リュック・ベッソン監督最新作『ANNA/アナ』は、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、公開を延期しておりましたが、この度の政府による緊急事態宣⾔の全国的な解除を受け、6月5日(金)より劇場公開することを決定。 Sasha Luss stars as ‘Anna’ in ANNA. あわせて、リュック・ベッソン監督のインタビュー映像を解禁しました。 |
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このたび、本作の監督を務めた、リュック・ベッソンのインタビュー映像が解禁。アクションが随所にちりばめられているエンターテインメントである一方、巧妙かつ複雑な構造をしている本作の着想についてベッソンは、物事を見たままに受け取れない今の時代性に触れつつ、「とても興味深く新しいと思った。出来事がことごとく事実と違って見える、そんな映画を作った」と話す。続けて、「観客は5分おきに騙される」と鑑賞中の思考を色で例えながら、「映画の最後には、何が事実か分からなくなる。アナはマトリョーシカのように、中に幾つもの別の顔を持っている。どれが本当の顔か分からない」と、時間軸と衣装(見た目)が複雑に入れ替わる、本作の構造を説明する。 サッシャ・ルス、ルーク・エヴァンス、キリアン・マーフィの3人の関係について、役に入りきったキリアンの演技があまりに奇妙で面妖だったようで「サッシャはキリアンに怯えていた」と回顧。対して、「(サッシャは)ルークには心を許していた」と明かし、サッシャとルークがKGB、キリアンがCIAという、劇中そのままの対立関係が反映されていて面白かったと振り返る。 最後に本作の見どころについて「良質なアクションはある」と、ベッソンファン・アクション映画ファンには嬉しい一言。そして、見る側にも知性が必要だと不敵な笑みを浮かべながら、「刺激され能力を試されることを、そのまま楽しんでほしい。私のように刺激的で挑戦的な映画が好きなら、絶対に満足するだろう」と自信をのぞかせた。単なるアクション映画に留まらない、刺激的で挑戦的な内容に期待は高まるばかりだ。
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『ANNA/アナ』 原題:ANNA 映画公式HP: 公式Twitter: あらすじ |
監督・脚本・製作:リュック・ベッソン
製作:マーク・シュミューガー
出演:サッシャ・ルス、ルーク・エヴァンス、キリアン・マーフィ、ヘレン・ミレン、アレクサンドル・ペトロフ、レラ・アボヴァ
2019年|フランス・アメリカ|カラー|スコープサイズ|5.1ch|1時間59分|日本語字幕:佐藤恵子|PG12
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配給:キノフィルムズ/木下グループ