映画情報どっとこむ ralph 韓国で130万部突破!日本でも20万部を売り上げ、社会現象を巻き起こした大ベストセラー小説「82年生まれ、キム・ジヨン」を原作とし、韓国で初登場No1大ヒットを記録した映画『82年生まれ、キム・ジヨン』が10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開いたします。この度、本作の公開を記念して、映画『82年生まれ、キム・ジヨン』と人気女性誌VERYが展開するVERY Academyがコラボレーションしたトークイベントを行いました。

ゲストには、1児のパパであり、夫、モデル、タレントやアーティストとして幅広く活躍し、独自のこだわりを持ちながら、自分らしく生きるりゅうちぇるさんに加え、VERYモデルの牧野紗弥さん、社会学者の田中俊之さんが登場。【『82年生まれ、キム・ジヨン』から考える 夫婦の呼び方、呼ばれ方~家庭内の思い込みから自由になるヒント~」】と題し、一人の女性の人生を通して、社会にあふれる女性への差別や違和感を浮き彫りにした本作と、社会でつくられた男女の役割分担に対する固定観念、偏見による女性に対する評価や扱いの性的格差<ジェンダー・バイアス>についてじっくりトークを繰り広げています。

■VERY Academy×82年生まれ、キム・ジヨン イベント概要■
日程:9月15日(火) イベント:11:00~(約60分程度)
会場:TRUNK BY SHOTO GALLERY(東京都渋谷区松涛1-5-4)
登壇者:りゅうちぇる(タレント・アーティスト)、牧野紗弥さん(VERYモデル)
田中俊之さん(社会学者)、今尾朝子(VERY編集長) 
主催:株式会社 光文社 VERY編集部/協力:株式会社クロックワークス

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ベルリン国際映画祭が、男優賞・女優賞の区別を無くすことを表明したり、社会的、文化的な性差、ジェンダーについての関心は国内外でもますます高まっている昨今、集まったゲストは今回ピックアップされたテーマについて早速議論をスタート。パパとして、一人の人間として、自分ならではのこだわりを持ちながら、素直に、正直に生きる姿勢が共感を呼んでいるりゅうちぇるさんは、「映画を観てグサリときました。世の中には色んな人がいるのに、どうしても男と女の2種類に分けられて、男の子だから、女の子だからという刷り込みの中で育ってきている。この当たり前の現状に疑問を持つことがなかった人もいると思うけど、そこに疑問を投げかけるいい機会だと思います。」とコメント。自身のインスタグラムに集まったファンからの質問に真摯に答え、特に、子育てや“夫婦”の悩み相談に関しては絶大な支持を集めるりゅうちぇるさんは、「劇中のジヨンと同じ2才2ヶ月の子供がいるので、つらい気持ちになったところもありました。誰かが悪いわけではないのに…家族ってやっぱり本音が出ちゃうから。子供の時からアニメではお母さんが主婦をしていたり、ヒーロショーでは女の子はピンクでしょ、とか。そういう刷り込みや育ってきた環境って自然と周りに出ちゃう。その当たり前に疑問を抱けたのがジヨンだったんじゃないかな、と思います。」と主人公と同じ、子供を持つ父親としての面を覗かせながらトーク。また、3児のママでありモデルとして活躍する牧野紗弥さんは「84年生まれなんですが、私ととてもよく似ていると思ってみていました。共感しましたね。私も子供が生まれて10年くらい、なんの疑問を持たずに生きていて…でもちょうど1年前くらい前にあるきっかけでジェンダーという言葉と出会い、あぁ私がもやもやしていたのはこれだったのか、と。そこから意識が変わっていきました。」とジヨンのように日常で感じる違和感に対しての気づきを明かしました。

トーク内容が、今回の大きなテーマでもある”夫婦の呼び方”についてに及ぶと、実際に今りゅうちぇるさんはぺこさんのことを【ペこ】と呼んでおり、自分は【りゅうちぇる】と呼ばれていると告白。ただ、メディアに出るときは【パートナー】という呼び方で相手を呼んでいることを明かすと、『男が働かない、いいじゃないか!』など、男性のジェンダー問題にまつわる著書を数多く手掛ける社会学者の田中俊之さんは、「こう呼べばいい、という正解があるものではないからこそ、それぞれがもやもやするんですよね。でも、パートナーという呼称はフラットで対等。素敵だと思います。」と分析。VERY編集長の今尾さんは「私は気付いたらお互いを名前で呼び合っていたんですが、VERY世代の読者だと、女性側は嫁と呼ばれることが多いみたいです。」と明かしながら、“家内と呼ばれることに違和感”がある、“嫁”と呼ばれると嫌になる、などといった読者からの声を一部紹介。しかしこの内容に対し、りゅうちぇるさんからは「男性側としても色々な意見はあると思う。僕はパパと呼ばれたくなくって…女性も男性もコミュニケーションを取って話し合いをすべきですよね。」と男性目線としての素直な思いを吐露。男性だから、女性だからという事ではなく、一人の人間としてしっかりコミュニケーションを取ることの大切さを伝えています。

さらに、悪意が無くとも、違和感を感じてしまう日常の場面について議論が白熱!映画の中のシーンを紹介しながら、それそれの意識の違いや気持ちのズレについて、意見が飛び交いました。特に劇中、ジヨンが仕事に復帰したいという気持ちを夫に打ち明けたシーンでは、悪気なくジヨンに「休んだら」と伝えてしまうデヒョンに対し、牧野さんは「まるで私自身を観ているようでした」と告白。当時の自分を振り返り、「理解してくれている事はわかっていても、何が不満なのかを言葉にできないんです。ある人に自己肯定感が低いのかも、というアドバイスを頂いてはっとして…そこから一つずつ小さな事から解決することで改善していきました。」と実体験を交えてエピソードを披露。りゅうちぇるさんは「心をむき出しにして伝え合わないとすれ違うだけだから、それって結果的に子供に辛い思いをさせてしまう。みんな死にものぐるいで育児して生活しているんだから、ぶつかって分かり合うことが大切ですよね。僕はぺこりんと相談した上で、育児休暇という形で休みをとることはしなかったけど、得意な事を得意な方がやっていこう、パパ・ママという役割ではなくて一人の人間として一緒に分かち合えればいいねと話していました。」と父親としての面も覗かせながら自身の想いを明かしています。

その他にも、いくつかピックアップされた劇中のシーンを観ていく中で、とにかくコミュニケーションが大事、という言葉を繰り返す登壇者たち。りゅうちぇるさんは男性目線での気持ちとして、「女性だけが経験する神秘的な妊娠・出産という出来事に気圧されてしまうこともあるし、一緒に子育てしたいと思っていても、「今これ?」「は?これじゃないんだけど」とか言われると結構傷つく…。本当にコミュニケーションが大事だから、お互いの気持ちを0から10までどころじゃなくて0から1000までくらい言った方がいい。男とか女とかじゃなくて個々の人間として、お互いが本音を打ち明けることが大事。」と熱弁しました。
最後に、今回のトークを通してりゅうちぇるさんは「この映画をきっかけに、夫婦のコミュニケーションをとる事を意識してみたり、子供や夫婦との関係性を見直すきっかけになればいいなと思います。」とコメント。牧野さんは「まずは自分を認めてあげて、間違っていないから進んでみようと舵取りすることが大事。自分が家庭内で一番のファイターだと思うくらい(笑)。子供たちに、自分が悩んだ事で悩ませたくないから、少しずつでも変わっていければいいと思います。」と語り、映画をPRしながらトークを締めくくりました。

なお、今回のトーク内容は、10月2日(金)21:00~(予定)より、VERY公式Twitterアカウント@VERY_web にて全編が配信されます。配信時には、過去の日本における男性の育児休暇の取得率や産後の就職復帰率などのデータとあわせて、より詳しく現在の性的格差<ジェンダー・バイアス>についてトークを繰り広げています。ぜひ、合わせてお楽しみください。

映画情報どっとこむ ralph ■VERY Academyとは?
人気女性誌VERYが、学び、知ることで自分や家族の選択肢を増やしたい。日々忙しいママのためのインプット、学びの時間を提供することを目的に、配信によって自宅で簡単にアクセスできる学びの場として立ち上げた「VERY Academy」。第二弾となる今回は、『82年生まれ、キム・ジヨン』を題材に、家庭内のジェンダー・バイアスについて考えていきます。最近では「ご主人」「旦那様」「嫁」「奥さん」…という夫婦の呼称に違和感を感じる人も多く、女性の活躍を謳いながらも、まだまだジェンダー・バイアスの根強い日本社会で、違和感をそのままにしないことが社会を良くする第一歩であると考え、タレントのりゅうちぇるさん、VERYモデルの牧野紗弥さん、社会学者の田中俊之さんをゲストに、夫婦の呼称から気づくジェンダーの問題について語り合いました。

原作小説は、日本でも翻訳本が2018年12月に刊行されるとたちまち共感の声が広がり、発売2日目にして重版が決定。大型書店で品切れが続出するほど異例の大ヒットを記録。一人の女性の、少女時代から結婚、出産に至るまでの人生を通し、女性の生きづらさを描いたこの原作を、チョン・ユミとコン・ユの共演で映画化。

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』
原題:82년생 김지영

10月9日(金)より 新宿ピカデリー他 全国ロードショー 

【あらすじ】
これは私たちの物語。未来の希望につながる物語。
結婚・出産を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨン(チョン・ユミ)。常に誰かの母であり妻である彼女は、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。「疲れているだけ、大丈夫」。そう夫のデヒョン(コン・ユ)にも自分にも言い聞かせる彼女だったが、ある日から、まるで他人が乗り移ったような言動をとるようになる。その時の記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず、ひとり精神科医に相談に行くが、本人が来ないことには何も改善することはできないと言われてしまう。なぜ彼女の心は壊れてしまったのか。少女時代から社会人になり現在に至るまでの彼女の人生を通して、見えてくるものとは—

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監督:キム・ドヨン
出演:チョン・ユミ、コン・ユ、キム・ミギョン 
原作:「82年生まれ、キム・ジヨン」チョ・ナムジュ著/斎藤真理子訳(筑摩書房刊)2019年/韓国/アメリカンビスタ/DCP/5.1ch/118分  
© 2020 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
配給:クロックワークス 
VERY Academy配信日時:10月2日(金)21:00~(予定)
視聴方法:VERY公式Twitterアカウント
@VERY_web https://twitter.com/VERY_web
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