映画情報どっとこむ ralph 父、母、兄、自分の4人家族を被写体に、“家族がなりたかったもの”“家族でやってみたいこと”をテーマに様々なシチュエーションでコスプレして撮影、ユニークな≪家族写真≫を世に送り出した写真家・浅田政志。そんな彼が撮影した2冊の写真集を原案に、 『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で、第41回報知映画賞作品賞、第40回日本アカデミー賞優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞ほか、その年の映画賞を総なめにした中野量太監督が、実話に基づき、独自の目線でオリジナルストーリーとして、主演に二宮和也を迎え映画化!全国東宝系にて大ヒット公開中です。

そして、今月10月9日(金)~18日(日)の間、開催されていた第36回ワルシャワ国際映画祭≪国際コンペティション部門≫に出品。現地時間10月17日16:30(日本時間23:30)からワルシャワ市内の映画館マルチキノにて授賞式が行われ、『浅田家!』が最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)を獲得しました!ワルシャワ国際映画祭においての最優秀アジア映画賞は、邦画作品では初の受賞となります!!

映画情報どっとこむ ralph 本作のプレミア上映は、現地時間10月14日に、ワルシャワ市内の映画館マルチキノ(キャパ366席)で上映され、観客の反応は非常にポジティブであり、中には、「中野監督にお礼を伝えてください」という観客もおり、多くのシーンで笑いが起こっていました。

また、今回の授賞理由についてある審査委員は、「本作は、現在の混沌とした時代にこそ必要とされる希望に満ちた、非常に感動で楽しい作品でした。誰もが大きな心を持ち、純粋な夢を決して諦めない、ユニークなある家族の悲しみと喜びの描写が素晴らしく、私たちは最優秀アジア賞(NETPAC賞)を授与いたします。」と述べており、ワルシャワ国際映画祭国際コンペティション部門グランプリでは、これまでも2004年に『別離』でベルリンのグランプリ、アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアスガー・ファルハディ監督の『美しい都市(まち)』(日本劇場未公開)や、2010年、『ブレードランナー2049』で知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『灼熱の魂』、2013年、『COLD WAR あの歌、2つの心』のパヴェウ・パヴリコフスキのアカデミー賞外国語映画賞受賞作『イーダ』などが受賞しており、後の巨匠監督の初期の作品が多く受賞しているという特徴があり、今後中野監督、二宮のさらなる飛躍が期待されます! 

なお、ワルシャワ国際映画祭での邦画作品の受賞は、2007年『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(吉田大八監督)のフリースピリットコンペティション部門大賞受賞以来となります。
(最優秀アジア映画賞は、コンペティション部門に関わらず、今年のワルシャワ国際映画祭で対象になったアジア映画12本の中から今回『浅田家!』が選ばれました)

映画情報どっとこむ ralph 二宮の出演作が、海外の映画祭に選出されるのは『硫黄島からの手紙(06年)』での、第57回ベルリン国際映画祭、第79回アカデミー賞のノミネート、『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~(17年)』での第2回マカオ国際映画祭での公式上映、『検察側の罪人(18年)』の第38回ハワイ国際映画祭への出品以来となります。また今月21日から開催の第25回釜山国際映画祭のオープンシネマ部門にも正式招待されており、日本のみならず世界中へ『浅田家!』が広がっていきます。
映画情報どっとこむ ralph 今回、新型コロナウィルスの影響で残念ながら渡欧し、映画祭に出席できなった二宮和也と中野量太監督からコメントが届きました。

二宮和也コメント:
まずは監督、受賞おめでとうございます!朝起きて、「最優秀アジア賞を受賞しました」という知らせが深夜に来ていたことを知り、大変驚きました。人から人へ気持ちが伝わったことが嬉しいです。それだけでも嬉しいです。最初から賞を目的として、作品に参加したわけではありませんが、こういった映画祭があるからこそ、世界の人に観ていただく機会があり、世界中にある“家族というものの一つの形”を感じて頂くことができたのかなと思います。賞をいただけたことはもちろん光栄ですが、映画を観た皆さんの感想で、たくさんの方が久しぶりに映画館に行ったきっかけが『浅田家!』だと言ってくれているのを知り、すごく嬉しかったです。色々な価値観の人が集まって一つのスクリーンで同じものを共有できる映画館という場所に人が戻ってきて、お客さんが「よかった」と言ってくれる作品を作れたことが何より素晴らしいと思います。

中野量太監督コメント:
この映画が言葉の壁や国境も超えて海外の人にも受け入れられたということがとても嬉しいです。国際コンペティション部門に選ばれた理由も「この苦しい時代だからこそ、こういう映画が必要だ」というものだったのですが、受賞理由も同じだったと聞いて嬉しかったです。この映画は家族の話なので、世界共通だと思いました。東日本大震災の中で苦難にぶつかっても、希望を見つけて乗り越え、前に進むという話なので、世界の方々にも理解をして頂けたんだと思います。日本の映画ファンの方々が、この作品で映画館に帰ってきてくれたというお話を聞いて、世界の映画ファンも帰ってきてくれるきっかけの映画になってくれたらいいなと。受賞理由を聞いて、もしかしたらそういう役目をもった作品なのかもと感じたので、今、上映できていることが嬉しいです。

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『浅田家!』

ストーリー
幼いころ、写真好きの父からカメラを譲ってもらった政志(二宮和也)は、昔から写真を撮るのが大好きだった。
そんな彼が、家族全員を巻き込んで、消防士、レーサー、ヒーロー、大食い選手権…。
それぞれが “なりたかった職業”“やってみたかったこと”をテーマにコスプレし、
その姿を撮影したユニークすぎる≪家族写真≫が、なんと、写真界の芥川賞・木村伊兵衛写真賞を受賞!
受賞をきっかけに日本中の家族から撮影依頼を受け、写真家としてようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こるー。
かつて撮影した家族の安否を確かめるために向かった被災地で、政志が目にしたのは、家族や家を失った人々の姿だった。
 
「家族ってなんだろう?」
「写真家の自分にできることは何だろう?」
 
シャッターを切ることができず、自問自答をくり返す政志だったが、
ある時、津波で泥だらけになった写真を一枚一枚洗って、家族の元に返すボランティア活動に励む人々と出会う。
彼らと共に≪写真洗浄≫を続け、そこで写真を見つけ嬉しそうに帰っていく人々の笑顔に触れることで、
次第に≪写真の持つチカラ≫を信じられるようになる。
そんな時、一人の少女が現れる。
 
「私も家族写真を撮って欲しい!」
それは、津波で父親を失った少女の願いだった—――。

映画情報どっとこむ ralph <ワルシャワ国際映画祭>
ポーランドの首都・ワルシャワで開催される国際映画祭。1985年に初開催され、2009年に国際映画製作者連盟公認の映画祭となり、カンヌ、ベルリン、ヴェネチア、ロカルノ、サン・セバスティアンなどと並び、ヨーロッパの中でも重要な映画祭の一つとして知られている。毎年10月の10日間で国内外から選出された約200作品が、コンペ部門と非コンペ部門に分かれ、市内の劇場で公開される。コンペ部門では、新人監督を対象とした1~2部門や革新的で野心的な作品を対象としたフリースピリッツ部門が設けられるなど、他の映画祭では見られない独自のプログラムに注目が集まっている。

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出演:二宮和也
黒木華 菅田将暉 風吹ジュン 平田満
渡辺真起子 北村有起哉 野波麻帆
妻夫木聡
原案:浅田政志「浅田家」「アルバムのチカラ」(赤々舎刊)
監督・脚本:中野量太
脚本:菅野友恵
製作:東宝映画、ブリッジヘッド、パイプライン
配給:東宝
©2020「浅田家!」製作委員会
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