白石和彌監督ポルノ『牝猫たち』初日舞台挨拶、緊縛に泣く


映画情報どっとこむ ralph 日活株式会社が1971年に製作を開始した「日活ロマンポルノ」が、生誕45周年を迎えました。これを記念しての新作製作とクラシック作品の活性化をあわせた横断的なロマンポルノ・リブート・プロジェクト。

その第3弾、白石和彌監督の最新作『牝猫たち』がいよいよ1月14日に公開をとなり井端珠里さん、真上さつきさん、美知枝さん、郭智博さん、白石和彌監督が登壇して赤裸々な初日舞台挨拶が行われました。

日時:1月14日(土)
場所:新宿武蔵野館 スクリーン
登壇:井端珠里、真上さつき、美知枝、郭智博、白石和彌監督

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井端さん:本当にうれしいです!

という第一声から始まったイベント。

新作のロマンポルノをやる経緯を聞かれた監督は

白石監督:凶悪のプロデューサーさんにごはんの時に、ロマンポルノやるんですけど、やります?って言われて「やりまーす!」って感じで。日活の金看板ですから。自分がロマンポルノを作っていいのかは悩みました。

白川和子さんは凶悪にも出演していて今回はSM店のオーナー役で出演していますが・・・。

白石監督:白川さんはロマンポルノの初期の大女優さんですが、さすがに白川さん脱がすわけにもいかないですし。(笑)10分に1回の濡れ場だったり制約はあって、旧作を やっていない5人でと言うのもあって。昔のパッションを入れたくて、白川さんに相談したんです。

田中昇監督の「牝猫たちの夜」にインスパイアされたそうですが、場所を新宿から池袋にしたのは?と聞かれ・・・

白石監督:二十歳前後の頃は池袋で遊んでたので。ですね。脚本に 会う子を3人オーディションしまして。実は珠里ちゃんは以前、僕が助監督だった時に会っていたんですけどね。

と、池袋になったのは監督の地の利と経験ががあったようです。

映画情報どっとこむ ralph ロマンポルノのオファーが来た時の気持ちを聞かれて

井端さん:リブートで撮るのは知っていて。もともとロマンポルノファンで、誰かがやるんだなと。言うぐらいだったんです。白石監督のファンだったので主演でやらせていただけると聞いて小躍りしてしまいました。でも、お会いしていたのを覚えていなかったんです。

真上さん:行定組のオーディションを落とされて。白石さんの方でうけてみない?と言われて。当時芝居もできず、経験もなし。

監督:行定監督の助監もやってて、女性の趣味が似てるんですけどね。。。行定さんに観てもらったらめちゃめちゃ褒めてたよ。

真上さん:この前お聞きしたら「俺ばかなのかな?」って言ってました。

美和枝さん:私は、凶悪を見てファンで、いつかはと思っていました。ポルノと言うよりは監督の作品なのでうけてました。撮影では直前で私のパートは変わったんですね。役作りしていたものとシンクロして奇跡でした。

と、3人ともにポルノではなく白石組への参加への期待が大きかったよう。

映画情報どっとこむ ralph ここで、劇中で緊縛でつるされるシーンの話題に。

監督:当目に見てたら気持ちよさそうだったんですけど

美和枝さん:死ぬほど痛くて。緊縛師の方にずらしてもらったり、気持ちいいどころじゃなかったです。

井端さん:女王様が乗ってきて、他の縛りになって、気持ちいどころじゃ無かったです。グるグる回されて。泣いてました!

先日おこなれた女性限定のイベントで、ひきこもりなのにイケメン過ぎると話題になっていた郭さん

郭さん:あの・・・イケメン過ぎることはないですけど。白石さんとお会いしたかったので。オーディションに行って。まさか決まるとは思っていなかったので。嬉しかったです。

監督:さっきも控室の隅で静かにしてて。携帯でゲームされてました。舞台挨拶は役作りいらないんですけどね。

郭さん:好きなんです。

映画情報どっとこむ ralph 印象に残っているシーンを聞かれると・・・

井端さん:母から嫌がられたこともあって。子役との決別、初めての主演作。とかいろんな緊張がはじけた瞬間が緊縛のシーンです。泣いていたら白川さんに抱きしめられて、「これからはあなたたちの時代だから頑張るのよ」と声をかけていただいてとても嬉しかったんです。後は郭さんとの屋上のシーンですね。監督が初めて「珠理ちゃんいいよー」って言われて嬉しかったので。

白石監督:素晴らしかったですよね。樹里ちゃんも、郭さんもパフォーマンスを上げてくれて。監督冥利に尽きましたね。

真上さん:子供をぶつシーンですね。本当のお母さんがいて。。胸が痛かったです。

美和枝さん:私は吉澤健さんとのシーンで、芝居が伝わって来て思い入れのあるシーンです。

郭さん:前張りが初めてで。生田斗真にアドバイス聞いたら全剃!って言われて。そこが印象に残ってます。

白石監督:毛を剃ってるかは聞いてなかったです。そういうもんなんですね。役者さんって苦労してくれてるんだなと。

本作が、ロッテルダム国際映画祭にディープフォーカス部門に正式招待が決定!今月末にインターナショナルプレミア になります。

井端さん:とても、正式招待嬉しく思います。この作品が大好きで、海を渡ることをうれしく思います。日本の問題がヨーロッパでどういう風に受け入れられる受け入れられるか興味深いです。このリブートの企画が日活の女性スタッフが、女性に向けて色々動いた作品です。SNSを見たりしてると、一人で行きづらいなと書かれてますが、女性に向けた作品でもありますので観ていただきたいです。脱いだからには男性にも沢山見ていただきたいです。

映画情報どっとこむ ralph 『牝猫たち』 作品概要 池袋の風俗店「極楽若奥様」で働く3人の“牝猫たち”。

呼び出された男たちと体を重ね、そして、また夜が明ける―ワーキングプア、シングルマザー、不妊症…それぞれの悩みを抱え ながら、颯爽と現代を生き抜く女たちと、それを取り巻く男たちの物語。



『凶悪』(14)、『日本で一番悪い奴ら』(16)に続き、白石和 彌監督がオリジナル脚本で挑んだ初ロマンポルノ作品。現代社会を逞しく生きる女性のいまをジャーナリスティックな視点で捉え、 名匠・田中登監督のロマンポルノ作品『牝猫たちの夜』(72) にオマージュを捧げている。

牝猫たち

2017年1月14日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開です。

映画情報どっとこむ ralph 日活ロマンポルノリブートプロジェクト

今年2016年で製作開始から45周年を迎え、園子温監督のほか、塩田明彦監督、白石和彌監督、中田秀夫監督、行定勲監督ら第一線で活躍する監督陣が、完全オリジナルの新作を28年ぶりに撮りおろすことでも注目されています。
2016/11/26公開:行定勲監督『ジムノペディに乱れる』
2016/12/17公開:塩田明彦監督『風に濡れた女』
2017/1/14公開:白石和彌監督『牝猫たち』
2017/1/28公開:園子温監督『アンチポルノ』
2017/2/11公開:中田秀夫監督『ホワイトリリー』

過去記事:
日活ロマンポルノリブート直前!白川和子と風祭ゆき そして芦那すみれ、間宮夕貴、井端珠里、冨手麻妙、飛鳥凛ら新鋭女優集結!
http://eigajoho.com/?p=56237

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監督・脚本:白石和彌
出演:井端珠里 真上さつき 美知枝 音尾琢真 郭智博 村田秀亮(とろサーモン)・吉澤健 白川和子(特別出演)
松永拓野 吉村界人 米村亮太朗 ウダタカキ 野中隆光 山咲美花 天馬ハル 久保田和靖(とろサーモン)

挿入歌:ミオヤマザキ「Dawn of the Felines」
2016/日本/84分/5.1ch/スコープサイズ/カラー/デジタル/R18+
Ⓒ2016 日活
   
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