湯山玲子x浜田敬子トーク!iroha夜の女学院で女性限定ロマンポルノ


映画情報どっとこむ ralph 日活株式会社が 1971 年に製作を開始した「日活ロマンポルノ」が、生誕 45 周年。 これを記念し、新作製作とクラシック作品の活性化をあわせた横断的なロマンポルノ・リブート・プロジェクトがスタートし、白石和彌監督の最新作『牝猫たち』がプロジェクト第 3 弾として、1 月14 日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開となります。

その公開を記念して「性を教養として嗜む」をテーマに開催されてきた女性限定イベント「iroha夜の女学院」と日活ロマンポルノ とのコラボレーションが実現し、本作『牝猫たち』のプレミア先行上映&トークイベント付きの女性限定イベントが行われました。
湯山玲子さんと浜田敬子さんを迎えて女性限定ならではのトークイベントとなりました。

日時:1月9日(月・祝)
場所:ブロードメディアスタジオ
登壇:
湯山玲子(著述家、プロデューサー/主な著書「日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない」(幻冬舎刊)
浜田敬子(元 AERA 編集長)

映画情報どっとこむ ralph 女性向けプレジャーグッズirohaと日活ロマンポルノリブートがコラボ。iroha夜の女学院講師をしている湯山玲子さんとゲストに元アエラの編集長の浜田敬子さんが登壇して見終えたばかりの観客に向かってのトークはスタート。


湯山さん:今までのirohaでは私の好きな旧作のロマンポルノを扱ってきてましたが。男にとって都合のいい女とSEXをロマンと呼んでいて、今回の新作も踏襲されていて正しいです。DNA的に。

浜田さん:ロマンポルノ初めてみたんです。そうか、こういうことだったのかと。これポルノっぽくないですよね。原題の問題が詰め込まれているので。ニュースっぽい。エッチっぽくない。

と、初めて観た感想。これに対して湯山さんが説明を

湯山さん:10分に一回の絡みのルールがありますが。あとは監督にお任せなんですね。フィルムが高い時代に映画が撮れなかった監督たち。その作家性に任せてあって。だじから好き勝手やってたんですよね。今回も。。社会派になったのは・・・。

浜田さん:白井監督は女性の問題が撮りたかったんでしょうね。

湯山さん:性風俗の貧困とシングルマザーの働き口。そこしかないこともありますからね。

浜田さん:路上にいないホームレスというドキュメンタリーを撮ったときに。住むとこないんでデリヘルの待機部屋にいて。離婚して、保証人いないと住む場所もなくなる。だからそういう仕事に就くという。

と、社会派な話から始まった本イベント。音楽プロデューサーでもある湯山さんは・・・

湯山さん:イントロも恰好いいなと。音楽も日活ロマンポルノではいろいろ実験的にやっていて。この作品もカッコいいですよね。音楽だけで夜の物語なんだと感じます。

浜田さん:そうですね。内容も昔のロマンポルノのイメージの湿っぽいのとは違う。カッコ良かったですね。

と語ります。

映画情報どっとこむ ralph 話は人気のTVドラマの逃げ恥の話に・・・

湯山さん:これ逃げ恥に似てるよね。契約結婚みたいな。無理やりつがいに。金が介在しているけど。。。。気持ちが近寄っちゃう。今、逃げ恥が流行る。奇しくも白石監督がこの作品をロマンポルノで作るのは時代を切り取ってるから。70年第80年代は心が動いてSEX。でも、今は心がどこ?かわからない。

浜田さん:本当ですね。逃げ恥は女性たちが造ったのに似てるのは不思議で面白いですね。

湯山さん:男のロマン・・でも、今は女も、契約じゃないとダメになってきている。

と、分析。この後、リアル世界の不倫の話に・・・ロマンポルノより凄いかもな世界。。。ロウ・イエ監督の『二重生活』の話・・・男のセックスへの欲望の減退傾向に対して・・・


浜田さん:投資家でさわやかで資産を凄い持ってるのに彼女はいない男がいて。コミケに出す投資本描いていて。二次元とかが好き。

湯山さん:AIにダッチワイフ(ドール)で凄いの出てきますよ! おとこが安定するからいいかも。

浜田さん:ロボットに?

湯山さん:みうらじゅんさんとかリリーさんとかも ドールって。言ってますからね。

と、今回コラボのTENGA&irohaの未来は明るい話に!?

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ここで、観客から質問コーナーに

Q::BL好きなんですけど。多くが恋愛エンディングがメインです。でもこの映画には女の子たちに恋愛がない。女性の観客を増やそう女性市場を!と言っているのに女性の気持ちとかい離していて大丈夫かと?

と、直球の質問。

湯山さん:この監督は得意じゃないのかもね。 BLとか、目くばせだけでとか。いいよね。現実なんてどうでもいいんです!女性の欲情・ロマンをくみ取れたらブルーオーシャンかもしれない。監督やりたい。

Q:夫婦でSEXがなくなったら配偶者への独占欲はあるものですか?

湯山さん:あるでしょ。金銭的なこととかあるから。

浜田さん:違う意味の独占欲はある。気持ちはここにねと。思うよね。

と、現実的で面白い話は尽きないイベントは終了となりました。

映画情報どっとこむ ralph 取材後記・・・
今回の女性限定試写会。記者は男性アリだったので、行かせてもらいました。貴重な体験。女性だけの猥談、女性の突っ込んだ性・性風俗の話は聞くこともないですし。何より観客の笑うツボが違うのも目から鱗。男女って違うもんだな~と。

観客の質問を聞いて、劇中位の年代の女性も含めての対談も聞きたいなと思った次第。でも、おばちゃんたちに押されちゃうか。。。(笑)

あと、女性向け市場・・・には激しく同意!次は女性向けに女性監督で「ロマンポルノ」を撮って欲しいなと。ぼくは 西川美和監督、山戸結希監督、河瀬直美監督、江本純子監督 で、まずは観てみたい。

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『牝猫たち』 作品概要 池袋の風俗店「極楽若奥様」で働く3人の“牝猫たち”。

呼び出された男たちと体を重ね、そして、また夜が明ける―ワーキングプア、シングルマザー、不妊症…それぞれの悩みを抱え ながら、颯爽と現代を生き抜く女たちと、それを取り巻く男

たちの物語。



『凶悪』(14)、『日本で一番悪い奴ら』(16)に続き、白石和 彌監督がオリジナル脚本で挑んだ初ロマンポルノ作品。現代社会を逞しく生きる女性のいまをジャーナリスティックな視点で捉え、 名匠・田中登監督のロマン

ポルノ作品『牝猫たちの夜』(72) にオマージュを捧げている。

牝猫たち

2017年1月14日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開です。

映画情報どっとこむ ralph 日活ロマンポルノリブートプロジェクト

今年2016年で製作開始から45周年を迎え、園子温監督のほか、塩田明彦監督、白石和彌監督、中田秀夫監督、行定勲監督ら第一線で活躍する監督陣が、完全オリジナルの新作を28年ぶりに撮りおろすことでも注目されています。

11/26公開:行定勲監督『ジムノペディに乱れる』
12/17公開中:塩田明彦監督『風に濡れた女』
2017/1/14公開:白石和彌監督『牝猫たち』
2017/1/28公開:園子温監督『アンチポルノ』
2017/2/11公開:中田秀夫監督『ホワイトリリー』

過去記事:

日活ロマンポルノリブート直前!白川和子と風祭ゆき そして芦那すみれ、間宮夕貴、井端珠里、冨手麻妙、飛鳥凛ら新鋭女優集結!
http://eigajoho.com/?p=56237


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監督・脚本:白石和彌
出演:井端珠里 真上さつき 美知枝 音尾琢真 郭智博 村田秀亮(とろサーモン)・吉澤健 白川和子(特別出演)

松永拓野 吉村界人 米村亮太朗 ウダタカキ 野中隆光 山咲美花 天馬ハル 久保田和靖(とろサーモン)

挿入歌:ミオヤマザキ「Dawn of the Felines」
2016/日本/84分/5.1ch/スコープサイズ/カラー/デジタル/R18+
Ⓒ2016 日活

●iroha夜の女学院とは? 「女性の性」「女性が性について語る」ということが、少しずつオープンになってきているものの、まだタブー視されている現代。女 性の方に、“性”を単なる「エロス」としてではなく、「教養」として嗜んでいただきたい、という想いをこめて2015年よりイベントを不 定期開催。 特に中心に取り上げる「日活ロマンポルノ」は、男性向けのAVとは違い、女性の大胆かつ美しいヌードや性描写を映 した映像美により、多くの女性たちを魅了してきました。成人映画の枠を超え、時にその年代の性に関する価値観までも映し出 す。そんな作品に触れながら、“性”をマジメに考え、思い切り楽しむ、現代の女性のためのイベントです。

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