『パリ、ただよう花』で学ぶ恋愛テク指南


現在公開中の映画『パリ、ただよう花』!

クリスマス・イヴ前夜、

“映画『パリ、ただよう花』で学ぶ恋愛テクニック”指南!!

ということで、

湯山玲子(著述家)さん、宮台真司(社会学者、首都大学東京教授)さんによるトークイベントが、渋谷アップリンクで行われました。

131223『パリ、ただよう花』イベント
『パリ、ただよう花』公開記念トークイベント・レポート!

●日時:2013年12月23日(月・祝)
●場所:渋谷アップリンク
●トークゲスト:
 湯山玲子(著述家)さん、宮台真司(社会学者、首都大学東京教授)

湯山氏は「主人公 花が最初に男に抱かれるシーンがあるけれど、あのシーンは女子が使える恋愛テクニックが潜んでいるんです。一見すると男が暴力的に強引に襲っているように見えるけれど、実は主人公の花は、目配せで〝YES″と言っている。あの女優さん、元々そういう女性なのか、監督の演出なのか分からないけど、これは女子が使えるテクニックですよ。皆さんじっくりそのシーンを研究された方が良いと思います」と本作に潜んだ恋愛テクニックを紹介!

一方、
宮台氏は「この映画はオーソドックスな男は、どんな時に恋愛に積極的に乗り出すのかが分かるテキストになっていますよね。目配せもそうだし、例えば普段口数の多い女性が急に黙るというだけでも男にとっては十分なサインですよ。つまり普段とはモードを変えるってことですね。それって男の〝性愛″スイッチを入れる絶好のアピールになります。女性がメタモルフォーゼする瞬間を見せるというのは男に効きますよ」と分析しました。

また昨今の若い世代の恋愛事情についても触れ、
湯山氏は、「昔は、彼氏と横浜にデートに行ったら、その夜はセックスしてもOKっていう暗黙の了解になっていたんですよね。けれど、最近の若い子の話を聞くと、終電逃したら彼氏を漫画喫茶に行って『進撃の巨人』を読んでいるって。それに彼女の家に行っても彼女は「嫌だ」と言ったら簡単に引き下がってしまうって。それじゃダメですよね。この映画に出てくる男もむき出しの暴力性をもっているけど、どこかでそういう男の暴力性みたいなものを女子も受け入れてあげないといけないのかもしれない。難しい問題ですけどね。だって男に言葉で“いまからしていい?”なんて言われても女子だってモード切り替わらないですよね」と語り、

これに対して
宮台氏は、「それって男女両方の問題ですよね。僕は若い人には散歩を薦めるんですよ。さっきの〝性愛″スイッチというのは、いわゆる変性意識状態=トランス状態に入ることを指すと思いますけど、その状態に入るには、助走が必要なわけです。その助走をするためには、訓練が必要で、例えば散歩をすることで、同じものを同じように体験できるというシンクロ状態をつくっていくことができるわけです」と語りました。

そして、再び恋愛テクニックについて触れ、
宮台氏は「花はけっこう男にすぐセックスさせてしまうけど、女の子はすぐに男にセックスさせない方がいいです。そうやって障害を作ったほうが盛り上がります。男に〝性愛″スイッチを入れさせないと男は迫ってこないですから、ここでテクニックが必要ですよね。たとえば今、冬でしょ。女の子がコートを脱ぐ瞬間って男はグッとくるんですよ。日常の中にいろんなシグナルが潜んでいるから、そこをうまく使って演出した方がいいですよ」と指南。

そのシグナルの例として
湯山氏は、「本作の主人公 花の服装に注目して欲しいんですよ。彼女は、コーデュロイのジャケットを着ているんですけど、ジャケットの下は、けっこうなボディコンなんです。これは女子の皆さん使えるテクニックですよ」と女性ならではの本作から得られる恋愛テクニックを指南されました。

「男と女」、互いに意識しながらも、なかなか踏み出せない一歩をどうしたら踏み出せるのか、本作を契機に様々な恋愛ヒントが披露された本イベント。会場は大きな笑いと拍手に包まれました。

『パリ、ただよう花』

2013年12月21日(土)より、渋谷アップリンク、新宿K’s cinemaほか絶賛上映中です!

公式HP http://www.uplink.co.jp/hana/
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『パリ、ただよう花』

パリ、北京、二つの都市で居場所を求めてさまよう女の「愛の問題」を描く、ロウ・イエ版『ラストタンゴ・イン・パリ』

北京からパリにやってきたばかりの若い教師、花(ルビ:ホア)。なじみのない街で彼女は様々な男と体を重ね、自分の狭いアパートと大学の間、かつての恋人たちとフランスで新たに出会った人々の間を漂う。ある日、建設工のマチューという男と出会う。一目で恋に落ちた二人は、激しく肉体を求め合う。お互い、秘密を抱えたまま…。異なる人種や文化、暴力と優しさ、愛とセックスのはざまで揺れ動くある女性の“愛の問題”を描く、本作をもって5年間の中国国内での映画製作の禁止が解かれたロウ・イエ版『ラストタンゴ・イン・パリ』

監督、脚本:ロウ・イエ
脚本:リウ・ジエ
撮影:ユー・リクウァイ
出演:コリーヌ・ヤン、タハール・ラヒム
配給・宣伝:アップリンク(仏・中国/2010年/105分)

【湯山 玲子】
著述家。著作に『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)、『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(ワニブックス)、『ビッチの触り方』(ワニブックス)、上野千鶴子との対談『快楽上等! 3.11以降を生きる』(幻冬舎)、『ベルばら手帖』(マガジンハウス)。月一回のペースで、爆音でクラシックを聴く、「爆クラ」イベントを開催中。 (有)ホウ71取締役。日本大学藝術学部文藝学科 非常勤講師。

【宮台真司】
社会学者。映画批評家。首都大学東京教授。1959年3月3日仙台市生まれ。京都市で育つ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。権力論、国家論、宗教論、性愛論、犯罪論、教育論、外交論、文化論などの分野で単著30冊、共著を含めると100冊の著書がある。著作には『権力の予期理論』(理論書)『14歳からの社会学』(青少年向け)『〈世界〉はそもそもデタラメである』(映画批評)などがある。キーワードは、全体性、ソーシャルデザイン、アーキテクチャ、根源的未規定性、など。
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