理論・深田監督x感覚・山戸監督『溝口健二&増村保造映画祭』監督対談


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巨匠溝口健二と増村保造監督作品の魅力を対談形式で語りました。

「溝口健二&増村保造映画祭 変貌する女たち」トークショー
日付:12月24日(土)  
会場:角川シネマ新宿
登壇:山戸結希監督(「溺れるナイフ」)&深田晃司監督(「淵に立つ」)

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ふたりの変貌するヒロイン

山戸監督:初めて観たのは最高殊勲婦人だったのですが・・濡れたナイフの前に「濡れた二人」を観てビビッドな体験でした。昨夜のトークイベントで。若尾さんは死にたかったそうですけど溝口先生とでよかったと。おっしゃっていて。純真な女性が男をだます・・・女優、若尾文子さんが二重写しになってるように思えて変貌していく赤線地帯が響きました。

深田監督:変貌する。メタモルフォーゼすることで映画は面白くなると思っていて。ラブラブより。そこに行くまでの過程。それより家庭が壊れていくほうが面白い。変貌が印象深いの雨月物語。変化が美しいですね。溝口さんの女性の美しさは哀しさがセットになっていて。増村さんは悲しさがなくなっている。今でも続く男性社会での不自由を一歩引いたところで移すと哀しさになっていく。変貌と現実の勅使が美しいですね。

と、変化を語ります。

淵に立つ、溺れるナイフ。ともに女性がガラッと変わる変貌が描かれていますが 共通点は。。。。

深田監督:共通点は言い難いですが。心がけているのは、男性らしさ女性らしさを考えないようにして描いています。淵に立つでは筒井さんだけでなく、古館さんも変化していて。映画は変化していることが面白いと思うんです。ジャン・コクトーが「映画とは常に現在進行形を描くもの。」は真実だなと。


若い人に伝えたい お薦めは

深田監督:全部見てください。溝口監督で好きなのは、残菊物語。感情の距離感が凄いです。増村さんだと・・・反乱。とか巨人と玩具、中毒性があります。同世代の映画を観ている人は多いと思いますが。生まれる前の映画も見て欲しですね。

山戸監督:青空娘がお薦め。若尾さんがきょろきょろしてるのが共感できます。最高殊勲婦人の船越英二さんと


映画情報どっとこむ TJ 「溝口健二&増村保造映画祭 変貌する女たち」トークショー
溝口健二没後60年、増村保造監督没後30年記念企画として開催された本映画祭は、「変貌する女たち」のサブタイトルのとおり、女性が主人公の作品に特化した上映ラインナップが最大の特徴です。日本映画が隆盛を極めた時代を彩った華やかな女優達をスクリーンでご堪能下さい。 

配給/KADOKAWA

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