映画情報どっとこむ ralph 前作『イタリアは呼んでいる』が日本でも大ヒットとなった、スティーヴ・クーガンとロブ・ブライドンがグルメ取材の旅に出る人気シリーズ、4年ぶり待望の新作『スぺインは呼んでいる』が11月8日(金)よりBunkamuraル・シネマにて公開となります。

そこで本作の公開を記念して、さまざまな国の知識を持ったトラベル・コンシェルジュが、お客様の旅を自在にアレンジする旅行会社「旅工房」とのタイアップイベントを開催いたしました。

食とワインの世界を探求するワイン雑誌「Winart」編集部の滝澤麻衣さん、旅工房のトラベル・コンシェルジュの佐藤可奈恵さんをゲストにお迎えしてのトークイベント、

そしてワイン専門商社「エノテカ」の安川深雪さんをお迎えしてスペインワイン「アルトス・イベリコス・クリアンサ」の試飲会も実施いたしました。



映画『スペインは呼んでいる』公開直前!旅会(トークイベント)
日時: 10月24日(木)
場所:GLOCAL CAFE IKEBUKURO
登壇: 滝澤麻衣(ワイン雑誌「Winart」)、佐藤可奈恵(旅工房トラベル・コンシェルジュ)

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滝澤さん:ワイナート編集部の滝澤です。ワイナートは世界各国のワインを取り上げたワイン専門誌なのですが、実はキネマ旬報という映画雑誌の編集も昔やっておりました。

佐藤さん:旅工房のトラベル・コンシェルジュをしております佐藤です。旅工房では様々な国への旅行を案内・アレンジしており、わたしはイタリア、ポルトガル、スペインの担当をしております。まずスペインの基本情報として、首都はマドリード、日本からは直行便で約14~15時間かかります。スペインというと映画にも出てくるパラドールという国営ホテルが有名ですね。中世の古城や修道院などを修繕・改装したもので、スペイン国内で一つ星から五つ星まで、様々な都市にたくさんのパラドールがあります。

滝澤さん:そうなんですよね。映画の中ではスティーヴとロブの二人が毎日日替わりでこのパラドールに宿泊しています。とてもゴージャスな旅ですよね。

佐藤さん:弊社では、映画に出てくるパラドール・デ・オンダリビア(劇中では月曜の宿泊場所)と、パラドール・デ・グラナダ(金曜の宿泊場所)は取り扱いがあります。

滝澤さん:実はわたしスペインに行ったこと無いんですけど、いつか泊まってみたいなと思っています!イタリアとかは時々行きますけど、なかなかこういったパラドールみたいなものって他の国には無いんですよね。スペインに行ったことないと告白しておきながらこんな話をするのもあれですけど、スペインのワイナリーはすごく建築に凝っているところが多いんですね。ワイナートの79号から2年間ほど「建築で巡るワインの旅」という連載を組みました。訪問も可能なので是非行ってみてください。もちろん日本で飲むのも美味しいですが、地元の雰囲気を感じながら飲むワインはより美味しく感じられます。レストラン併設のワイナリーもオススメです。ワインというのは産地や人を表すと言われますが、スペインは乾いている感じと、砂埃の大地。そういった土地の葡萄って、あまり瑞々しくないんです。果実味がぎゅっと凝縮した感じの力強いワインが出来やすい土地です。

佐藤さん:続きまして映画の旅のスタート地点のサンタンデール。カンタブリア州の州都です。ここはマグダレナ宮殿がとにかく有名。中を見ることもできますが、外から見るだけでも壮大です。近くのサンティジャーナ・デル・マルという街が、半日あれば廻れるくらいの広さで個人的にはとてもオススメです。三ツ星のパラドールもあります。

滝澤さん:初日の食事はシーフードレストランから始まります。というと、内陸部でよく食べられる肉料理に赤ワインを合わせるイメージが強いと思いますが、サンタンデールのように海に面したところでは魚貝をよく食べるので、白ワインも美味しくいただけます。全体的な生産量としても確かにスペインは赤ワインがすごく多いんですが、白ワインもオススメですよ。

佐藤さん:次がオンタリビアです。フランスに最も近いスペインの観光地です。カラフルな家が多く、写真映えする街です。いま滝澤さんがお話してくださったようなシーフードレストランのお店があり、「アラメダ」というレストランがオススメです。

滝澤さん:この辺りの料理は、バスク料理と言われるものですね。バスク地方はフランスとスペインに跨っていて、こちら側はスペインバスクと言われている地方で、最近、世界的に人気の高いグルメエリア、サン・セバスチャンもこの近くにあります。

佐藤さん:続いて南に下っていきますとグラナダ。スティーヴとロブが金曜に宿泊しているところですが、アルハンブラ宮殿が観光の定番です。ただ大人気なのでチケットの事前購入が必須。予約がとれないこともあるので早めに予約したほうがいいですね。続いてマラガ。映画では土曜日の旅の地です。アンダルシア地方で有名なビーチリゾートで、街自体はコンパクトですが、日本からの就航便が多くグラナダより行きやすい街です。白い村で有名なミハス、フリヒリアナへもアクセスしやすいです。

滝澤さん:映画では先ほどのサンタンデールから南に縦断して、ここマラガに到着するんですが、いままでの内陸部の乾いた大地の印象から一転して、突然地中海の色鮮やかな雰囲気になりますね。この映画はシリーズものになっていて、一作目はイギリス、二作目はイタリアが舞台。監督のマイケル・ウィンターボトムは特に観察力に優れていて、このシリーズではそれがスティーヴとロブのふたりの主人公への演出にも効いているのですが、同時に、彼らの旅する国の空気感やそれぞれの土地独特の色合いの描写にもうまく効いているように観えます。二作目のイタリアは全体的にビビットな色が多く、三作目の『スペインは呼んでいる』は乾いたレンガ色とオレンジ。初日のサンタンデールからずっとそういうスペイン色だった画面が、マラガに来ると急にイタリアを思わせる地中海っぽい色が見えるのが面白いですね。

映画情報どっとこむ ralph 『スぺインは呼んでいる』
原題:The Trip To Spain

11月8日(金)よりBunkamuraル・シネマにて公開

イギリスのショービジネス界 で活躍するスティーヴ・クーガンとロブ・ブライド ンが、グルメ取材の旅に出る 人気 シリーズ 待望 の 新作 。今回の舞台はスペイン。 仕事も人生も成功しているふたりだが、恋人とのこと、離れ て暮らす息子との関係など悩みはつきない。 カミーノ・デ・サンティアゴの巡礼ルート 、世界遺産の街クエンカ 、 イ スラム 文化が色濃く 残るグラナダ 5 泊 6 日の 豪奢 な 旅を終える頃、スティーヴはある決断をロブに伝えるのだが…。人生の岐路に立つ中年男性が旅の終わりに気づく本当に大切なものとは?
スぺインは呼んでいる

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監督:マイケル・ウィンターボトム
出演:スティーヴ・クーガン、ロブ・ブライドン
配給:ハーク【2017年/イギリス/108分/カラー/ビスタ/字幕翻訳:石田泰子】
©SKY UK LIMITED 2017. 公式HP:www.hark3.com/trip-to-spain
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