います。是非楽しみに待っていてください。

小形さん:これからは世界にガンダムを広げていきたい、と思っていますので、今回のような英語の音声での上映を開催することができてとてもうれしいです。今日(8月15日)がたまたま終戦記念日ということで、こういった映画をみていただくことができて戦争について考えていただくきっかけにもなり、非常にいい機会になったと思います。

萩野さん:英語の音響チームもこの作品をとても気に入っており、音響監督のステファニーももっとやりたい、といっていたところ、今回の続編が決定し、みなとても喜んでいます。続編にも英語の音声が入りますので、是非そちらも楽しみにしていただきたいです。

更に!!!
ニューヨーク プレミア上映&菊地成孔LIVE 開催決定!! 11/17~11/19に開催されるイベント、Anime NYC(ニューヨーク)にて、 『BANDIT FLOWER』プレミア上映と菊地成孔によるライブの開催が決定!! 詳細はこちらをチェック:
http://animenyc.com/


機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER

物語・・・
イオとの死闘を制したダリルは、ジオン残党軍の一員として地球にいた。彼は奪われたサイコ・ザクの情報を得るための諜報任務に就いていたのだ。
一方、新たな仲間と共に「サンダーボルト作戦」に参加したイオの前に、南洋同盟守備隊隊長を名乗るペール中佐が立ち塞がる。
海中で、氷原で、密林で繰り広げられる、ジオン、連邦、南洋同盟、三つ巴のモビルスーツ戦。
戦争はまだ、終わってはいなかった――。

公式サイト:
gundam-tb.net 
公式Twitter:
@gundam_tb

***********************************

原作:矢立肇・富野由悠季(「機動戦士ガンダム」より)
漫画原作・デザイン:太田垣康男、スタジオ・トア
監督・脚本:松尾衡
アニメーションキャラクターデザイン:高谷浩利
モビルスーツ原案:大河原邦男
アニメーションメカニカルデザイン:仲盛文、中谷誠一、カトキハジメ
美術監督:中村豪希/色彩設計:すずきたかこ
CGディレクター:藤江智洋/モニターデザイン:青木隆
撮影監督:脇顯太朗/編集:今井大介/音楽:菊地成孔/音響監督:木村絵理子/音響効果:西村睦弘
制作:サンライズ

キャスト:
イオ・フレミング:中村悠一/ダリル・ローレンツ:木村良平/ビアンカ・カーライル:古川由利奈/ビリー・ヒッカム:逢坂良太/ビンセント・パイク:杉田智和/クローディア・ペール:行成とあ/カーラ・ミッチャム:大原さやか

(C)創通・サンライズ
     


『機動戦士ガンダム サンダーボルトBANDIT FLOWER』前売特典限定アッガイ


映画情報どっとこむ ralph 太田垣康男による『機動戦士ガンダム サンダーボルト』(ビッグコミックスペリオール)が待望の続編アニメ化!

有料配信で大ヒットを記録したガンダムシリーズ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』。

第2シーズン全4話に新作シーンを加えた特別編が『機動戦士ガンダム サンダーボルトBANDIT FLOWER』として11月18日(土)より、劇場にて2週間限定上映いたします。

この度、特別編の上映に向けて、劇場限定特典つき前売券の発売が決定しました!

特典には、「FWガンダムコンバージ アッガイ」が限定メタリックカラーバージョンで登場。


左腕には、本作のメインキャラクターとして、義手義足で戦うアッガイのパイロット「ダリル・ローレンツ」のエンブレムがはいった豪華仕様となります。

劇場限定特典付き前売券
【 特 典 】 FW GUNDAM CONVERGE 
アッガイ メタリックVer. 
【 発売日 】 2017年8月26日(土)
【 価 格 】 4,000円(税込)
【販売場所】 上映劇場

※特典がなくなり次第終了となります。前売券及び特典の単体販売はございません。
※前売券は各劇場のインターネットによる先売り座席指定券には対応していません。
映画情報どっとこむ ralph 『機動戦士ガンダム サンダーボルトBANDIT FLOWER』
物語・・・
イオとの死闘を制したダリルは、ジオン残党軍の一員として地球にいた。彼は奪われたサイコ・ザクの情報を得るための諜報任務に就いていたのだ。一方、新たな仲間と共に「サンダーボルト作戦」に参加したイオの前に、南洋同盟国境守備隊隊長を名乗るペール中佐が立ち塞がる。
海中で、氷原で、密林で繰り広げられる、ジオン、連邦、南洋同盟、三つ巴のモビルスーツ戦。
戦争はまだ、終わってはいなかった――。
11/18(土)より、全国15館にて劇場上映開始!! (2週間限定)

公式サイト:
gundam-tb.net 
公式Twitter
@gundam_tb

***********************************

キャスト:
イオ・フレミング:中村悠一/ダリル・ローレンツ:木村良平/ビアンカ・カーライル:古川由利奈/ビリー・ヒッカム:逢坂良太
ビンセント・パイク:杉田智和/クローディア・ペール:行成とあ/カーラ・ミッチャム:大原さやか

スタッフ:
原作:矢立肇・富野由悠季(「機動戦士ガンダム」より) /漫画原作・デザイン:太田垣康男、スタジオ・トア/監督・脚本:松尾衡
アニメーションキャラクターデザイン:高谷浩利/モビルスーツ原案:大河原邦男/アニメーションメカニカルデザイン:仲盛文、中谷誠一、カトキハジメ
美術監督:中村豪希/色彩設計:すずきたかこ/CGディレクター:藤江智洋/モニターデザイン:青木隆/撮影監督:脇顯太朗/編集:今井大介
音楽:菊地成孔/音響監督:木村絵理子/音響効果:西村睦弘/制作:サンライズ

(C)創通・サンライズ


チェ・ゲバラ 実子と阪本順治監督『エルネスト』が原爆死没者慰霊碑に献花


映画情報どっとこむ ralph 2017年8月6日、人類史上初となる核爆弾が投下されてから72年の月日が流れた広島で平和祈念式典が行われました。

1959年、広島平和記念公園内の原爆死没者慰霊碑に献花を行ったチェ・ゲバラ。
それから58年の時を経て、父が訪れた広島に降り立ったカミーロ・ゲバラ氏が阪本順治監督(『エルネスト』)と共に広島平和祈念式典に一般参列として参加、献花を行いました。

ゲバラ没後50年の記念イヤーとなる今年、チェ・ゲバラからファーストネームである”エルネスト”と名付けられ、行動を共にした、ひとりの日系人、フレディ前村の知られざる生涯を描いた映画『エルネスト』を製作、来る10月6日(金)に公開となります。

2015年、キューバとアメリカの国交が回復、2016年にはオバマ大統領のキューバ訪問に続き、安倍首相もフィデル・カストロ前国家評議会議長と会談を行った。そしてトランプ氏がアメリカ大統領に就任した今年2017年、キューバ革命の英雄チェ・ゲバラの没後50年という節目を迎えるにあたり、今回チェ・ゲバラの子息であるカミーロ氏が参加する運びとなりました。

1959年、ゲバラは使節団団長として来日、しかし当時のゲバラは無名に近く、彼の来日について大きく報じられることはありませんでした。
そんな中、彼は広島を訪問、同年7月25日に広島平和記念公園内の原爆死没者慰霊碑に献花し、原爆資料館と原爆病院を訪れた。そこで原爆投下の惨事を目の当たりにして

ゲバラ:アメリカにこんなひどい目にあわされて、怒らないのか!?

と口にしたと言われています。

映画情報どっとこむ ralph それから58年後・・・

今年2017年、広島平和記念式典にチェ・ゲバラの実子、カミーロ・ゲバラ氏が一般参列した。今年は、被爆者や各都道府県の遺族の方々、阿部首相、市民ら約5万人が犠牲者を追悼し、世界の平和を祈った。そのカミーロ氏は8月9日よりスタートする写真展「写真家 チェ・ゲバラが見た世界」のコーディネーターとして来日、日本は今回が初めて訪問となり、広島市より招待をされて式典へ参列、献花を行いました。
父ゲバラが58年前に訪れたのと同じ地、広島平和記念公園で息子カミーロが式典に参加し、献花をしたことについて

ゲバラ息子:ここは皆さんが追悼の意を示す場所だと思います。原爆で亡くなった方々が、真の意味で安らかに眠れるのは、世界中からこのような原爆がすべて取り払われてからだと思います。広島に来て献花をするということは、当たり前のことだと思っています。

さらに広島については、

ゲバラ息子:広島はとても綺麗な街で、私は歴史的事実を決して風化をしてはいけない。広島の市民も、リーダー(知事や市長)これからも将来、この遺産を保護して伝えていかなければならない」と語った。また、前日に「広島に来て、原爆ドーム、原爆資料館などを訪ねました。資料館を見て、とても辛かった。戦争という犯罪の証拠が広島にはある。たくさんの方々が亡くなった公園に立った時に、2度と同じ過ちをしてはいけない。平和でなければならないと言う想いを新たに感じました。

映画情報どっとこむ ralph また、カミーロ氏と一緒に参列、献花したのは、映画監督の阪本順治。

本作を作るにあたって阪本監督は何度もキューバやボリビアへ渡航、フレディ前村氏の遺族や友人らを取材し、知られざる日系ボリビア人革命家の人となりを緻密に調べ上げ、その短い人生を丁寧に紡ぎ出しました。映画冒頭のゲバラの献花シーンの撮影で1年前に広島ロケを行って以来の広島訪問となった阪本監督は実際に献花をされた感想として
坂本監督:58年前に彼の父親チェ・ゲバラが献花をした時は6万人強の方の名簿でしたが、今日は30万人を超えられている。そのことをチェが知ったらどう思うのかなと思いました。彼は医者でもあったので、その当時資料館を見つつ、後遺症に悩まされる方々に思いを寄せていましたから、チェの気持ちを考えていました。また作り手として初めて慰霊祭に参加をさせてもらって、ただ思うだけじゃあダメかなと、考えるだけじゃあダメかなというふうに思いました。それなりにこれからの自分の作品の中に今日の経験を反映させていければと思いました。

と語りました。


映画情報どっとこむ ralph
映画『エルネスト

10月6日(金)TOHOシネマズ 新宿他全国ロードショー

公式サイト:
http://www.ernesto.jp/

物語・・・

50年前、チェ・ゲバラに“エルネスト”と名付けられ、行動をともにした、ひとりの日系人がいた―。
キューバ革命の英雄、エルネスト・チェ・ゲバラ。自らの信念を突き通した生き方、その比類なきカリスマ性によって、今なお世界の人々を魅了し続けているこの男-は、1967年、ボリビア戦線で命を落とした。同じ頃、ボリビアでゲバラと共に行動し、ゲバラからファーストネームである<エルネスト>を戦士名として授けられた日系人がいた。その名は、フレディ前村。日系二世として生まれたフレディは、医者を志し、キューバの国立ハバナ大学へと留学する。そしてキューバ危機のさなかにチェ・ゲバラと出会い、その深い魅力に心酔し、ゲバラの部隊に参加。やがてボリビア軍事政権へと立ち向かっていく。

映画情報どっとこむ ralph <写真展「写真家ゲバラが見た世界」について>
キューバ革命の英雄チェ・ゲバラ没後50年の節目、平和と平等をもたらすために戦ったチェ・ゲバラの傍らにはいつもカメラがあった。彼は何を成し遂げ、何を夢見ていたのか? 世の中が転換期を迎えようとしている今、チェ・ゲバラがファインダー越しに観た世界を体感する写真展を開催。彼の息子カミーロ・ゲバラ氏の全面協力により「チェ・ゲバラが自身で撮影した写真」約240点を日本初公開する。8月9日~27日、恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルームにて。

★会期:8月9日(水)~27日(日)※8月8日にプレビューを予定。
★会場:恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルーム

公式サイトまで:
http://che-guevara.jp

***********************************

脚本・監督:阪本順治 
出演:オダギリジョー、永山絢斗、ホワン・ミゲル・バレロ・アコスタ、アレクシス・ディアス・デ・ビジェガス
配給:キノフィルムズ/木下グループ 
2017年|日本・キューバ合作|スペイン語・日本語|DCP|ビスタサイズ|124分
(c)2017 “ERNESTO” FILM PARTNERS. 
    


ベール・アンリコ監督 男の孤独な復讐劇『追想』予告編解禁


映画情報どっとこむ ralph この度、『冒険者たち』のロベール・アンリコ監督による、フィリップ・ノワレとロミー・シュナイダーが主演した『追想』は2017年9月9日より新宿シネマカリテほか全国順次公開となります。

その予告編を解禁となりましたのでご紹介。




ロベール・アンリコ監督(『冒険者たち』)が凄まじい暴力描写と悲しみに満ちた追想で描く、男の孤独な復讐劇。

1944年、ドイツ兵たちによる陰湿なパルチザン狩りが続く占領下フランスの小都市モントーバンで、外科医のジュリアンは、美しい妻クララ、一人娘のフロランスと3人で幸せな家庭生活を送っていた。
ジュリアンは妻と娘を田舎へと疎開させるが、後日、疎開先を訪ねた彼はドイツ兵たちに惨殺された家族の無残な姿を目にすることになる。
復讐を誓い、古いショットガンひとつで一人また一人とドイツ兵たちを殺害していく彼の脳裏に、家族と過ごした甘く幸福な日々の記憶が次々と去来する……。

監督は『冒険者たち』のロベール・アンリコ。

主演は『地下鉄のザジ』(60)『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)のフィリップ・ノワレと『ルートヴィヒ/神々の黄昏』(72)『離愁』(73)のロミー・シュナイダー。

その美しさで夫を魅了し優しく愛する妻を演じたロミー・シュナイダーの輝くような美貌が、狂気にも似た憎悪に燃えるフィリップ・ノワレの姿を際立たせる。

たった一人で敵に立ち向かう主人公の無謀さは、見る者に倒錯的な興奮をもたらす。タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』(09)にも影響を与えたと言われるフランス流バイオレンス映画の傑作。詩情豊かな表現力とノスタルジックなタッチが持ち味のロベール・アンリコのの作品群の中で、極めて異形なパワーを放つ本作にご期待ください。


追想

2017年9月9日より新宿シネマカリテほか全国順次公開です。

URL:
http://www.tsuisou.com/ 

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監督・原作:ロベール・アンリコ(『冒険者たち』)
製作:ピエール・カ-ロ 
脚本:パスカル・ジャルダン 
撮影:エチエンヌ・ベッケル 
編集:エバ・ゾラ 音楽:フランソワ・ド・ルーベ
出演:フィリップ・ノワレ(『地下鉄のザジ』『ニュー・シネマ・パラダイス』)、ロミー・シュナイダー(『離愁』『夕なぎ』)、ジャン・ブイーズ、マドレーヌ・オズレー、ヨアヒム・ハンセン
1975年/フランス/カラー/102分 
提供:フィールドワークス、キングレコード 
配給:コピアポア・フィルム
© 2011 – LCJ Editions et Productions. ALL RIGHTS RESERVED.
   


吉岡里帆、3人にやっと会えた!『STAR SAND ─星砂物語─』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph ちょうど50年前、ベトナム戦争に徴兵される前に、人を殺すことを拒否して、アメリカを去ったパルバース監督が、「”国に戦争に行けと言われても行かない。人を殺せと言われても殺さない”という勇気を知ってもらいたい」と、通常“卑怯者”とみなされる脱走兵をヒーローとして描いた日豪合作映画『STAR SAND ─星砂物語─』の初日舞台挨拶が行われ、織田梨沙、満島真之介、三浦貴大、吉岡里帆若手主要キャストと監督が登壇しました。

8月4日(金)
会場:ユーロライブ 
登壇:織田梨沙 満島真之介 三浦貴大 吉岡里帆 ロジャー・パルバース監督

映画情報どっとこむ ralph 初日を迎えての感想を聞かれ、6月の慰霊の日に合わせて行われた沖縄での先行上映でも舞台挨拶を行った満島さんは、
満島さん:沖縄で、この映画を通して色々な方々とお話ができた。平成に生まれた僕らにとっては、戦争は歴史的な、遠いものになってしているけれど、ロジャー監督は50歳位歳が違うけれど、人種や肌の色や年代を超越した作品に挑戦できたことを光栄に感じていて、本作が毎年8月に全国で上映される映画になればいいなと思っていますので、皆さんぜひ力をお貸しください。

と挨拶。

それを聞き、
三浦さん:さっき真之介が、『平成に生まれた僕たち』と言っていましたが、僕だけ昭和です。

と言うと、

満島さん:監督は昭和?

と聞き、監督はすかさず「明治です。(本当は昭和)」と、アメリカ生まれの白人なのにジョークで答え、会場を笑わせた。

映画情報どっとこむ ralph MCが「パルバース監督は、国内外で、メル・ギブソンさんや柄本明さんなどが出演された舞台を約40本書いたり演出をされてきて、本作で、72歳で映画監督デビューをされた」と紹介すると、上映を見終わったばかりの観客からは大きな拍手が巻き起こり・・・

監督:ちょうど50年前、ベトナム戦争に徴兵される前に、人を殺すことを拒否して、アメリカを去り、「”国に戦争に行けと言われても行かない。人を殺せと言われても殺さない”という勇気を知ってもらいたいと、本作を執筆しました。

吉岡さん:監督がずっと温められていた平和に対する思い。こんな思いがあったんだよというメッセージを届けてくれる作品なので、この夏日本で公開されることに意味を感じます。『忘れちゃいけない』ということですよね。この映画が他の戦争映画と明確に違う点は、残虐なシーンや人が亡くなっていく罪の様を描くことで戦争に対しての怒りを表現するのではなくて、普通の人たちが普通に恋をして、普通に生きて、普通に食べて、普通に幸せになることを願ったところをちゃんと描いているところに面白みを感じました。

と熱い想いを話した。

負けずに
満島さん:沖縄戦の映画のオファーは何度かもらっていたんですが、正直言うと、勇気が出なくて一歩踏み出せなかったんです。僕自身が外国人の孫でクォーターなんですけれど、沖縄戦がなかったら、僕は生まれなかったんですよ。僕らより長く日本と関わっていて、日本でこの映画を撮るというロジャー監督と会い、勇気に乗っかりたい、この人となら、一歩踏み出せるかもしれないと思いました。映画は、戦争はどうだというより、人と人が、人種が違えど、肌の色が違えど、宗教観が違えど、触れ合った瞬間に生まれる奇跡的な愛情が描かれている。僕は、僕らの時代が、電子機器に振り回されている中で、肌質を感じることを体感していくのが大事だと思っていて、だから僕は表現という仕事をしているんですけれど、だからこそ世界に、このメッセージを届けたいです。

と熱い思いを語りました。

三浦さん:この作品の前に、全然関係ないところで、真之介と1回ご飯に行ったことがあって、『兄弟役とかできたらいいね』と話をしていて、この映画の話が来た時に『よし』と思っていたら、次の日に初めて行ったバーでまたばったりと会って。

と、満島との縁を告白。  
織田さん:冒頭の星砂を取るシーンで、海に潜ったんですけれど、ライフセイバーの資格を持っている三浦さんが、出番ではないのに、わざわざ泳ぐシーンの撮影に立ち会ってくださいました。

という撮影時のエピソードを明かしました。

すると

吉岡さん:「私がクランクアップした日、三浦さんが、『お疲れ様でした』と星砂を持ってきてくださったんですけれど、実は織田さんと満島さんも待っていてくださっていたということを先ほど知りました。二人とも待っていてくださったんですけれど、仕事の時間が迫って、帰っちゃったんだそうです。

というエピソードを披露。

監督:三浦さんは日本のロバート・ミッチャムです。何も言わなくても貫禄と存在感がある。真ちゃんは、日本のカーク・ダグラス。本当に似ているし、悲劇も喜劇も何でも出来る。織田さんは日本のエリザベス・テイラー。エリザベス・テイラーは、十代からすごい役をやって、美しくて素敵な女優だった。そして、最後に吉岡さん。英語にこういう諺があるんです。”Good things come in small packages.(小さい小包こそ、中にいいものが入っている)”日本のオードリー・ヘプバーンですよ。頭が良くて、何でも出来る。

と4人を絶賛。

映画情報どっとこむ ralph 実は吉岡さんは、一人現代シーンに出演したため、この4人のキャストが揃ったのは初めてということが判明。

吉岡さんが、1945年の戦時中のシーンに出演した3人に

吉岡さん:会えてすごく嬉しかったです。『やっと会えた〜』って感じで。
と言うと、

満島さん:来てくれなかったら、『ごめん、愛してない』と言うところだった。

と吉岡さんが出演中の連ドラ『ごめん、愛してる』に絡めて笑いをとり、

監督:すごくいいパンフレットを作ったので、ぜひお求めください。今日だけ、800円のところ、800円にしますから!
と親父ジョークで締めた、楽しい舞台挨拶となりました。

映画情報どっとこむ ralph 色々な世代の色々な思いが詰まった映画

STAR SAND ─星砂物語─

東京・ユーロライブにて公開中 ほか順次公開!

あらすじ・・・
1945年の沖縄。戦火から遠く離れた小島に渡り暮らし始めた16歳の少女・洋海(ひろみ)は、洞窟で日本軍とアメリカ軍からの脱走兵、隆康とボブに出会う。隆康とボブ、そして彼らの世話を焼く洋海の間には、不思議な関係が築かれてゆく。

ある日、戦いで脚を負傷し、除隊を余儀なくされた隆康の兄・一(はじめ)が、養生のために洞窟にやって来るが、それは悲劇の幕開けだった

2016年、東京。大学生の志保は、卒業論文のために教授から一冊の日記を手渡される。それは、戦時中に沖縄の小島で暮らしていた少女のものだった。志保は日記を読み、そこに封印されていた過去の出来事にわれ知らず迫ってゆく……。

公式サイト:www.star-sand.com

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出演:織田梨沙 満島真之介 ブランドン・マクレランド 三浦貴大/ 吉岡里帆
    寺島しのぶ/ 渡辺真起子 石橋蓮司 緑魔子
監督・脚本: ロジャー・パルバース   原作:ロジャー・パルバース『星砂物語』講談社刊
主題曲:坂本龍一