映画情報どっとこむ ralph 映画『ザ・バニシング -消失-』が、4月12日(金)よりシネマート新宿他全国順次公開となります。

ある日突然消えた恋人サスキアを捜して、執念と亡霊に取り憑かれたかのように次第に精神を追い詰められていく男・レックスと、自分の異常性と正常性を立証したいという欲求から、歪んだ“ある実験”に手を染める男・レイモン。

過剰な演出を排除し、ただ静かに迫りくる異様な恐怖の正体に観る者は恐ろしくも魅了されてしまいます。

この度各界の著名人から多数のコメントが到着しました。

相沢梨紗(でんぱ組.inc)
こんな怖い映画があって良いのでしょうか?犯人の思い描く「最大の悪」を駆使したレックスへの執拗な攻撃に、「もうやめてあげて…!」と思いながらも「結末を知りたい」という好奇心に抗えなかった。結果、全身に鳥肌を立て震えました。

高橋諭治(映画ライター)
『情事』『バニー・レークは行方不明』とともに、筆者が認定する“世界三大失踪映画”の1本がこれだ。この伝説的なミステリー・スリラーは、ごく平凡な日常の中で人間が忽然と消える現象の不条理性と、そのあまりにも異様な真実をぞっとするほど冷徹に映し出す。映画史上まれに見る最悪の展開と、完璧なまでに美しい調和が同時に訪れるエンディングは、永遠に脳裏から離れない。

竹中直人(俳優/映画監督)
まさかこんなにも恐ろしい映画が日本で劇場公開されるなんて!映画が始まるやいなや耳に入り込んでくる物悲しくも闇の中へいざなう音楽…やがて息がつまる世界へと引きずり込まれてゆく。そして終映後、いくつもの残像が目に焼き付いたまま席を立つ事が出来なかった。愛する女性の名を叫ぶ男。その声がいつまでもいつまでも耳に響き続ける…「サスキアー!」「サスキアー!」是非この機会にスクリーンで目撃して頂きたい映画だ。

深町秋生(ミステリ作家)
真相に迫ることこそ正義。探偵や刑事や記者はそれを信念に事件を追う。私もそれを信じて物語をつむいでいる。たとえ、むごたらしい地獄のような結末だったとしても、真相にさえたどりつければ、それなりの救いは得られる。なにも知らないよりは遥かにマシだ。だが、本作はそんな捜す者の価値観を無慈悲に踏みにじる。真の地獄とはこういうことだといわんばかりに。覚悟を決めて見るべき暗黒の映画だ。

松江哲明(ドキュメンタリー監督)
妻を捜す夫は私であり、犯人も私だ。つまり、あの犯罪は好奇心を持つ人ならば共感せざるを得ないのではないか。実際、私はDVDで観て以来、ずっと惹かれてしまっている。観客を共犯者にしてしまう映画が、独りではなく不特定多数が集まる劇場のスクリーンで上映されることは本来あるべきことであるが、作品の力がより深まることは間違いない。あの、共有されてはいけない(が、絶対に否定できない)感情が誰かの心にも突き刺さると思うと……恐い。

ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティ)
かの有名な絶望的エンディングの破壊力はもちろん、誰にも大なり小なり覚えがあるだろう「何げない選択が招いた取り返しのつかない喪失と悔恨」を描いているからこそ、この映画はここまで忘れ難いのだと思う。祝・日本初劇場公開!

映画情報どっとこむ ralph ザ・バニシング -消失-

は、4月12日よりシネマート新宿他全国順次公開となります。





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監督:ジョルジュ・シュルイツァー『マイセン幻影』『ダーク・ブラッド』 
製作:ジョルジュ・シュルイツァー、アンヌ・ロルドン
原作:ティム・クラッベ 
脚本:ティム・クラッベ、ジョルジュ・シュルイツァー  
撮影:トニ・クーン
音楽:ヘンニ・ヴリエンテン
出演:ベルナール・ピエール・ドナデュー、ジーン・ベルヴォーツ、ヨハンナ・テア・ステーゲ、グウェン・エックハウス
1988年/オランダ=フランス合作/106分/カラー/ヨーロピアンビスタ
原題:SPOORLOOS
提供:キングレコード
配給・宣伝:アンプラグド
© 1988, Argos Film, Golden Egg, Ingrid Productions, MGS Film, Movie Visions. Studiocanal All rights reserved. 
   

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