『レミングスの夏』新境地にのぞむ前田旺志郎にインタビュー


映画情報どっとこむ ralph 江戸川乱歩賞を受賞した竹吉優輔先生の小説を五藤利弘監督が映画化した『レミングスの夏』。
青春ミステリーの本作は、この週末10月1日に公開となります。

そんな本作の主人公ナギ役の前田旺志郎さんにインタビューをさせていただきました。

場所:松竹エンタテインメント
ゲスト:前田旺志郎(まえだおうしろう)

映画情報どっとこむ ralph 本サイトのワガママで、学校終わりに急いでインタビューに駆けつけてもらった前田さん。一休みしたいところでしょうが笑顔でインタビュー開始。

先ずは役を得た経緯をお聞きすると、最初から主役のナギのオファーをもらったとのことで

前田さん:台本をいただいて読んでみると、普段の自分と違う役で、今まで演じたことのない深い闇を持った子だったので、ぜひ演じてみたいなと思いました。撮影が始まるのが楽しみだったんです。

と、語る前田さん。映画は青春ミステリー。
その中心で仲間をまとめ、計画を進めていく役は、今まで演じたことがない役。そのアプローチを聞くと

前田さん:ナギと僕は違う部分が多いのですが、実は似ているところからアプローチしました。それはリーダーシップ。僕はワイワイしながらリーダーシップを取るタイプです。が、ナギ君は冷静にリーダーシップをとっていく。方法こそ違いますがリーダーシップを取るという点で多少似ているので、そこから役作りを始めました。そして、小学生の時に起こったある事件についての執念がすごいですよね。ですから達成できるまでは、楽しい時でもどこか暗い。笑ってはいるけど、常に暗い雰囲気を出すことを意識して演じました。

と、話します。

前田さん自身はナギのように猪突猛進するタイプか尋ねると

前田さん:自分がやるって決めたことは、やるほうではあります。でも、ナギは普通の中学生・高校生が持ってる意識とは全然違いますからね。6年も思い続けて計画を実行する。そもそも事件自体が普段の生活ではないですからね。彼ほど突進しないですね(笑)

映画情報どっとこむ ralph 撮影時のエピソードをお聞きすると

映画同様にリーダーになっていた年長者として気を配ったことは?
前田さん:みんな仲良かったんですよね。ご飯に行ったり。とにかく、にぎやかで楽しかったです。

実は、最年長の現場は初めてで、学生時代の年の差は大きいのでみんな可愛いなと思いました。

モトオ役の遠藤(史人)くんが色々なことが出来て器用なんですよ。ボイパ(ボイスパーカッション)とか歌がうまくて盛り上がりましたね。ギャップがツボでした!

それから(菅原)麗央くんと瑚々ちゃん。あの二人ね、いっつもしょうもないことで言い合いしてて、可愛いんです。瑚々ちゃんは小学生やったし、自分がしっかりしなきゃと。

リーダーシップをとらなければと思う現場は初めてでした。

前田さん:メリハリがつかないので、これはまとめないかんなと思ったときなど声掛けはしましたね。

と、今回の学生チームではキャリアも長い前田さんは引っ張って撮影にのぞんでいた様子。

誘拐した白石宏美役の平塚麗奈さんの印象は?
前田さん:そうですね・・一緒に芝居してて、女の子って怖いなと。誘拐されてるあの状況で気が強いまなざし。強いなと思って。僕が誘拐されたら、あんな強く出れないな、無理やなと。あっ平塚さんじゃなくて、役の上での宏美のことです。

*平塚さんへもインタビューをしていますので、興味のある方はこちら

映画情報どっとこむ ralph 監督の演出はいかがでしたか?

前田さん:自由でしたね。自分たちの言ったことを尊重してくれる監督でした。僕らが、どうとらえたのかを大事にしてくれました。現場、現場で考えて演技をしていきました。

演技プランはレミングスチームで決めたりしましたか?

前田さん:勿論、場面場面ではレミングスのメンバーと話はしました。でも役自体の思いが皆バラバラな方向なので。個人個人で演技プランを立ててましたね。

ここで、映画を離れ、プライベートな話に。実は録音を聞いて分かったのですが、ココから関西弁に切り替わってました。

「ぼくはまだ、あの夏から出られない。」というキャッチコピーの本作にちなんで、前田さんの忘れられない夏の思い出を聞くと

前田さん:中学最後の夏、みんな高校に行かなあかんから勉強してて。塾とかで受験勉強してて、しんどい中で、みんなで頑張ろなと!息抜きに公園に行って遊んだり・・・そういう時間が思い出深いです。とても良い仲間が持てたのが良かったです。めっちゃ濃い時間でした。

とのこと、。今でも会ったりしている仲間だそうです。

映画情報どっとこむ ralph 劇中で出てくる新天地。前田さんの新天地は?

前田さん:大学ですかね。今、高校2年生なんですけど、自分も考えなきゃあかん時期で。行きたいなと思うし、新天地というか新しい環境に行きたいなという好奇心はあります。

と話します。


今後仕事をしてみたい監督を尋ねると即答!

前田さん:福田雄一監督の作品に出たいなと思います。ムロ(ツヨシ)さんが好きで。それこそ新天地じゃないですけど、コメディーで全編をやり通す監督は興味があります。出たいです。

そんな、福田監督の最新作「斉木楠雄のΨ難」の完成披露の模様はこちら。ムロさんも出演されてます!


今後、本作を観ていただく皆さんに注目点を。

前田さん:ナギの表情は、映画を通して意識したところです。何をやっていても、素の顔ですら悲しそうだったりと、ずっと抱えて消化されてない心がスクリーンを通して伝わればいいなと思います。

と、インタビューを終えました。

とても真摯で紳士的な高校二年生の前田さんでした。福田監督のもと、ムロさんとの共演も観てみたいところです!

映画情報どっとこむ ralph レミングスの夏

舞台挨拶
10月1日(日)渋谷・ユーロライブ
朝8:30からの回上映後及び朝10:25からの回上映前
登壇者(予定):前田旺志郎、平塚麗奈、瑚々、桃果、遠藤史人、椋田涼、スネオヘアー(音楽・出演)、五藤利弘(監督・脚本)




物語・・・
レミングとは、ねずみのこと。
レミングは自殺しない。
レミングは新天地に向かうために、集団で移動して、必死に海や川を渡る。
ナギこと南木秀平、アキラこと千葉旭、、それからモトオ、ミト、ヨーコら「レミングス」の仲間達は、中学2年の夏に大きな戦争をする。
その年、茨城県取手の街には、ハサミで小学生に切りつける「ハサミさん」が現れるという都市伝説が広がっていた。

6年前の小学2年生の夏の出来事を機に、二度と戻ることのない楽しかったあの日を取り戻すため、ナギは、人生を賭けて計画を練り上げ、仲間達を誘い、遂に計画を遂行する。

少年少女の固い決意の理由に迫っていく、青春ミステリー。

http://lemmings72.com/

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出演:前田旺志郎 菅原麗央 平塚麗奈 瑚々 桃果 遠藤史人
椋田涼 城之内正明 たくみ稜
中村ゆり スネオヘアー 田中要次 モロ師岡 渡辺裕之

監督・脚本:五藤利弘

原作:竹吉優輔『レミングスの夏』(講談社文庫)
©竹吉優輔/講談社

エグゼグティブ・プロデューサー:染谷明 宮本澄江
ゼネラルプロデューサー:城之内景子
プロデューサー:西田宣善
協力プロデューサー:狩野善則、小林良二
ラインプロデューサー:宮下昇
音楽:スネオヘアー
製作:『レミングスの夏』を応援する会
制作プロダクション:オムロ、OneScene
配給・宣伝:渋谷プロダクション
2017年/日本/DCP/カラー/ステレオ/97分/
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