池上彰氏 トム・クランシーを熱く語る


映画『エージェント:ライアン』公開に先立ち、本日2月14日(水)に公開直前スペシャルイベントが行われました。ジャック・ライアンシリーズ第一作『レッドオクトーバーを追え』『エージェント:ライアン』の観賞を前に、今回初めて字幕監修をした池上彰さんとインテリ系美女優木まおみさんがトークショーを行いました。

公開直前スペシャルイベン概要
ファンが選ぶ<Best of ジャック・ライアン>作品上映会
日時: 2月12日(水)
場所: TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
登壇ゲスト:
池上彰 優木まおみ

先ずは、フォトセッション。
池上彰_優木まおみ『エージェント:ライアン』
優木まおみ『エージェント:ライアン』業界きってのインテリジェンスなお二人の登壇。優木さんは8ヶ月の妊婦さんです。

優木さん:今日は試写室でお先に観させていただきました。途中激しいシーンもあるので、ドンドコドンドコ動いてましたね。聞こえてるんだともいます。自分もスパイ気分になって動いていたのかもしれないですね。映画大好きかもしれないです。

池上さん:大学の教え子が映画観ていたら次の映画の予告編に出ていて、ビックリしたと。先生そんなことまでやってるんですか?って言われました。そもそも、ジャック・ライアンシリーズが大好きなもので、字幕監修いかがですか?っていわれて受けたんですけど、簡単じゃなかったです。

MC:池上さんが観た「エージェント:ライアン」はいかがでしたか?
池上さん:トムクランシーって言うのは今アメリカが抱えている“脅威”をいち早く取り上げて近未来になりが起こりうるのかを提示しています。ですので、911以降経済テロを恐れているんだなとわかる作品だともいます。

MC:楽しみ方は
池上彰池上さん:CIAのリクルートは色々あるのですが、彼は分析官としてリクルートされるんですが、やがて工作員になっていく。。なぜ彼がそのようなことが出来るのか。最初にわかります。そして色々なところで複線がはられています。何気なく観ていると見過ごしますが注目ということで。

優木さん:エピソード0的な感じですよね。諜報員になっていく。経済テロがベースになっているので、観る前にはちょっと難しいんじゃないかなと思ったのですが、さすが池上さんが監修しているだけあって、女性が見てもわかりやすく迫力もある。あっという間の時間でした。
そして、キーラ・ナイトレイが演じているフィアンセ目線で観てしまう所もありました。

池上彰_優木まおみ2MC:今回ファン投票でライアンシリーズ一番人気が『レッド・オクトーバーを追え!』でしたが、どう思われますか?
池上さん:トム・クランシーが小説を出した後、FBIに聴取されるんですね。余りにも軍事情報がリアルで、機密漏洩を疑われたんです。ただ彼は公開情報を集めて、一つの物語にしていく。実は、本当のスパイのやり方なんです。工作員が忍び込んではあまりない。98%は公開情報を分析するんです。そうやってクランシーは『レッド・オクトーバーを追え!』を作ったんです。

その後、優木さんから池上さんに映画に関する質問が用意されフリップで進行。

池上彰_優木まおみ4優木さん:ジャックライアンシリーズの面白さは
池上さん:基本的にアメリカの抱える問題や仮想敵が変わり、近未来に起こりうるのかなと思わせるところです。冷戦からコロンビアの麻薬カルテル。そして、最新刊は米中開戦。かつてソビエトだった仮想的が中国に変わってきていることがわかるんです。
優木さん:池上さんもいろいろ知りすぎているんでスパイと間違われちゃうんじゃないですか!?

優木さん:字幕監修で工夫したところや苦労した点は?
池上さん:私は原作のトム・クランシー、そしてこのシリーズの主人公であるジャック・ライアンが大好きです。だから、今回のお話をいただいた際に、監修だけなら楽だろうと思ってお受けしたんですが、簡単ではなかったですね。ウォール街を舞台にしている映画なので、金融ワードとして”裁定取引”(アービトラージ)という単語が出てくるんですが、そこを分かりやすいセリフに直しました。」

優木さん:ソチ五輪がテロに狙われているという噂は本当ですか?
池上さん:いまオリンピックが行われている地方は、もともとイスラム過激派がいる地域。過去、彼らを弾圧したことに人気が出たのがプーチンさん。世界中のテロリストたちにしてみれば、ここでテロを起こせば自分たちの主張を世界中にアピールできる絶好の機会と思っているのでは。

池上さん:実際にCIAのエージェントは「なりたい!」と希望してなれるものではなく、リクルートして初めて採用される。この映画ではその部分がリアルに描かれています。スパイには会ったことはないが、疑わしい人には会ったことがあります。アメリカ以外の国ではスパイがジャーナリストに装って潜入捜査することもあり、そのような人の前では発言に気を付けています。逆にアメリカではスパイがジャーナリストとして活動するとジャーナリストの命の危険にさらされることがあるのでアメリカでは公に禁止されているようです。

優木さん:「テロって言われると映画の中だけの話でどこか他人事のように感じるけど、池上さんからこうやってお話を聞くととてもリアルなことに感じます。経済テロが起きないようにCIAの皆さんがんばってください」とエールを送り、イベントは終了しました。

ジャック・ライアン:リブート作品として現代を舞台に描かれるライアン捜査官の誕生から活躍を描く

映画『エージェント:ライアン』

が2月14日(金)先行、15日(土)に全国公開されます。

公式サイト:http://www.agentryan.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/AgentRyan.jp

エージェント:ライアン
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『エージェント:ライアン』(原題:JACK RYAN:SHADOW RECRUIT)

世界的ベストセラー作家、【追悼】 トム・クランシー最新作 伝説のCIA捜査官《ジャック・ライアン》新シリーズ、ついに始動!
スパイ経験ゼロのCIAエージェントが、今そこにある次世代テロに挑む、インテリジェンス・スパイアクション!
“ジャック・ライアン”シリーズは時代の先端をゆく世界情勢や国際問題を背景に、強い正義感を持ち天才的な分析力を武器に、立ちはだかる陰謀や様々な敵に挑むジャック・ライアンをリアルに描き、全世界で1億冊以上読まれたベストセラー小説。映画化は1994年公開の『レッド・オクトーバーを追え!』から『パトリオット・ゲーム』『今そこにある危機』『トータル・フィアーズ』と続いた大人気シリーズ。『エージェント:ライアン』は”シリーズ生誕30周年”を迎える記念すべき来年に公開され、経済アナリストからCIAエージェントにリクルートされたスパイ経験ゼロのジャック・ライアンが、ルーキー捜査官として”次世代型テロ”の巨大な謎に挑む。

監督:ケネス・ブラナー
出演:クリス・パイン、ケヴィン・コスナー、キーラ・ナイトレイ、ケネス・ブラ
ナー
公開:2014年2月14日(金)先行公開・15日(土)全国公開

配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
(c)2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
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