山形国際ドキュメンタリー映画祭2019

映画情報どっとこむ ralph 前回のリリースに続き、「山形国際ドキュメンタリー映画祭2019」の特集プログラムでの上映作品をご案内いたします。

山形国際ドキュメンタリー
オセアニアと呼ばれる広大な海洋地域。これまで日本と米国によって声を奪われ忘れられ辺境に追いやられてきた土地と人々、その交流を描いた作品群を特集する「AM/NESIA (アムネシア):オセアニアの忘れられた「群島」」。

世界中で多くの人を魅了し続けるイラン映画。その魅力の根源を、イラン・イスラーム革命を挟んだ60年代〜80年代の劇映画、ドキュメンタリー映画、実験映画から長短編合わせて15本上映し探求する「リアリティとリアリズム:イラン60s-80s」。YIDFF2015で好評を博した企画の第2弾、映画についてのドキュメンタリー作品を特集する「Double Shadows/二重の影2-映画と人生の交差する場所」では、海外の映画祭でも注目される作家や作品を多く紹介すると同時に、映画に人生を捧げ、亡くなったジョナス・メカス、アンジェラ・リッチ・ルッキにオマージュを捧げる。日本にドキュメンタリーという言葉が伝わった当時の作り手たちのトピックであった「現実の創造的劇化」とは、一体何を目指していたのか?という視点から、1940年前後の日本作品を中心にその映像表現を探る「「現実の創造的劇化」:戦後期日本ドキュメンタリー再考」など、多彩なプログラムが並ぶ。ゲストによるトーク・質疑応答も開催予定しています。
山形国際ドキュメンタリー映画祭2019

映画情報どっとこむ ralph 【各プログラム上映作品】

◆「AM/NESIA:オセアニアの忘れられた「群島」」

<CROSSINGS>
『海の生命線 我が南洋群島』 日本/1933/72分 ※協力:国立映画アーカイブ
『潮の狭間に』 監督:フォックス雅彦/日本、アメリカ/2018/87分
『トーキョー・フラ』 監督:リゼット・マリー・フラナリー/アメリカ/2019/69分

<LANDS>
『核の暴虐:機密プロジェクト4.1 の島々』 監督:アダム・ジョナス・ホロヴィッツ マーシャル諸島、アメリカ/2011/87分
『浄める(仮)』 監督・詩:キャシー・ジェトニル=キジナー/マーシャル諸島、アメリカ/2018/6分
『立ち上がれ:島から島へ(仮)』 監督・詩:キャシー・ジェトニル=キジナー/マーシャル諸島、グリーンランド、アメリカ/2018/7分
『Dear Matafele Peinam』 監督・詩:キャシー・ジェトニル=キジナー/マーシャル諸島、アメリカ/2014/3分
『Islands Dropped From A Basket』 監督・詩:キャシー・ジェトニル=キジナー/マーシャル諸島、アメリカ/2017/5分
『アノテの箱舟』 監督:マチュー・リッツ/カナダ、キリバス/2018/77分

<BODIES>
『戦場の女たち 英語版』 監督:関口典子/オーストラリア、パプア・ニューギニア、日本/1990/54分
『島の兵隊』 監督:ネイサン・フィッチ/アメリカ、ミクロネシア連邦/2017/85分
『遠く離れて』 監督:シアラ・レイシー/アメリカ/2017/82分
『クム・ヒナ』 監督:ディーン・ハマー、ジョー・ウィルソン/アメリカ/2014/77分

<短編集1>
『ナナの言葉』 監督:レオナード・”レニ”・レオン/マーシャル諸島/2012/7分
『プレイズ・ソング・フォー・オセアニア(仮)』 詩:クレイグ・サントス・ペレス/アメリカ/2017/5分
『マゼランはここの住人ではない』 監督:マリキータ・デイビス/アメリカ/2017/21分

<短編集2>
『FĀGOGO』 アーティスト:パティ・ソロモナ・ティレル ニュージーランド/2016/9分
『装置(仮)』 アーティスト:タヌ・ガゴ ニュージーランド/2018/19分
『タマトア』 アーティスト:タヌ・ガゴ ニュージーランド/2017/8分
『レディ・エヴァ』 監督:ディーン・ハマー、ジョー・ウィルソン/トンガ、アメリカ/2017/11分

※『浄める(仮)』パフォーマンス&トークあり、『トーキョー・フラ』、<短編集2> 質疑応答あり※ゲスト:キャシー・ジェトニル=キジナー(詩人、アーティスト)
リゼット・マリー・フラナリー(映画監督)

◆「リアリティとリアリズム:イラン60s-80s」
 
『あの家は黒い』監督:フルーク・ファルロークザード 1962/21分『女性刑務所』監督:カムラン・シーデル 1965/11分   *質疑応答あり『女性区域』監督:カムラン・シーデル 1966/18分   *質疑応答あり『テヘランはイランの首都である』監督:カムラン・シーデル 1966/19分  *質疑応答あり『雨が降った夜』監督:カムラン・シーデル 1967/36分 *質疑応答あり『髭のおじさん』監督:バハラム・ベイザイ 1969/28分『放つ』監督:ナセル・タグワイ 1971/24分『白と黒』監督:ソフラブ・シャヒド・サレス 1972/4分『ありふれた出来事』監督:ソフラブ・シャヒド・サレス 1973/80分『静かな生活』監督:ソフラブ・シャヒド・サレス 1975/94分『ホセイン・ヤワリ』監督:ホスロ・シナイ 1973/17分『第1のケース…第2のケース』監督:アッバス・キアロスタミ 1979/53分『借家』監督:エブラヒム・モフタリ 1982/42分『バシュー、小さな旅人』監督:バハラム・ベイザイ 1985/120分『水、風、砂』監督:アミール・ナデリ 1989/70分 *質疑応答あり※ゲスト:アミール・ナデリ(映画監督)

◆「Double Shadows/二重の影2-映画と生の交差する場所」
  (協力:アンスティチュ・フランセ東京)
『ショウマン』(予定) 監督:アルバート&デヴィッド・メイズルス/1963
『マーロン・ブランドに会う』(予定)監督:アルバート&デヴィッド・メイズルス/1966
『富士山への道すがら、わたしが見たものは…』監督:ジョナス・メカス/1997
『メカスの難民日記』監督:ダグラス・ゴードン/2016
『ある夏のリメイク』監督:セヴリーヌ・アンジョルラス、マガリ・ブラガール/2016 ※質疑応答あり
『ある夏の記録』監督:エドガール・モラン&ジャン・ルーシュ/1961
『あの店長』監督:ナワポン・タムロンラタナリット/2014 ※字幕協力:大阪アジアン映画祭
『チャック・ノリス vs 共産主義』監督:イリンカ・カルガレアヌ/2015
『さらばわが愛、北朝鮮』監督:キム・ソヨン/2019 ※質疑応答あり
『アンジェラの日記 ― 我ら二人の映画作家』監督:イェルヴァン・ジャニキアン、アンジェラ・リッチ・ルッキ/2018
『パウロ・ブランコに会いたい』監督:ボリス・ニコ/2018
『声なき炎』監督:フェデリコ・アテオルトゥア・アルテアガ/2019
『Talking about Trees(木々について語ること)』監督:スハイブ・ガメルバリ/2019*ベルリン国際映画祭2019最優秀ドキュメンタリー作品賞、日本公開予定
『革命の花 ― ヴェトナム・ローズの日記』監督:ジョン・トレス/2017
『イサドラの子どもたち』監督:ダミアン・マニヴェル/2019 ※質疑応答あり*ロカルノ国際映画祭2019監督賞
  ※ゲスト:キム・ソヨン、ダミアン・マニヴェル、セヴリーヌ・アンジョルラス、マガリ・ブラガール

※また、映画祭オープニング作品に選ばれたジョナス・メカスが、「写真と映画のあいだ」に位置する作品として
制作した「フローズン・フィルム・フレームズ」(映画のフィルムから選んだコマを印画紙に焼き付けた作品)
の展示を行い、参加者がじっさいに制作するワークショップを行います。
企画:YIDFF2019、ヴュッター公園、展示監修:ヴュッター公園 ワークショップ講師:田村尚子(写真家)
協力:メカス日本日記の会

◆「「現実の創造的劇化」:戦後期日本ドキュメンタリー再考」 
 (共催:国立映画アーカイブ/特別協賛:木下グループ)

〈労働を綴る〉
『流網船』(1929/無声/48分/16mm/監督:ジョン・グリアスン)
※バイオリン奏者・鈴木崇さんの生伴奏あり
『和具の海女』(1940/25分/16mm/演出:上野耕三)
『炭焼く人々』(1940/19分/35mm/構成:渥美輝男)*国立映画アーカイブ所蔵(原版提供:神戸映画資料館)

〈土地と鉄路〉 ※アナスタシア・フィオードロワさんによるゲストトークあり
『トゥルクシブ』(1929/無声/74分/35mm/監督:ヴィクトル・トゥーリン)*国立映画アーカイブ所蔵
※バイオリン奏者・鈴木崇さんの生伴奏あり
『白茂線』(1941/21分/35mm/演出:森井輝雄)※不完全版 *国立映画アーカイブ所蔵

〈現場の呼吸〉 ※マーク・ノーネスさんによるゲストトークあり
『造船所』(1935/24分/35mm/監督:ポール・ローサ)
『機関車C57』(1940/44分/16mm/監督:今泉善珠) *京都文化博物館所蔵
『知られざる人々』(1940/デジタル/12分/監督:浅野辰雄)*国立映画アーカイブ原版提供

〈言葉・響き・リズム〉
『石炭の顔』(1935/11分/16mm/監督:アルベルト・カヴァルカンティ)
『夜行郵便』(1936/24分/16mm/監督:バジル・ライト、ハリー・ワット)
『石の村』(1940/10分/デジタル/監督:京極高映)
『信濃風土記より 小林一茶』(1941/27分/16mm/演出:亀井文夫)
『土に生きる』(1941/9分/16mm/演出・撮影:三木茂)※不完全版 *国立映画アーカイブ所蔵

〈生活を撮る〉 ※国立映画アーカイブ主任研究員・岡田秀則さんによるゲストトークあり
『住宅問題』(1935/15分/35mm/監督:アーサー・エルトン、エドガー・アンスティ)
『医者のゐない村』(1940/13分/35mm/監督:伊東寿恵男)*国立映画アーカイブ所蔵
『農村住宅改善』(1941/20分/16mm/監督:野田真吉)※戦後公開版 *国立映画アーカイブ所蔵
『或る保姆の記録』(1941/37分/16mm/監督:水木荘也)※戦後公開版 *国立映画アーカイブ所蔵

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