『ベル・カント~』渡辺謙&加瀬亮登壇ジャパンプレミア

渡辺謙:英語がわからない役、加瀬亮:通訳役に苦労した!『ベル・カント とらわれのアリア』ジャパンプレミア


渡辺謙:英語がわからない役、加瀬亮:通訳役に苦労した!『ベル・カント とらわれのアリア』ジャパンプレミア

映画情報どっとこむ ralph 日米豪華キャスト共演!『ベル・カント とらわれのアリア』

日本大使公邸占拠事件からヒントを得て、テロリストと人質の予期せぬ交流を描いた作家アン・パチェットの小説「ベル・カント」の映画化で共演を果たした。 危機的状況の中、人質の一人である世界的オペラ歌手ロクサーヌの歌声が彼らにどんな影響を与えたのか。人の心を救うのは“力”ではなく、美しい芸術や温かな交流だと教えてくれる感動の人間ドラマとなっている。

このたび、公開に先駆けジャパンプレミアを開催!
本作でジュリアン・ムーア演じるロクサーヌ・コスの大ファンであり、南米某国の副大統領邸でのパーティーに招かれた、実業家ホソカワ役の渡辺謙さんと、ホソカワの通訳を務める聡明で沈着冷静な男ゲン役加瀬亮さんの日本を代表する国際派俳優のお二人が上映前の舞台挨拶に登壇した!
『ベル・カント~』渡辺謙&加瀬亮登壇ジャパンプレミア
『ベル・カント とらわれのアリア』ジャパンプレミア
日付:10月9日
登壇:渡辺謙、加瀬亮 

映画情報どっとこむ ralph 満員のお客様の盛大な拍手で迎えられ、

渡辺さん:2年半ぐらい前にNYとメキシコで撮影しました。ハードな内容ですが色々なことが描かれている人間ドラマです。

加瀬さん:今日はご来場ありがとうございます。ようやく今こうやって日本でみてもらえることになって嬉しいです。

と挨拶。


まず、本作のオファーを受けたときの印象を問われ
渡辺さん:実は自分が最初にこの話を聞いたのが9.11(のテロ)の直後だったと思うのですが、(映画の中に)テロリストが出てくるし、さすがに9.11のあとテロリストが出てくる作品はどうだろう、と一旦はご遠慮したんです。

そして

渡辺さん:実はもう一つの(本作を受けた)理由として、この作品のベースになっているペルーの日本人大使公邸占拠事件が起きる1週間前まで僕はリマにいたんです。ドキュメンタリーの仕事だったのですが、1か月くらいペルーを旅していました。もしそのまま一週間後まで滞在していたら、自分もこの事件に巻き込まれていたかもしれない、と思うようになって。そう考えると、この映画は宿命で、やらないと先に進めないんだと思ったんです。

という驚きのエピソードが!

映画情報どっとこむ ralph 続いて、実際英語が堪能な渡辺さんが劇中英語ができない役だったことに触れ、

渡辺さん:実は僕はこんなもんなんですよ~!

とジョークを飛ばしたあと

渡辺さん:つい英語のセリフをきいていると英語的なリアクションしてしまうんですよ。それをわからないふりをしたり、以前『ラストサムライ』を演じていた頃、わからないんだけど理解しようとしていたときを思い出して演じるようにした。

そうで、その一方で「英語、スペイン語だけでなく、フランス語、ドイツ語にロシア語まで」劇中で話さなければならなかった加瀬さんは、渡辺さんいわく

渡辺さん:大変で目がサンカクになっていた!(笑)時間があるときに、飯行くか?と声かけもできなくらい。

加瀬さん:撮影中も部屋の中で語学の勉強ばかりやっていました。でもそんなとき、朝、楽屋にいくと謙さんが握ってくれたオニギリがあって、それを頂いていました。

と二人の良い関係が垣間見れる話を披露した。さらに

加瀬さん:『硫黄島からの手紙』のときには、謙さんとほとんど絡みがなかったので、本作で近くでがっつりご一緒できて勉強になりました。でも僕の役名がワタナベゲンで、作者の方が謙さんのファンだったからこの名前になったらしいんですけど、謙さんの前で役名を話すのは恥ずかしかった!

と話すと、
渡辺さん:僕もこっちの役のほうがいいんだよな~って言ったんだよ。僕は今回加瀬くんと一緒でとても心強かったし、彼が大変な思いをしてやっているのもたくましく思えたし。こういったビッグバジェットでなく撮影日数も限られている作品でも、こういう頼もしい後輩がリードしてくれたのは嬉しかった。

と改めて信頼の言葉を投げかけた。


また、本作で共演したオスカー女優のジュリアン・ムーアの印象をきかれると、

渡辺さん:非常にプロフェッショナル。普段はフラットな気のいいおばちゃんて感じなんだけど、役に入ると妖艶だしオーラもあって。劇中の役のとおり彼女とも少しずつ距離を縮めていきました。

加瀬さん:思っていたより気さくな方で、でもつい話をしていると本番が始まってしまい、僕は戸惑いました。本番前まで携帯の(彼女の)娘の写真をみているから、ジュリアンのペースに巻き込まれてしまうと僕が集中できなくて。

という微笑ましいエピソードも飛び出した。

そして、本作のような海外の作品に出る意味を問われると、

渡辺さん:それについては実はあまり関係なくて、面白いと思えば日本であろうが、海外であろうが、アジアであろうが作品の大小にかかわらず、どの作品でも呼んでいただければ行くつもりで。“呼ばれたら飛び出ててジャジャジャジャーン!”のハクション大俳優という感じでがんばっています。

というユーモアあふれるコメントを返し、会場のお客様から歓声があがった。


映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

加瀬さん:今日はどうもありがとうございます。映画をゆっくり楽しんでいただければ嬉しいです。

渡辺さん:ラグビーW杯やクライマックスシリーズでお忙しい中、この映画のためにお集まりいただいてとても嬉しく思っています。1時間40分少しの映画ですが、何十日間か捕らわれの身となった、この我々と同じような感覚を得ていただけたらと思います。11月公開の折にも他の皆さんにお知らせいただけたら嬉しいです。

と語り、会場は再度温かい拍手に包まれた。


『ベル・カント とらわれのアリア』
原題:BEL CANTO

公式サイト:
belcanto-movie.jp


【STORY】
テロリストと人質―なぜ、正反対の立場の彼らが心を通わせたのか?危機的状況で生まれた絆の行方を描く感動ドラマ
実業家のホソカワは通訳のゲンと共に招かれた、南米某国の副大統領邸でのパーティーを心待ちにしていた。ホソカワの会社の工場誘致を目論む主催者が、彼が愛してやまないソプラノ歌手のロクサーヌ・コスのサロンコンサートを企画したのだ。現地の名士や各国の大使も集まり、女神のようなロクサーヌの歌声が流れたその時、突然テロリストたちがなだれ込み副大統領邸を占拠する。収監中の同志の解放を求める彼らは、赤十字のメスネルを介して政府と交渉するが平行線が続く。そんな中、ロクサーヌの歌をきっかけに、貧しく教育など受けられるはずもなかったテロリストたちと、教養に溢れた人質たちの間に、親子や師弟のような交流が生まれ始める。しかし、かりそめの楽園に終わりの時が近づいていた──。

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監督:ポール・ワイツ 『アバウト・ア・ボーイ』、『ダレン・シャン』

出演:ジュリアン・ムーア、渡辺謙、セバスチャン・コッホ、クリストファー・ランバート、加瀬亮
2017年/アメリカ/カラー/シネマスコープ/5.1ch/1時間41分/字幕翻訳:風間綾平
原作:アン・パチェット/山本やよい訳『ベル・カント』 (早川書房より10月17日刊行)
配給:キノフィルムズ/木下グループ
宣伝プロデュース:ブレイントラスト 
© 2017 BC Pictures LLC All rights reserved.

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