山﨑努×樹木希林が奇跡の初共演『モリのいる場所』コメント到着!


映画情報どっとこむ ralph 日本を代表する名優・山﨑努さんと、現在の日本映画をけん引する俊英・沖田監督がタッグを組んだ映画『モリのいる場所』は2018年公開となりますが、このたび、山崎さん演じるモリを陰日向に支える妻・秀子役に、樹木希林さんの出演が発表となりました。
山﨑努さんと樹木希林さん、なんとこれが初めての共演となります!

出会いは遡ること半世紀、1961年、文学座。しかし、二人の道のりはまったく異なるものでした。

長い年月を経ての初共演は、しかも夫婦役。
これが面白くならないわけはない!
撮影にあたって、山﨑努さん、樹木希林さんともに、クランク・イン前から、演技のみならず、衣装やメイク、小道具といった細部にいたるまで、知識・経験・アイデアを惜しみなく注ぎ、大いに刺激を受けた沖田監督をはじめ若いスタッフとともに、猛暑の中の撮影を乗り切りました。
映画情報どっとこむ ralph そんな、お二人と監督からコメントが届いています!
山﨑努さんからのコメント

樹木希林について
夫人役の樹木希林さんとは初めての共演だった。特別優れた才能は知っていたが、予想以上、はるかにすばらしい女性俳優だった。
さり気なく庭の小さな野花を摘み、全身を弾ませて祝福するようにモリカズに投げる演技は圧巻で、見ていて胸が熱くなった。七六歳の老妻が少女になっていた。
以前から体調が良くないと聞いていたので心配したのだが、とんでもない、僕より数倍も元気。真夏の暑い湘南のロケ地に自分で運転して通ってくる。アシスタントもマネージャーもいない。何もかも一人でやる。女優業はもちろん家事も好きらしい。人にやさしくて、ちょっと意地悪で、好奇心旺盛。なんと日本全国の土地の値段にまで関心を持つ。僕はこれまでの人生でこんな個性に出会ったことがない。」


樹木希林さんからのコメント
山﨑努先輩について
顔は恐いんです。私生活なんか聞いたらムッとされそうだから、じっと様子をうかがってるんです。私が見かけた頃の山﨑さんは『天国と地獄』の犯人役が好評で、と同時に宝塚の美しい女優さんと結婚した頃でした。光の中でオーラが歩いているようで、まともに顔など見られませんでした。あれから半世紀以上、まさか山﨑さんと仕事出来るなんて思いもしませんでした。
 役者として山﨑さんは、常につつましく謙虚で何より心が柔らかいんです。モリカズさんを嬉しそうに受け入れてて――
私は普通の妻のように生活できました。

沖田修一監督について
ヨーイ、ハイ! と声がかかる。
私は監督の顔を見ている。その顔を集めてつなげたら、映画の内容が解るほどだ。
うれしそうな、実に楽しそうな、そして芝居をよく見てて、まことに的を射たダメ出しをする。だから私は丸投げだ。出来が悪けりゃ監督のせいだ。
この人は今後も成長しつづけて、日本を代表する監督になる筈だ。――ただ、物を食べる時にも考えてるので、消化と排泄が?
なので、小太りだ。私の心配は身体だ。だって若いのに、足挫いても中々治らないんだもの。(お疲れ様でした。)


沖田監督コメント

樹木希林さんのこと
樹木希林さんは、撮影現場の家の縁側の、風通しの一番いいところにいつも座っていらして、目を瞑るその姿を見ていると、眠っているのかわからず、迂闊に声もかけられず、しかし、いざ撮影が始まると、面白さに貪欲で、また厳しく、たくさんのアイデアを持ち、持道具を考え、あとは、縁側にいた時と同じ、まるで住人のように、スッとカメラの前に入ってこられるので、監督としてはどうかと思いますが、もう何も言う事なんてなくて、ただただ、樹木希林さんとのお仕事が楽しかったのです。魔法使いのようでした。たくさん笑いました。
そもそも、自分の映画に、山﨑努さんと、樹木希林さんが出ていること自体が、奇跡みたいなものですから、僕は、この台本を撮りたいと言って見せ、あとは何もする事なんてなかったのかもしれません。

映画のこと 
熊谷守一さんの絵のような、映画を作りたいと思いました。
大きくはないけれど、シンプルで、奥深く、小さな生き物の一瞬を捉えたような。
熊谷守一さんの伝記ではなく、晩年の一日をモチーフにした、ある一日のお話にしようと思いました。それが、たくさんの長い時間を想像させることになるかもしれないと思ったからです。

映画情報どっとこむ ralph 映画『モリのいる場所』
物語・・・
自宅の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫など、守一の描く絵のモデルとなる生き物たちが住み着いている。守一は30年以上、じっとその庭の生命たちを眺めるのを日課にしていた。普段、守一は妻の秀子と二人の生活をしているが、毎日のように来客が訪れる。守一を撮ることに情熱を燃やす若い写真家の藤田くん、看板を書いてもらいたい温泉旅館の主人、隣人の佐伯さん夫婦、郵便屋さんや画商や近所の人々、そして、得体の知れない男・・・
今日もまた、モリとモリを愛する人々の、可笑しくて温かな1日が始まる。

公式HP:
mori-movie.com
twitter @mori_movie
facebook @morimovie2017

2018年シネスイッチ銀座ほか全国公開
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監督 /脚本:沖田修一 主演:山﨑努 共演:樹木希林
配給:日活 制作:日活、ダブ 製作:2017『モリのいる場所』製作委員会

(c)2017「モリのいる場所」製作委員会

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