映画情報どっとこむ ralph サスペンス映画『ジュリアン』が、1月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開いたします。
繊細な人間ドラマでありながら、張り詰めた緊張感が観る者を襲う傑作サスペンスとして注目されている本作は、夫によるDVが原因で離婚したミリアムと息子ジュリアンを執拗に追いかける元夫アントワーヌの様に「ホラー映画よりも怖い!」といった感想が多く聞かれている注目作です。

そこで、主人公の少年と似た境遇を少女時代に経験したという少年院上がりの異色アイドル・戦慄かなのさんと映画ライター新谷里映さんが登壇して特別試写会が行われました!

映画『ジュリアン』特別試写会
日時:1月17日(木)
会場:中野ZERO小ホール
登壇:戦慄かなの(アイドル)、新谷里映(映画ライター)

映画情報どっとこむ ralph 上映後のトークということで、観客は映画の衝撃余韻の中ふたりを迎い入れる形に。

新谷さん:映画は段々時間が経つにつれて記憶が薄れていくものだけど、この映画はずっと残ってしまう。それだけ強いメッセージ性を感じました。

と本作について話すと、子ども時代に親からの虐待を経験したという戦慄さんは

戦慄さん:子供にとって虐待は抗えない天災のようなもの。当時を思い出し本当に息ができないような状態になるほど衝撃的でした。

とコメントしました。
また、戦慄さんは映画の冒頭にある20分間の離婚調停シーンについて触れ、

戦慄さん:調べたらフランスの実際の調停と同じ時間なんだそうです。

と述べ、

戦慄さん:あの場面では誰の本性も理解できずザワザワした。20分で本当の事なんて分からないということを監督は伝えたいのだと思った。

と自身の解釈を話すと、客席の方々は「なるほど」と感心しているように頷いていました。

また、主人公ジュリアンのセリフが少ないことについて

新谷さん:当事者は声を上げたくても上げられない現実を伝えたいのだと思いますね。

と話すと、

戦慄さん:子供はなかなかSOSを発信できない。周りが気づいてあげないと!

と話しました。自分と同じように児童虐待を受けた子供たちを助けるためNPO団体「bae(ベイ)」を立ち上げている戦慄さんは

戦慄さん:隣人が出てきたことでずっと一貫してこの映画を目撃者目線で観ていたことに気づきました。

とラストシーンについても自身の感想を話し、

戦慄さん:DVは貧困とか関係ない。自分が加害者と気づいていないケースも多いし、連鎖するから無くならない。この映画がDV問題を見直すきっかけになったらすばらしいと思う。


としっかり映画のPRをしてイベントは終了しました。

映画情報どっとこむ ralph 戦慄さんも大絶賛する本作は、《第74回ヴェネチア国際映画祭》にて最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞し、本国フランスで40万人動員のロングランヒットを記録。

アメリカの映画批評サイトRotten Tomatoesでは94点の高評価を得ている注目作です。

映画『ジュリアン
原題:Jusqu’a la garde

1/25(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

公式HP:
Julien-movie.com

【ストーリー】
両親が離婚したため、母ミリアム、姉と暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。
離婚調整の取り決めで親権は共同となり、彼は隔週の週末ごとに別れた父アントワーヌと過ごさねばならなくなった。母ミリアムはかたくなに父アントワーヌに会おうとせず、電話番号さえも教えない。アントワーヌは共同親権を盾にジュリアンを通じて母の連絡先を突き止めようとする。ジュリアンは母を守るために必死で父に嘘をつき続けるが、それゆえに父アントワーヌの不満は徐々に溜まっていく。家族の関係に緊張が走る中、想像を超える衝撃の展開が待っていた。

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監督・脚本:グザヴィエ・ルグラン
製作:アレクサンドル・ガヴラス 
撮影:ナタリー・デュラン
出演:レア・ドリュッケール ドゥニ・メノーシェ トーマス・ジオリア マティルド・オネヴ
2017年/フランス/93分/カラー/5.1ch/2.39:1/日本語字幕:小路真由子 
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
配給:アンプラグド
© 2016 – KG Productions – France 3 Cinéma

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