國村隼、青木崇高ら登壇!『かぞくいろ─RAILWAYS わたしたちの出発─』第23回釜山国際映画祭 公式上映


映画情報どっとこむ ralph 日本の美しい風景を走る鉄道とともに、迷いながらも成長していく人々の姿を清々しく描き、多くの世代から愛される人気シリーズとなった映画『RAILWAYS』。この度、シリーズ最新作となる『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が有村架純と國村隼のW主演にて、11月30日(金)より全国ロードショーとなります。

そして、この度、10月4日(木)から開催されている第23回釜山国際映画祭の<アジア映画の窓>部門にて本作が正式招待され、前日のレッドカーペットの盛り上がりを受けて270名が詰めかけ、上映後は大きく長い拍手が鳴り止まないなか國村隼さん、青木崇高さん、吉田康弘監督、さらに「RAILWAYS」シリーズを手掛けてきた阿部秀司エグゼクティブプロデューサーが舞台挨拶に登壇。大きな歓声に包まれました。

映画『かぞくいろ─RAILWAYS わたしたちの出発─』
第23回釜山国際映画祭 公式上映概要
日時:10月5日(金)15:40~(現地時間)
登壇:國村隼、青木崇高、田康弘監督、阿部秀司プロデューサー

映画情報どっとこむ ralph 上映前に國村隼、青木崇高、吉田康弘監督、エグゼクティブ・プロデューサーの阿部秀司が、詰めかけた観客270名の前に登壇し上映前挨拶を行いました。

阿部EXP:映画を見に来てくださり、ありがとうございます。私個人の意見としてはシリーズ最高傑作で釜山国際映画祭に出品できたことを大変幸せに感じています。

と語り、

青木さん:釜山国際映画祭は本当に好きで僕は(プライベートも併せ)4度ほど来させていただいております!國村さんは今回(コクソンの)悪魔のような役ではなく、とても素敵な役で出ていらっしゃるので映画を楽しんでください!

とコメント。引き合いに出された國村さんは

國村さん:この釜山国際映画祭に戻ってこれて本当に嬉しいてす。一般のお客様にご覧いただくのは今回が初めてで、それをこの映画祭のお客様に、目の肥えた韓国の方たちに届けられて本当に嬉しいことです。

と喜びを噛み締めた。

吉田監督:初めて観客の前で公開するのでとても緊張しています。映画を見ながら九州の、ある街にこういう家族がいるのかなと思いを馳せていただけたら嬉しいです。

と日本の地方と家族の在り方を感じてほしいと語った。

映画情報どっとこむ ralph 上映後、エンドロールが終わると会場からは大きな拍手が巻き起こり、その温かい雰囲気に迎えられ、4名が再登壇。

観客からの質問に答える「Q&A」を実施。


最初に吉田監督へ本作に参加したきっかけを聞かれ、

吉田監督:オファーをいただいて、前作、前々作に負けない作品にしたい、今作は違いを生み出すために女性運転士と義理の父のバディムービーにしたい想いから制作をしました。

と思いのたけを語ってくれました。さらに自分たちの力で復旧した鉄道会社についての質問には第三セクターのことに触れつつ

吉田監督:新しい家族を作る本作と新しく生まれ変わろうとする肥薩おれんじ鉄道がシンクロする姿を描ければ。

と映画と鉄道会社への想いを語りました。


國村さんへの質問は「哭声/コクソン」とは違う温かい節夫の姿が印象的と語る観客から、「この作品へ参加するきっかけは?」という質問に対して、

國村さん:本作は人間関係の中の一番小さい部分である、家族という、人と人との関わり方に焦点を置き、それぞれちょっと不器用で、あまり上手にできない人間たちが出てきます。特に本作の中心である世代の違う3人(晶、節夫、駿也)が家族というものを新しく自分たちの意思で作り上げる、そんな作品です。

と本作へのきっかけを熱く語った。

そして青木さんへは、10年前の映画を鑑賞した観客から、「今作も新しい青木さんの姿が印象的で、本作の記憶の中でしか出てこない人物を演じての感想」を聞かれ、

青木さん:本作では撮影日数が1週間もなかった中で、全編を通して、重要な役柄として出演するキャラクターとどう向き合うのかを最初に考えました。

と難しい役どころへの想いを語り、

青木さん:脚本を読んだ際、(本編のシーンで駿也(歸山竜成)が父親を想い、泣くシーンに対して)なんとか父親として、駿也がリアルな感情からアプローチできるよう、彼と一緒に過ごし、撮影外でも親子の時間を作ることに専念しました。

と演じた際に気を付けた部分をコメントし、

青木さん:(駿也が泣くシーン当日に)吉田監督へボイスメッセージを送り、父親としての言葉と役者としての言葉2パターンを送って元気づけました。

と本当の親子のように温かく語っていた。


そしてエグゼクティブ・プロデューサーの阿部さんへは、今作を制作するにあたってのきっかけを聞かれ、

阿部EXP:この映画は鉄道をテーマとして3作目になりますが、地方も含め沢山の鉄道がある中で、特に地方は活気がない現実があります。(自身も)もともと鉄道が大好きで、自分の得意を生かしたい思いもあり、だからこそなんとか地方を盛り上げる、フォーカスする作品を制作したかったのです。

と制作への熱い想いを語った。さらに

阿部EXP:今回は新しい家族を作るという話で、吉田監督とオリジナル脚本で女性運転士の物語という今までとは違うテーマを据えコミュニケションの最たる映画が完成したと思います。

と本作への自信を伝える瞬間も。


その女性運転士であり、若い母親である有村さんを起用した理由に対して、

阿部EXP:新しい作品を作るにあたってテーマを変えて女性運転士をキーワードにした際、監督と二年前ほどに話して、有村さんが適任だと率直に想いました。

吉田監督:あまり過去の説明をしない映画にしたかったので、セリフ以外の表情でもすべてを繊細に表現できる有村さんだからこそ決めました。

とキャスティングの裏話を語りました。

そして最後の質問。「國村さんご自身と本作の節夫との違い」を聞かれ、

國村さん:自分自身は孫がいない、ただ自分が孫に対してのイメージではなく、物語の中で節夫がどういう祖父なのかを脚本を読みながら表現した結果、完成した映画の節夫になっています。

と演じた際の自身の気持ちを語り、再び大きな拍手の中、イベントは締めくくられた。

映画情報どっとこむ ralph 國村隼・審査員会見の様子


午前中にはアジアの精鋭新人監督のコンペ部門である「New Currents」部門の審査員会見へ審査員として選ばれた國村隼が登壇、大勢のマスコミが集まる中、KIM Hong-Joon(監督/韓国)、Labina MITEVSKA(俳優・プロデューサー/マケドニア)、Nashen MOODLEY(シドニー映画祭ディレクター/南アフリカ共和国)、SHIN Nansun(プロデューサー/香港)と共に質疑応答に答えた。

最初の挨拶として

國村さん:昨年は出演者としてきましたが、今回は審査員の一人ということで、審査をするのは本当に初めてなので、プレッシャーを感じています。

と緊張の面持ちで挨拶をした。会見は続き、韓国や日本で認知がさらに広がるきっかけとなった「哭声/コクソン」に出演した後で個人的に感じることは?との問いに、


國村さん:映画というのは、映画作品そのものが世界中を一人歩きするものだというふうにいつも思っています。特に、今回初めて「哭声/コクソン」のような韓国の作品に参加させていただいたことで公開前と後では、自分自身の俳優としての状況が変わりました。ひとつ大きなことは、(韓国も含め)これだけたくさんの人が映画を観ることを楽しんでいて、かつ映画の良し悪しをみんなそれぞれが思いをもって判断しているということを実感しました。

と昨年出た作品も含めて熱い想いを語りました。

また俳優として審査をするうえで、どういった映画の見方をしますか?という問いには

國村さん:映画を観るときは観客の目線にたとうと努力してみるのですが、実際にはこの作品の全体や脚本をみたときに(自分が俳優として)どう感じるであろうか、作品に参加することが前提のイメージで観てしまいます。観方がどうしても「脚本もう少しここをこうしたらいいのにな」や「映像はすごくいいけれど、もう少し全体の構成として間合いやタイミングを短く使ったほうがいいな」等、監督とまた別の目線だと思いますが、自分が作品の撮影現場に参加しているイメージで(今回も)作品を観るかと思います。

と長年俳優として活躍している國村だからこその視点で質問に答え、たくさんのフラッシュの中、会見は終了した。

映画情報どっとこむ ralph 映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』

11月30日(金)より、全国ロードショー

公式HP:http://www.railwaysmovie.jp/


わたしたちにしか描けない、 家族のカタチ。

晶(有村架純)は、夫・修平(青木崇高)とその連れ子・駿也(歸山竜成)と東京で幸せに暮らしていたが、修平の突然の死で生活は一変。残された駿也と共に夫の故郷・鹿児島へ向かい、まだ会ったことのない義父の節夫(國村隼)を訪ねる。節夫は、運転士の仕事一筋で家族を顧みずに生きてきたが、突然やってきた晶たちを戸惑いつつも受け入れ、母としてまっすぐに生きようとする晶の姿に次第に心を動かされていく。そして晶は、亡き修平の子供の頃の夢でもあり、電車好きな駿也のため、鉄道の運転士を目指すことに。温かい人々との出会いや絆が、晶・節夫・駿也の3人を“かぞくいろ”に染めていく―。

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有村架純 國村 隼
桜庭ななみ 歸山⻯成/木下ほうか 筒井真理子/板尾創路 ⻘木崇高

エグゼクティブ・プロデューサー:阿部秀司 監督・脚本:田康弘 音楽:富貴晴美 プロデューサー:石田和義/秋吉朝子/櫛山 慶/石田聡子 ライン・プロデューサー:渡辺栄二 撮影:柴崎幸三 照明:上田なりゆき 美術:古積弘二 装飾:小林宙央 録音:白取 貢 編集:村上雅樹 サウンドエフェクト:北田雅也 特機:奥田 悟 衣裳:岡田敦之/牧 亜矢美 ヘア・メイク:宮内三千代 スクリプター:赤澤 環 助監督:甲斐聖太郎 制作担当:間口 彰 特別協賛:出水酒造 協賛:鹿児島県阿久根市/映画「かぞくいろ」制作を応援する会 撮影協力:肥薩おれんじ鉄道/九州旅客鉄道 製作:「かぞくいろ」製作委員会 企画:阿部秀司事務所/ROBOT 制作プロダクション:ROBOT 配給:松竹

©2018「かぞくいろ」製作委員会
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