コメントが次々到着!澤田サンダー商業デビュー作『ひかりのたび』予告解禁


映画情報どっとこむ ralph この度、9月16日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開する『ひかりのたび』の予告編が一般解禁。

10年ほど前から中国資本による日本への不動産投資の話題を耳にし、とくに北海道の水源地を含んだ森林の買収が目立ち、目的は投資、居住、別荘など様々だという。その事実に切り込んだ本作。絵本「幼なじみのバッキー」で岡本太郎現代芸術賞に入選、監督自身が不動産ブローカーとして働いた体験を元に着想したというオリジナルストーリー。豊かな経歴から作品を生み出す新たな才能。澤田サンダー監督の商業デビュー作です。

長編映画初主演を果たしたのは、ティーン向けファッション誌「ピチレモン」の専属モデルを務めたネクストブレイク必至の若手女優・志田彩良さん。

本予告編では志田さん演じるヒロイン・女子高生の奈々の日常と、その父親で不動産屋の植田がやり手のブローカーとして暗躍する様が描かれ、父と娘の姿が対比するように映し出されます。あえてカラーを排したモノクロームの丹念な演出によって未来や過去、現実や空想ともつかない曖昧で不確かな映像世界をエモーショナルに表現します。

映画情報どっとこむ ralph さらに本作の作家の横山秀夫氏を始めとする各界の著名人からも絶賛コメントも届きましたのでご紹介。


横山秀夫/作家
地方と都会を、作為と不作為を、善意と悪意を、ビジネスバッグを持ったトリックスターがモノクロの糸で縫い上げてゆく。「心理劇」ならぬ「真理劇」。澤田サンダー監督、恐るべし、である。

大塚英志/漫画原作者(「多重人格探偵サイコ」)
誰かが一方的に喪失した世界のなかで、「他者」として生きるヒロインが、その逆説の中に、確かな希望を描き出す。あらゆる表現が「順接」としてしか語られない今、「逆説」としての映画をひさしぶりにみた。

副島隆彦/評論家
大きな泥臭いお金の話を正直にしないで作られて来た、これまでの社会派映画の限界が、この映画で明らかになった。人間の営み(人生)のあらゆる場面に、こういう交渉ごとと掛け引きがある。企業で働き続ける人間にも企業(経営者)や上司、同僚との日々の掛け引きがある。幼い頃から、そういう親の姿を見ながら、子供は自分の人生環境を運命(与件(よけん)。既に与えられてしまったもの)として引き受けながら生きてゆく。

ヴィヴィアン佐藤/美術家・非建築家
里山の風景や、町の長の家訓、土地、それらは消滅しつつある日本の精神的原風景そのものである。成長し続ける経済という神話を盲信してきたツケが廻ってきたに過ぎない。虚無に満たされた者の身体は完全に糸が切れた凧のようで私たち日本人すべての象徴である。しかし、もう後戻りは許されない。ある男が言ったように、進歩という激しい強風に煽られ飛ばされていく歴史の天使を、いまや世界中の至る処で見つけることができるのだ。

森チャック/キャラクターデザイナー
(代表作:「いたずらぐまのグル~ミ~」「汎用うさぎ」など)
本音と建て前、世間体、協調性、金、憎悪。そんな煩わしさだけで構築されたような日常。結局、人はみな自分が一番かわいい。極端に言えば孤立を恐れない勇気の持ち主だけが幸せになれるのかもしれない。居場所は一つではないのだから。

映画情報どっとこむ ralph “故郷”を裏切り続ける父の秘密、
失われた“郷里”に焦がれる娘の罪
とある地方都市に冷酷非情なやり方で成り上がった不動産ブローカーの男がいた。
高校三年生の娘は父親が荒らしたこの町に愛着を持っている。表立たずに暗躍し町にとって異分子である男と、男の裏の顔に気付きながらも共に暮らす娘。父娘の交差する思いは紆余曲折しながら結びついていく。
不動産売買というテーマを巡ってモノの価値、さらには人間の本質的な真価を冷静に見極める怖さと危うさを描いた本作。
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出演:志田彩良 高川裕也 / 瑛蓮 杉山ひこひこ 萩原利久 山田真歩 浜田晃

監督・脚本:澤田サンダー 
製作:テンカラット HIR マグネタイズ 
配給:マグネタイズ 
配給協力・宣伝:太秦
2017年/日本/モノクロ/シネマスコープ/DCP/91分   
©2017『ひかりのたび』製作委員会
 
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