平山夢明氏×小林勇貴監督 『全員死刑』対談特別トークショー


映画情報どっとこむ ralph けしからん!日本映画界を狂わす危険な狂悪エンターテイメント『全員死刑』が誕生!公開2週目を迎え、ここからもっともっとこの映画を盛り上げるべく、ヒューマントラスト渋谷にて、映画界の重鎮をお招きし、3日間連続・特別トークショーを行っています。

第二弾の本日11月28日は平山夢明氏が登壇!!!
今作について、熱いエールを送りました。また、小林監督は平山氏に影響を受けたシーンなど本作に想いを語りました。

日付:11月28日
会場:ヒューマントラスト渋谷
登壇:平山夢明、小林勇貴

映画情報どっとこむ ralph 映画の感想を聞かれ

平山さん:完璧な作品だって言う気はないけど、いびつな部分もある作品だし、でも、ウェルメイドな作品で良かったよな。今、可もなく不可もなく、みたいな作品がある中、これは、アリかナシかの作品で、俺は好きだったね。
あと、今日ここにいる観客の皆は絶対にお前の応援団になってくれると思うよ。絶対に帰りに皆に挨拶して、顔を覚えていかなきゃダメだよ。お前がいつか大物になった時に、道端で今日の観客の人に会ったら“あの時から応援してくれてた人ですね、ありがとうございます。”って言って、そん時は金一封ぐらい渡してあげないとダメだぞ!

平山さんから、映画の撮影期間について聞かれ

小林監督:2週間で全部撮影しました。朝から晩までの撮影だったんですけど、夢のような時間でした。脚本を書いている時に平山さんの本を読んでいて、平山さんの本の中に水死体の話が書いてあるじゃないですか、水死体にはカニとかタニシとかが出るって書いてあって。それを映画のとあるシーンに使おうと思って、アメリカザリガニが水死体の肩に乗っていて、“ハロー“ってテロップが出るシーンがあるんですけど、アメリカザリガニって、食用の物が多くて、弱くて直ぐ死んじゃうんですね。だから、青ザリガニを使おうと思ったんですけど、そうすると日本のザリガニになるから、”ハロー“じゃなくて”こんにちは“ってなるのかなって悩んでいて、、

平山さん:勇貴、、、お前大丈夫か、、(笑)。まず、ザリガニ喋んないし。

小林監督:でも、結局アメリカザリガニを使うことになって、いっぱい買ったんですよ。で、その中からオーディションをやることになって、しかも撮影日が最終日で皆スタッフはぐったりしてたいんですけど、俺はテンション上がって、ザリガニオーディションを開催して、一目見たザリガニを指差して、“君に決めた、爪がでかいから、しかも真っ赤!”って言って選んだんですよ。で、その子が片手爪を挙げたり、両爪を挙げたり様々なポーズを取ってくれて、凄い才能のあるザリガニを見つけてと思ってハイテンションで撮影しましたね!

平山さん:それは、お前にしか見えていなかったんじゃないのか、、(笑)。でも、映画を撮影している中で監督ハイってあるからな。
クランクインの最初のファーカットは緊張するんだよな。そして、最後に“はい、これで以上です”って全てのカットを撮り終えた時になんか、飛ぶよね。


監督のこだわったシーンについて

小林監督さん:最初のシーンで、シャブとか携帯電話とかが並んでいるテーブルをカメラがずっと舐めて、最後に間宮君が出てくるカットはこだわりましたね。悪いものが色々写って、最後にこの悪いことをしているのはコイツ!ってなるように撮って欲しいという事で、カメラマンの方には15テイクほど撮っていただきました。

映画情報どっとこむ ralph 今後について

平山さん:路線として今回の『全員死刑』みたいな作品を軸にやりたいの?

小林監督さん:仕事をいただければ何でも撮りたいです。

平山さん:どこか、変な物を入れて作ってほしいよな。清楚な高校生の恋愛物なんだけど、主人公の女の子はどっちかだけ目が大きいとか。『孤高の遠吠』を俺は観て、これが2016年で、その後『逆徒』があって、どんどん作品が決まっていくじゃん。次は決まってるの?

小林監督さん:次は、『ヘドローバ』という作品です!

平山さん:おー、名前がまた、凄いな(笑)それだけじゃ若い女の子とか入ってくれないから副題に“エメラルドを探して”とか“夕暮れの学校”とかいれて、幅広く行けるようにしなきゃダメだよ(会場爆笑)


締めのご挨拶

平山さん:とにかく、若い子なんで、まだ、できた作品がスッキリしない凸凹した作品なんですけど、これから勇貴はですね今までの日本映画に無い物や、日本映画が失ってしまったものを必ず補填する監督になると思っているんですね。僕は、今彼に希望しているのは、“心の飯になるような面白い映画”を作ってもらえるような監督になればいいなということです。

小林監督さん:平山さんの作品は沢山俺の“心の飯”になって、それで、いろんな影響を受けて撮った、『全員死刑』が平山さんに面白いって言われて嬉しいです。俺は本当に色んな仕組みとかを考えて、この映画を撮ったつもりなんで、何回も観て楽しんでもらえればと思っています。平山さんが『全員死刑』のパンフレットに寄せてくださった言葉で“食えば死ぬ毒でも、観れば栄養になる力になる”と言う言葉が希望になっていて、これから面白い映画を撮って行こうと思っているので、これからもよろしくお願いします。


映画情報どっとこむ ralph 『凶悪』製作陣 × 映画初主演:間宮祥太朗 × 超強烈新人監督:小林勇貴

全員死刑

公開中
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監督・脚本:小林勇貴 
間宮祥太朗 毎熊克哉 六平直政 入絵加奈子
清水葉月 落合モトキ 藤原季節 鳥居みゆき 
原作:鈴木智彦「我が一家全員死刑」(コアマガジン刊) 
脚本:継田淳
音楽:中川孝
エンディングテーマ:HER NAME IN BLOOD「Answer」(WARNER MUSIC JAPAN)
配給:日活/東京テアトル
  
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