あまりに過激な内容がタブー視され、大手出版社が軒並み刊行を拒んだ丸野裕行の発禁小説を完全映画化。映画『木屋町DARUMA』の初日舞台挨拶に、遠藤憲一さん、三浦誠己さん、武田梨奈さん、木下ほうかさんと榊英雄監督
が登壇!

木屋町DARUMA初日舞台挨拶

裏社会でもがく男たちの生き様を、熱く深く描きあげた超問題作です。

日付:10月3日(土)
登壇者:遠藤憲一、三浦誠己、武田梨奈、木下ほうか、榊英雄監督
会場:渋谷シネパレス

MC:一言ずつお挨拶をお願いします。

遠藤さん:こんなエグい、やばい映画、誰が観んのかと思ったら、こんなにいっぱいいらっしゃって、本当に感謝します。観終わった後、どんな気持ちになっちゃうかわかんないですけれど、一人ひとり、出演者もスタッフも、その場のエネルギーを傾けられるだけ傾けました。そのパワーは、圧倒的に自信を持っています。

三浦さん:遠藤憲一さんにも引っ張り上げてもらって、そして榊英雄監督の愛情の中で、どうにか、魂を込めて演じられたように思います。映画界にきっちりと残る力強い映画になっています。

武田さん:大先輩方に囲まれてすごく緊張していましたし、今も緊張している位なんですけれども、刺激しかなかった現場でした。

木下さん:上映までに大変時間がかかった映画なので、今日ものすごく嬉しいです。お楽しみくださいませ。

榊監督:今ほうかさんもおっしゃった通り、撮影から2年半かかりまして、色々ありましたけれど、この日を迎えられて嬉しいです。

原作兼プロデューサー兼脚本家の丸野裕行さんと出会い、そういう本を書いたんですけれど、出せませんでしたと酒の場で話しました。その時『本出せなかったら、映画なら作れるんじゃないの?』と勢いでふっかけたんですね。それが3年位前ですかね。それで読ませてもらったものが面白いものだったし、画が浮かびました。設定とか題材とかおいておいても、男の話にあこがれがあるので、こういう哀しい男たちの話を撮りたいなと思ったのがきっかけです。

木屋町DARUMA

MC:遠藤さん、四肢のない男の生き様。役作りはどのように?

遠藤さん:生まれて初めて観た映画が小学校の時の、『ジョニーは戦場へ行った』で、戦争で両手両足のない人の話だったので、それを観た時に、『映画ってすっごい怖いな』と怖いイメージがものすごくあって、まさかこういう役に巡り合うとは思いませんでした。全身で演技するのが俳優なので、『こういう役です』と言われた時に、そぎ取った中で、心が一番勝負しなければいけないところだったので、試してみたくなりました。心全面で、どんな風になるのか。そういう意味では、貴重な体験を榊君から頂いて、チャレンジできたと思います。

MC:チャレンジなさって、スムーズにできましたか?

遠藤さん:いや、大変だった。もう少し動きたいなと思った。(会場爆笑)

MC:顔で相当演技していましたよ?」

遠藤さん:動かないと自然に出ちゃうんです。」

MC:三浦さんは、木村祐一さん演じる親分に命じられ、勝浦の面倒をみる坂本役ですが、とても思い入れがある役になったかと思いますが、改めて、坂本という人物についてどのように思われていますか?

三浦さん:ヤクザらしからぬヤクザというか、葛藤の塊みたいな男だなと思うんですけれど、僕自身の今まで生きてきた人生の中で被るというか、僕と遠藤憲一さんの俳優としての先輩という部分と、ヤクザの先輩という部分と、四肢を拘束された男と四肢のない男とダブってきて、のめり込んでできたなという感じです。

MC:武田さんにお伺いします。父親の借金のせいで風俗に売られ、だんだんと壊れていく友里を演じられています。周りは男の人ばっかりでしたね?

武田さん:そうなんです。台本を読ませて頂いた時はキャストの皆さんの名前を見て興奮しましたけれど、実際現場に入って、作品も作品なので、大人が全員怖く見えてしまいました。

MC:誰が1番怖かったですか?

三浦さん:遠藤さんは普段本当に優しくて、いつも話しかけて下さるんですけれど、現場にいる時は、現場の中の遠藤さんが気になってしまう位怖い役だったので。

MC:初挑戦の、ファンがびっくりするようなところもありますよね?

武田さん:顔を舐められたりとか、人生初めてなので。ペロペロどころじゃないですね。台本には書いてなかったんですよ!監督がモニター越しで、『行っちゃってください!』というのが聞こえて、『あれ?なんのことだろう?』と思って。

榊監督さん:もう一つ足りないと思った時に、池田さんという俳優さんに、『本番は思いっきり顔をベッチョベチョに舐めて下さいよ!唾液だらけにしてください。』って言ったら、嬉々としてやってくれ、武田さんは何も言わず、役柄としていて頂け、テイク終わったらすぐ拭くかなと思ったら、すぐ拭かず、茫然としていました。

MC:お父さんみたいでいいな、と思った人はどなたですか?

武田さん:遠藤さんです。ほうかさんはお母さんの役割をして下さって。

木下さん:恋人だと思ってた!

武田さん:お母さんです。(笑)
撮影が終わって、ほうかさんが東京に帰っている時とかに夜『今日のシーンは大丈夫だった?』って電話下さって。

MC:ほうかさんは今回キャスティングプロデューサーとしても関わっていらっしゃいますよね?キャスティングプロデューサーとしては、演技以外に、気を遣ったりしたんですか?

木下さん:それはもちろん皆さんの機嫌を取りをして。車で迎えに行ったり。低予算ですから、スタッフも不足していますし、時間がないんで。僕は自分が出ていないシーンもできるだけ立ち会っていたんです。さっき言っていたシーンも全部目撃しています。三浦君なんて、近寄りがたい位集中していて。

木下さん:武田さんが今までにないような役で、乳首も出して頂いて。

武田さん:乳首は出していないですけど、本当に過激な言葉があって、私が知らないような言葉があったんですよ。辞書にも書いてないような。でGoogleで調べてみたら、とんでもない映像が出てきて!調べましたよ!観ましたし、ちょっと。

武田さん:現場でてんぱって、台詞が出てこなかったりしたんですけれど、遠藤さんがこっちに来て下さって、『一回台詞もお芝居も忘れていいから、一回全部忘れてやってみよう』って言って下さって。『何回でも付き合うから、芝居。』って言って下さったので本当に救われて。

遠藤さん:ちゃんと陰でフォローしているでしょ?(会場爆笑)

MC:本作では、『関西弁をきちんと話せる』ということにこだわりを持たれてキャスティングに努めたそうでうね。皆さん関西弁はネイティブだったんですか?

遠藤さん:僕は関西弁全然できないんで、ちょくちょくいじめられましたよ。ちょっと違うちょっと違うって。方言は苦労しました。

武田さん:ほうかさんが携帯で録音して下さったので、毎晩寝る前にほうかさんの声を聴きながら…

遠藤さん:ナンパぎりぎりだよね。プロデューサーじゃねえだろ!

木下さん:そうやっても普通京都弁をできる人いないですよ!

武田さん:ありがとうございます。

最後に

榊監督さん:本で出せないなら映画にした方がいいと言った以上、素敵な俳優の先輩方をお呼びしてやりたいんですってまず遠藤さんと寺島進さんに直接お願いした後、ほうかさんにお願いして、『なら僕付き合うよ』と言って頂けて。キャストの皆さんにはそれを汲み取って頂けた。劇場を含め、いろいろ大変だったけれど、渋谷シネパレスさんが手を挙げて下さり、こうやって初日を迎えることができているんで、すごく感慨深いですよね。映画の力って偉大だなと思っています。本よりも。本は出せなくて、映画は公開できるんですから、(映画界は)まだいいだろうと思っています。

遠藤さん:今の言葉で十分です。本当に来て頂いて、感謝します。最後観終わった時、嫌な気分になるのか、よく頑張ったなって思うのかわかりませんけれど、全員で全力投球をしました。悔いがない作品です。楽しんでください。

渋谷シネパレス他にて全国順次ロードショーです!

因みにR15+

公式HP:kiyamachi-daruma.com
公式FB:www.facebook.com/kiyamachi.daruma
公式TW : @kiyamachidaruma

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キャスト:
遠藤憲一 三浦誠己  武田梨奈  木下ほうか  寺島進  木村祐一
監督:榊英雄
原作・脚本:丸野裕行さん:木屋町 DARUMA」(オトコノアジト電子書籍出版)
プロデューサー:榊英雄、丸野裕行
音楽:榊いずみ/キャスティング/木下鳳華
撮影:今井裕二/美術:井上心平
照明:鹿野克巳/録音:山口満大
編集:清野英樹/助監督:山口雄也
ラインプロデューサー:氏家英樹  
主題歌:空が泣いている」masami
制作プロダクション:ファミリーツリー  
配給:ファミリーツリー アークエンタテインメント  
製作:「木屋町DARUMA」製作委員会
2014 年/日本/カラー/HD/5.1ch/1 時間56分/R15+  
©2014「木屋町DARUMA」製作委員会

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