『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』劇場公開直前!記念イベントレポ


映画情報どっとこむ TJ いよいよ今週金曜日11月25日に第1章が公開となる『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』。
cyborg009coj この度、本作の公開を記念して11月20日(日)に三栄書房(東新宿)にて、トークイベントを実施。

009%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88 トークイベントには本作の柿本広大監督を始め、キャラクターデザインの齋藤将嗣氏、アニメーションプロデューサーの小林雅士氏が登壇!本作を制作するにあたっての裏話や、クリエーターならではのこだわり、本作を観るにあたっての一味違った楽しみ方などが語られました。

『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』トークイベント
日付:11月20日(日)
会場:三栄書房(東新宿)
登壇:柿本広大監督、齋藤将嗣、小林雅士

映画情報どっとこむ TJ 「サイボーグ009」との出会いについて

柿本監督:
高校時代の暇な頃、手塚治虫先生や石ノ森章太郎先生など、巨匠と言われる人たちの作品を読破しようと思ったときに出会いました。もともと父が石ノ森章太郎先生の作品を好きだったので、009や加速装置のことは知っていましたが、それよりも物語のドラマの部分が当時の自分とマッチして、のめり込んで行きました。
原作では0013との戦いのシーンがとても印象的でした。ジョーにとって0013は友達だと思っていたのに、ブラック・ゴーストの命令のために戦わなくてはならない、そのドラマチックなところが好きです。

齋藤将嗣さん:
平成のアニメ版と触れたのが最初でした。手塚先生や石ノ森先生の絵は、古さを感じさせないのが好きで、今回話をいただいたときは「僕で良いのですか?」と思いました。
石森プロさんから非常に多くの資料をお借りしましたのですが、原作は絵面的にもやはり加速装置が格好良くて、表現が本当に素晴らしいです。

小林雅士さん:
小学校低学年のときにテレビで見たのが最初でした。加速装置というアイテムがとても印象的で、友達と一緒に走るときに「加速装置!」なんて叫びながら走ったりもしました。
物語にもドラマがあり、悲しみを背負いながら戦っていくということをよく覚えていて、内に秘める何かと009の加速装置の格好よさが好きでした。

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好きなキャラクターは

柿本監督:005のジェロニモ・ジュニアです。
他のキャラクターは物語を進めるために話さないといけないのですが、男らしく黙して語らずというところです。005はインディアンでネイティブアメリカンの精神を持ち、あまり多くを語らないのに一言一言が思いところが好きです。

齋藤さん:やはり009のジョーです。
今回お話を頂いて、最初にジョーとフランソワーズのラフを描いて、楽しいなと思った印象が強く、思い入れのあるキャラクターなのでジョーが一番好きです。

小林さん:001のイワンです。
ジョーも好きなのですが、今回はイワンがとても可愛く仕上がり、神山総監督もものすごく気に入ってくださり、興奮気味に「可愛くできましたね」と言って頂きました。

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ゼロゼロナンバーサイボーグたちのキャラクターデザイン制作秘話

齋藤さん:神山総監督からベスト的な物を着せたいと言われたのですが、ゼロゼロナンバーサイボーグは一人ひとりが高価で、ギルモア博士はもあまり彼らを傷つけたくないのではと思い、彼らのボディを守るためには布ではなく、より強い防具を身につけなくてはと思い、ハードスーツにしました。3DCGを意識して、手描きでは絶対に出来ない表現にしよう思いました。

小林さん:マフラーも機能性を重視するにあたって、残すか失くすか議論しましたが、やはりマフラーがないとゼロゼロナンバーサイボーグではないという結論に至り残しました。なので彼らを後ろから見るとマフラー専用の穴があります。戦闘に役に立たなくても、マフラーは必要だったのです。

柿本監督:出来上がってきた物を見るとびっくりしました。齋藤さんが持ってきた絵を見ると間違いなく新しくかつ「サイボーグ009」を担っていました。齋藤さんに描いて頂いたおかげで成り立った化学反応だと思います。メカにも造詣が深くセーイバータンクも齋藤さんに描いて頂き、メカっぽいところの造形も全て齋藤さんんの手腕かなと思います。

映画情報どっとこむ TJ 各キャラクターのデザインについて、齋藤将嗣さんの解説

・001/イワン・ウィスキー
基本的には前作の『009 Re:CYBORG』から物語が続いているということで、そのコンセプトに則っています。一番の違いは目が出ているかどうかで、今回は是非出してあげたいと思い、目を出すことによってとても可愛らしく出来ました。イワンとフランソワーズだけは特注の、ボディラインに合ったスーツにしました。本編を観て頂いて、より可愛さを実感してもらうのが一番だと思います。

・002/ジェット・リンク
002に関しては突っ込まれると思います。「サイボーグ009」のなかではジョーとジェットが二大イケメンで、イケメンということだけを考えて描いたので色々と割愛しました。『009 Re:CYBORG』のときはもう少し髪が短かったのですが、CIAを辞めて、その頃から髪を切っていないので髪が伸びています(笑)。そうやって時間の経過も表現しています。

・003/フランソワーズ・アルヌール
ラフの段階ではもっと幼かったです、原作のフランソワーズには少女性があり、それに近かったのですが、『009 Re:CYBORG』と比べると少し幼すぎたので、物語の続きを考え今のデザインになりました。原作でもジョーはゲストの女の子にモテるので、若干のヤキモチ焼きの部分を出し、それでも相手を睨みつけても可愛く描いています。本作の敵はおじさんが多いので、003ともうひとり女の子キャラであるカタリーナ・カネッティには全スタッフが全力を注ぎました。

・004/アルベルト・ハインリヒ
ジョーとジェットが二大イケメンと評しましたが、004こそが真のイケメンです(笑)。非常にダンディで神山総監督も004が一番好きだそうです。神山総監督は004の私服にも物凄くこだわりがあり、ジャケットやグローブなど事細かに指示があったので僕はその指示に忠実に従いました。また、髪型は自分で剃っている感じを出そうとしました。『009 Re:CYBORG』の時に、とても複雑なギミックの出し方があり、それを目指したのですが、複雑過ぎるのは制作上困難になるので、あまり複雑には出来なかったのですが、ロケットランチャーは作っていてとても楽しかったです。彼はずっと身体中に武器を持って生きてきたので、その武器を使うことはとても自然でどういう状況ではどの武器を使うのかを完全に理解していて、それを自然に使えるようにしました。

・005/ジェロニモ・ジュニア
かなり筋肉質にしました。もっと筋肉質でも良かったのですが、それだとハルクのようになってしまうので。最初は原作寄りにしてのですがそこでも『009 Re:CYBORG』を踏襲してほしいというリクエストがあり、今の絵になりました。髪型も最初の段階は前作を意識していたのですが、最終的には前作に近いものになりました。

・006/張々湖
彼は描いていてとても楽しいキャラクターです。まずぽっちゃりしていてジェロニモと張々湖だけはシルエットだけで見ても楽しいです。楽しくてノリノリになってしまって、本来であれば設定画としては使えない、アクションポーズ付きの絵も描いてしまいました。緊張感があるシーンでも、006と007の掛け合いがあると、微笑ましくて面白くなるので好きです。

・007/グレート・ブリテン
最初は格好良いダンディな感じにしていたのですが、石森プロさんからもっと原作に近くしてほしいというリクエストがあり、目元などを原作に近くしました。なかなかokが出ず大変でしたが、最終的には年長者というのがわかる絵になりました。『009 Re:CYBORG』では頭身が高いのですが今作では頭身を下げて原作に近づけました。また007は私服のスーツにも石森プロの方のこだわりが強かったです。

・008/ピュンマ
ピュンマも書いていて楽しかったです。大学の頃にいろんな人種を描いた経験があり、彼はアフリカのネイティブの方なので、学生の頃を思いだしつつ描きました。『009 Re:CYBORG』のときから大きな変更はないですが、第2章の潜水シーンを見たときに彼の足から水泡疱が出ていて、うまい具合にデザインを理解してもらえたのが嬉しかったです。今回の『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』では彼の活躍シーンもたくさんあり、008ファンの方にも喜んでもらえる物語になっています。

・009/島村ジョー
最初に思った通りに書いて一発okを頂きました。ゼロゼロナンバーサイボーグの中でも一番おしゃれに気を使っているキャラクターで、いろんなブランドの物を身につけており、格好良くて好きです。原作のシリーズを通じして残っている少年っぽさを残しのこしつつ、原作の雰囲気を僕が描いたらどうなるのかを考えて描きました。
『CYBORG009COJ』声優CV001-004 『CYBORG009COJ』声優CV005-009
映画情報どっとこむ TJ 最後に

柿本監督:
今作第1章から第3章まであり長い作品になっていますが、クライマックスまで気長にお付き合い頂きたいです。「サイボーグ009」が紡いできた歴史を継承して、これからも「サイボーグ009」作品が続くような作り方にしています。「サイボーグ009」の歴史の新たな1ページ になればいいなと思っていますので、どうぞ劇場まで足を運んで頂けますと幸いです。

CYBORG009 CALL OF JUSTICE

11月25日(金)より 各章2週間限定 劇場公開
第1章:11月25日(金)~12月8日(木)
第2章:12月2日(金)~12月15日(木)
第3章:12月9日(金)~12月22日(木)

公式サイト:
www.cyborg009.jp

公式Twitter:
@cyborg009coj

プロローグ編
第0話の配信開始 :2016 年11月 25 日(金)9:00~
第1話の配信開始 :2016年12月9日(金)9:00~
第2話以降の更新 :毎月第 2金曜日

掲載サイト:
ファミ通コミッククリア
Newコミッククリア

映画情報どっとこむ TJ 『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』とは
人類の未来に大いなる脅威が迫る。その時、立ち上がったのは、人知れず平和のために闘い続けてきた9人のサイボーグたちだった。

『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』数々のヒーローを生み出した天才マンガ家・石ノ森章太郎が生み出した永遠のヒーロー『サイボーグ009』が、フル3DCGアニメーションという新たな姿で再誕(リボーン)する。

総監督は、『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズを手がけた神山健治。神山は2012年に『サイボーグ009』を原作とした映画『009 RE:CYBORG』を監督、同作はロングランを記録した。監督は『009 RE:CYBORG』(演出)、『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』(助監督)を務めた柿本広大。キャラクターデザインは『楽園追放 -Expelled from Paradise-』『キャプテン・アース』で注目を集めた俊英・齋藤将嗣が手がける。

009たちが立ち向かうのは、正体不明の異能者たち「ブレスド」。

新たな敵、新たな技術、新たなスタッフが新たな『サイボーグ009』の世界を加速させる!

原作:石ノ森章太郎
総監督:神山健治
監督:柿本広大
脚本 :神山健治・檜垣亮・砂山蔵澄・土城温美
漫画 :木村明広
キャラクターデザイン:齋藤将嗣
アニメーション制作:SIGNAL.MD・OLM Digital, Inc.
製作:石森プロ・Production I.G
配給:東宝映像事業部
(c)2016「CYBORG009」製作委員会
監修:『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』製作委員会
(C)2016「CYBORG009」製作委員会
(C)Akihiro Kimura

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