お嬢ちゃん/活弁シネマ倶楽部

萩原みのり主演『お嬢ちゃん』を二ノ宮隆太郎監督が語った!「活弁シネマ倶楽部」


映画情報どっとこむ ralph 映画『お嬢ちゃん』を監督した二ノ宮隆太郎が、映画を語るWEB番組「活弁シネマ倶楽部」にゲスト登場し、新宿K’s cinemaにて3週間公開中の本作を約1時間語り尽くした。

活弁シネマ倶楽部は、映画監督をはじめとする業界人らがほぼノーカットで好き勝手に語り倒す、映画マニアが密かに集うWEB番組である。
今回は、『枝葉のこと』にて世界的な注目を集め、自身が主演・監督も務めた二ノ宮隆太郎が、現在公開中の最新作『お嬢ちゃん』について、MCの映画評論家・森直人とともに語り尽くした。
お嬢ちゃん/活弁シネマ倶楽部
映画情報どっとこむ ralph 『お嬢ちゃん』は、映画女優としてその実力を開花している萩原みのりを主演に、常に苛立ちを隠せず、しかし心の奥底に優しさを秘めた1人の女性が、それまで向き合えていなかった現実に立ち向かう、その生き様と、心の動きをリアルに描いた作品。
お嬢ちゃん/活弁シネマ倶楽部 「ついに呼んでくれた」と、出演を待ち望んでいた二ノ宮氏の発言から始まった本番組では、企画経緯や二ノ宮と萩原の出会いなど、本作のはじまりの部分から順に語られていった。
作品の肝である、ヒロイン像について「(主人公の)みのりの精神性に萩原みのりがすごくシンクロしている。シンクロでは物足りない。一体化している」と二ノ宮と萩原の個性が一体化した人物像が描かれていることについて森が称賛する。すると二ノ宮は「前作は(主人公が)寡黙な男の役だったので、今回は内に秘めたものを言葉として表現したいと思った。彼女だったら安心して喋らせられる」と萩原へ大きな信頼を寄せていた。

また本来、萩原自身は本作の主人公のような性格ではないという話題になると「今までだれも描いてないであろうヒロインを作りたかった」と、普通の映画では見ることのできないヒロイン像をどう構築していったかを明らかにした。

さらに、今まで二ノ宮監督が監督と俳優の二足のわらじを履いてきたが、今回は出演シーンが全くないことについてトークが及ぶと、「監督だけに専念して、何を描けるかっていう挑戦だった」と、どこか中途半端になってしまっている気がした両立を辞めて、監督に専念した旨を明かした。続けて、「(自分は)集中力がない(笑)」と謙遜してスタジオを笑わせた。
「そもそもやりたかったのは俳優ではなく監督だった。」という二ノ宮監督は、日本映画学校を辞めてから、「この(個性的な)見た目が武器になるんじゃないか」と考え、俳優の道を歩み始めたと驚きのきっかけを語っている。
お嬢ちゃん/活弁シネマ倶楽部 番組では、脚本作りについてまでも語られており、「出演者の方の本当の実体験をセリフで言ってもらった」とトークは止まらない。具体的なセリフを挙げて、二ノ宮監督が直接、萩原に「これ使っていい?これ、(主人公の)みのりに言わせたいんだけど。」と聞いてセリフに採用したという意外な経緯も明かしている。
二宮監督の真骨頂でもある会話シーンに関しては、「くだらない会話は、すごい(ペンが)進む」と、おどけた表情を見せた。さらに「くだらない事を考えるのが得意。(この映画も)くだらないことだらけだけど、映画の中にくだらなくないことを入れようとした」と持論を展開し、過去には“下衆の革命児”と称されたこともある二ノ宮隆太郎の、下衆な会話劇の中の深淵が垣間見えた。

二ノ宮が自らの作品、さらには自分自身の性格やマインド、今後の活動についてまでも丸裸にされている「活弁シネマ倶楽部」はYouTubeにて絶賛配信中だ。これを機に、映画ファンの心を鷲掴みにする監督達のトークに触れてみてはいかがだろうか。



活弁シネマ倶楽部」公式ツイッター:
@katsuben_cinema

映画情報どっとこむ ralph 『お嬢ちゃん』

http://ojo-chan.com/

〈監督・脚本・編集〉
二ノ宮隆太郎
1986年 8月 18 日生まれ。神奈川県出身。2012年、初の長編作品『魅力の人間』が第 34 回 ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞し、海外映画祭でも好評を博す。2017年、監督、主演を務めた長編第二作『枝葉のこと』が第 70 回ロカルノ国際映画祭に日本映画から長編部門に唯一選出される。本作が劇場公開デビュー作となる。2019年9月28日、長編第三作『お嬢ちゃん』が公開予定。2019 フィルメックス新人監督賞グ ランプリを受賞する。長編第四作『逃げきれた夢 仮 』の製作が決定初めて商業映画を監督することになる。映画監督、脚本家、俳優として活動する。

お嬢ちゃん
〈イントロダクション〉
監督はロカルノ国際映画祭ほか世界各国の映画祭で高く評価され、鮮烈な印象を刻みつけた『枝葉のこと』も記憶に新しい二ノ宮隆太郎。前作では自身が主演した自叙伝とも言うべき作品だったが、今作は、自身は出演せず、ある若い女性の生きざまをスクリーンに焼き付けた。主演のみのりを演じるのは、『ハローグッバイ』(2017)、『転がるビー玉』(2019年度内公開予定)等、今まさに映画女優として活躍めざましい萩原みのり。常に苛立ちを隠せず、しかし心の奥底に優しさを秘めた類まれな役どころを見事に演じた。

〈あらすじ〉
みのり、21歳。海辺の町、鎌倉でお婆ちゃんと二人で暮らしている。観光客が立ち寄る小さな甘味処でアルバイトをしている彼女は、揖斐の生活の中で出会う男たちに絶対に屈しない。大男にも平気で喧嘩を売り、持論を投げつける。誰にも媚びない、甘えない、みのり。そんな彼女だが、ある日親友の理恵子と未来を想像した時、現実と向き合っていなかった自分に気付いてしまう。

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監督・脚本:二ノ宮隆太郎
撮影監督: 四宮秀俊
サウンドデザイン:根本飛鳥
助監督:平波亘
ラインプロデューサー:鈴木徳至 ヘアメイク:河本花葉
スタイリスト:阪上秀平
撮影・照明助手:米倉伸・大西恵太 監督助手:梅田さかえ 制作助手:岡崎雅 制作応援:内堀太郎 スチール:伊藤奨
アソシエイトプロデューサー:黒川和則 児玉健太郎 里吉純
プロデューサー:市橋浩治
出演:萩原みのり、土手理恵子、岬ミレホ、結城さなえ、廣瀬祐樹、伊藤慶徳、寺林弘達、桜まゆみ、植田萌、柴山美保、高岡晃太郎、遠藤隆太大、津尋葵、はぎの一、三好悠生、大石将弘、小竹原晋、鶴田翔、永井ちひろ、高石舞 島津志
織、秋田ようこ、中澤梓佐、カナメ、佐藤一輝、中山求一郎、松木大輔、水沢有礼、髙橋雄祐、大河内健太郎
製作・配給:ENBUゼミナール 宣伝:岩井秀世
cENBUゼミナール
2018 年/130 分/スタンダード/カラー/モノラル
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